オンチ

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昨日は重い腰を上げて2台のタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換。今日は先ず除雪機を倉庫にしまい、ガソリンを抜き、バッテリーを外す。次いで今年一回目の庭の草刈をやる。やれやれやっと冬とオサラバである。庭先のベンチでコーヒーを飲んでいたらウグイスが鳴き出したのだが、コーヒーを噴き出した。初めて鳴いた子供のウグイスなのか、或いは1年ぶりで鳴き方を忘れたのか、鳥の生態は知らぬが、「ほー、ほけきょっ!」とはいかぬのは分かるが、シーズン初めにしても「ほー、ほー、けきょっ、けきょっ」にもならない。「ほー」なんてものではなく「きょっー、きょっー」しか鳴けない。ひょっとして『オンチ!』。口笛で「ほー、ほけきょっ」を何回も吹いて教えてやるが、「きょっー、きょっー」しか鳴けない。「お前なぁ、それじゃ嫁さんは諦めろ」である。

で、思い出したがワタクシは『オンチ』である。それも『正真正銘のオンチ』である。小学校のコーラスでは音楽教師から「君は口だけ合わせていれば良いから」と本当に言われた。中学の時には変声期にも関わらず『コーリューブーゲン』とか何とかいうものをやらされた。採点簿を持った音楽教師(ビートルズなんてものは不良の音楽と言っていた)の前に一人ずつ立たされ、同級生のピアノの上手い女の子(クラスに一人位必ずいるのである)が弾くのを聴いて、「ドミソ」とか「ミファソ」と発声させられるのだが、変声期でもあるし、どだいオタマジャクシやカエルには興味もなかった。「う゛ぁー、う゛あー、う゛ぁー」と吠えてクラスの喝采を浴びた。

だから嫁さんは声楽家をもらった。でもってムスコはジャズに進み、ムスメはカミサンに言わせると『四点ツェー』とかいうとんでもない高音も出せるそうだ。ま、音痴のウグイス君も頑張りたまえ。
ついでに書いておくと、指揮者の、かの故岩○宏行氏は歌うと・・・だったそうである。山口百恵が好きで、コンサートの打ち上げなどで歌ったそうだが、カミサンに言わせると「貴方程度だった」とのことである。いえいえ決して指揮者になればよかったなんぞと不遜な考えを持ったことはありません・・・。

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