くじ運

2泊して昨日東の都に戻ったムスコから電話。「バイト先の店長の小学生の息子さんが入院しているのだけれど、プレゼントしたいから家にあるPSP(携帯ゲーム機)を送って欲しい」とのこと。このPSP、ムスコが小学6年頃であったか、町の大声コンテストで二等賞品として貰ってきたものである。一等賞は『町のゴルフ場のプレー券』か何かで、二等賞がこの『PSP』だった。それを狙って多くの小中学生が大声コンテストに参加した。この年、何の弾みか直前にあったムスコの誕生日を家族一同すっかり忘れていたのだが、結局自分で誕生日プレゼントを手に入れることとなった。ま、ソフトは遅ればせながらプレゼントしたのだが。
そう言えば先日帰郷する際に持って来たフリューゲル・ホルンもサックスのリードを買いに行った楽器屋のくじ引きで二等賞として貰った物とのこと。この時も一等はトランペットで既に持っていたので二等が当たればと思ったら見事当たったとのことである。どうもムスコはくじ運に強いみたいで『欲しい物は自分で手に入れろ』の我が家の家訓?を守っているエライ奴なのである。

でもって、思い出したがカミサンもかつてはくじ運がよかった。Unknown婚約指輪だか結婚指輪だかを買ったじゃなくて、買わされた?新宿ヒルトン・ホテルで丁度くじ引きをやっていた。一等賞は高さ2mはあると思われる振り子時計で、『ガラガラ ポン』台の後ろに鎮座ましましていた。「ケッ、あんな物当たったら困るよなぁ」と思いながらくじ運の悪いワタクシ、カミサンにガラガラするように頼む。カミサン何回かガラガラやったのだが、突然係りの人達が鉦や太鼓が打ち鳴らす。「まさかあんな時計が・・・」と目の前が真っ暗とはならなかったが、「二等賞〜!おめでとうございまぁ〜す!」と係員大騒ぎ。で、肝心の賞品は商品券3万円だか5万円であった。「やった!」とばかりその足でホテル内の天ぷら屋に入り、お任せでたらふく食べ飲み、商品券で会計してもらったのだが、またくじ引き券を貰った。当然カミサンにもう一度ガラガラやらせたところ、三等だか四等賞の商品券1万円だか2万円だかが当たった。カミサンが神々しく輝いて見えた。正に『あげまん』、エライ人と巡り会ったと有頂天になったのだが、残念ながら結婚してからは鳴かず飛ばずである。

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