高妻山

8月14日夜、山岳部OBのカワダさん来宅。翌15日に戸隠連山の高妻山に行くことにする。二人とも『日本百名山』ハンターではないが、北信の山は以前やはりカワダさんと春に行った火打岳しか知らないし、我が家から結構遠いのでこういう機会にしか登れない。朝、4時に起きることにして寝るが、ここのところ睡眠不足が続いていたのでガッチリ寝ようと睡眠薬を飲んで寝る。

15日。ハッと目覚めると4時半。どうも睡眠薬が効きすぎたようだ。慌てて飛び起きるとカワダさんは既に一人で朝食を摂っていた。5時過ぎにカワダさんの車で出発。140km近く走って7時過ぎに登山口のある戸隠キャンプ場に到着。もの凄い数のテントやキャンピングカーにびっくり。原発事故のせいか、今年は海より山らしい。登山者用駐車場をえらく遠い所に指定されたりで時間を喰い、登山口発8時と予定より1時間遅れて大洞沢コースを登り出すが天気は曇りで蒸し暑い。大洞沢を何度か徒渉して鎖場を超えて尾根に上がるがもう汗びっしょり。五地蔵山まで登ってやっと高妻山が見える。登山口からの標高差は1200m弱の山だが、五地蔵からはきついアップダウンの繰り返しでなかなか標高を稼げないし、稜線でも風が吹かずにとにかく暑い。いい加減イヤになった頃、バテバテになってほぼコースタイムで頂上到着。


頂上直下にてコーヒーを淹れて昼食。13時半、下り出すが、膝はガクガク、足首は固くきつい。下りより登りの方が楽な位。ようやく中間点の五地蔵山に15時到着。ここから登りに使った大洞沢コースと分かれ戸隠のペンションの親爺さんが拓いたという弥勒尾根新道を下る。大洞沢コースと違ってこちらは尾根を一直線に下るが、足下が土でクッションは良い。但しこちらも樹林帯の中の結構急な下り。カワダさんはスタスタ下るが、こちらは足首が痛くてヨチヨチ下る。1ピッチ下った頃から雨が降り出すが樹林帯の中なので濡れないが相変わらず蒸し暑い。下りの早いカワダさんは先行して、登山口近くまで車を取って来てもらうこととして分かれる。2週間前に八ヶ岳の西岳に登っているのでここまで足に来るとは思っていなかった。そう言えば子供達が夏休みになり、ダリ散歩も子供達に任せて家から一歩も出ずに仕事する『土踏まず』の生活が続いていたと反省。漸く尾根を下り切り、戸隠牧場の一角に到着。急に強くなった雨脚に傘をさして、牛の群れに睨まれながら待ち合わせの駐車場に17時少し前に到着。ヤレヤレ真夏の行動時間9時間、それも8時からではきつかった。自販機でペットボトルの冷たいお茶を求めて一気飲みする。帰りは戸隠中社の日帰り温泉で汗を流してから再び信濃町ICまで戻って高速に入るが、諏訪湖の花火大会のせいか岡谷ICから諏訪湖SAまで渋滞していて通過に1時間以上かかる。21時過ぎにやっと帰り着き夕食。この山は真夏ではなく、春先か秋に登る山である。

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