御神渡り(オミワタリ)

昨日は朝方の雪がミゾレから雨となり積もっていた雪をだいぶ融かしたのは良いが、道路上に残った雪がグシャグシャとなり、今朝の冷え込みでカチカチに凍ってしまった。こうなると塩カルで錆び付いた古い車はガタピシと分解しそうな音を出す。

今朝の新聞に諏訪湖の御神渡りが2季連続で現れたと出ていた。この御神渡りというのは諏訪湖で南北方向に湖面の氷がせり上がる自然現象であるが、南岸にある諏訪大社上社から北岸の下諏訪にある下社に神が渡った跡だかの云われがあり、諏訪大社の氏子にとっては農作物の豊凶を占う大切な事柄のようである。ワタクシは氏子ではないが、ま、メデタイことである。温暖化の影響か最近は出現しない年も増えている。新聞には1963年から今年までの御神渡りが出現した年の表が出ていた。86年までは23年間で6回出現しなかったのが、その後87年からは今年までは27年間で19回出現していない。地球温暖化の影響だろうか。ワタクシが富士見に住み着いたのは77年頃であるがその頃は寒かった。毎年1月下旬から2月初旬にはマイナス25℃位まで下がった。隣の土地にテントを張って家を手作りしていたのだが、最初の冬は床もまだ完全に張り終わっておらず、壁も断熱材むき出しであった。余りの寒さに家の中にテントを張って寝袋で過ごしたのだが、小さな冷蔵庫に入りきらないビールは毛布でくるんでいたが割れた。日本酒もシャーベット状になった。それに較べると最近は確かに暖かくなった。最低気温もマイナス20℃にはほとんど下がらない。寒くてマイナス17〜18℃である。その分夏は暑くなったように思う。寒いのも暑いのも苦手である。では西の都や東の都はどうかと言われれば、夏は酸欠になりそうに暑いし、冬も寒すぎる。都の冬はこちらに較べれば確かに温度的には暖かいのだが、あの湿度の高い寒さというのはこちらのように乾燥したピリッとした寒さとは違い、シンシンと冷える感じでどうもイケナイ。困ったことである。

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