西の都へ

21日から2泊で西の都へ行って来た。今回は昨年4月に亡くなられた『ギャラリー田澤』のご主人、田澤さんにお線香を上げることと、ジャズ・スポット『YAMATOYA』さんのドアにステンドを取り付けである。1年3ヶ月ぶりの京都である。『ホテル・フジタ京都』がなくなってしまい、『京都国際ホテル』をnetで取っておいたのだが、ツインのシングル・ユース・朝食付き¥5、500である。おまけに駐車代金も無料。東の都では考えられぬ安さである。夕方、『ギャラリー田澤』に伺う。昨年はワタクシの体長が悪く、お葬式にも偲ぶ会にも伺えず、大変な不義理をしてしまっていたのである。お店の田澤さんの写真を拝ませていただく。田澤さんはワタクシが35才の時に、初めての個展を開いて下さった恩人であり、実を言えば田澤さんとワタクシとは同じ病気を患っていて、お互いに情報交換をしていたのだが・・・。藍染め作家のシオコさんも来て暫く思い出話しを奥様のトシコさんとする。その後お店の斜向かいに出来たスペイン料理屋に3人で行き、御馳走となる。奥様が帰られてからシオコさんと『K6』に場所を移して少し話す。世界を股に掛けて仕事しているシオコさんと話すといつも元気をもらえる。別れた後、後輩のオカダ君と会う予定だったが、急に連絡取れなくなりパンチョのカミサンのミキさんの店『酣』に寄ってから帰る。京都の冬は寒い。こちらに較べれば遙かに気温は高いのだが、纏わり付くような湿度の高い寒さは苦手である。

昨22日は何時も通り05時に目覚める。朝風呂に入ってから07時にホテルのレストランに行き、モリモリ食べてから部屋に帰って読書。11時過ぎに『YAMATOYA』さんに行くもまだいらしていなかったので、熊野神社にてお賽銭を上げてからお守りを購入する。故あってちょっとお守りを頼まれていて・・・取り付けは順調に進む。お店のご主人のクマシロ夫妻も喜んで下さる。午後、クマシロさんと一緒に買い物に出て、イノダ・コーヒー本店にておしゃべり。『YAMATOYA』さんに最初に行ったのは、ちょっと訳ありで京大熊野寮に潜り込んでいた71年頃であったかと思う。その後は30才の頃に何度か行き、ここ10年程は京都に行く度に寄るようになり、クマシロご夫婦ともお話しするようになった。昨年末にご夫婦でわざわざ我が家に来て下さり、新装開店となるお店のドア・ステンドの注文を頂いた。『第三の男』の中に出て来るようなステンドをとのご依頼であったが、ちょっとアレンジした。奥様が「前からあったような感じがする」とおっしゃって下さってホッとする。一度車を置きにホテルに戻り、その後四条河原町の『BOOk OFF』にて10冊ほど買い込んだ後『YAMATOYA』さんに戻る。開店準備にお嬢さんも手伝いにいらしていて、初めてお目に掛かる。ご主人と一緒に隣の上海料理屋さんに行き御馳走となる。
『YAMATOYA』さんは3月1日にちょっと大きくなって再オープンである。
帰りにパンチョのお店『ビクーニャ』に寄ってテキーラを3杯ほど飲むが、奥歯がズキズキと疼く。

今朝は寝る前に多めに飲んだ鎮痛薬のせいか06時起床。朝食後、08時にホテルを出て帰りの途に着く。京都は薄曇りであったが、21日同様彦根〜関ヶ原辺りは激しく雪が降っていた。奥歯の痛みは鎮痛剤が切れると痛く、早く帰りたい一心であったが、伊那あたりで追い越して横に並んだ車が覆面パトカーと分かりそうそう飛ばせない。ところが今度は伊北辺りで前方にパンダのパトカー。正に「前門の虎後門の狼」である。ワタクシの後ろにいる覆面に気付かずに追い抜いて行った車もパンダ・パトには気付きみんなで80kmの安全運転渋滞?。ところがパンダ・パトが岡谷JCTで松本方面に分かれるや諏訪方面に向かう車が一斉にスピード・アップ。凄いダッシュを見せた如何にもヤーさん風の黒ベンツはあっという間にワタクシの後ろにいた狼の餌食に。これには笑ってしまった。ま、中央道は制限速度が80kmであるから免停は免れぬだろう。クワバラクワバラ。
帰ったらコウゲンドウから電話があった由。早速期待して掛けたらやはり「猪の肉」を取りに来いとのこと。アリガトサン。それにしても奥歯が痛い。疲れが出たのだろう。

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