高原の夏

3日程前は寒かった。ヨシユキさんの家に寄ったらもう午前10時だというのにストーブをつけていた。先週は外に出たら目眩を起こしそうだったのにである。やっと昨日あたりから高原の夏である。夜は窓を開けては寝られぬ。今は午前11時過ぎである。DSCF5931(変換後)窓に貼り付けた外気温用温度計は21℃。やっと爽やかな高原の夏である。半袖・長ズボンで丁度良い。ダリもこういう朝は機嫌が良いのか、時々スッテンコロリンしながらも森の途中までの散歩も小走りであった。
そう言えば選挙戦も本日が最終日だが、田舎のこと、選挙カーからのあの「お願い・・・」の絶叫も選挙期間中にヤマビコとなって2度聞こえてきただけであった。都ではこの暑さのなか、あの絶叫を聞くだけで余計暑さを感じると友人が電話でぼやいていた。

昨日は2ヶ月に一度の方の内科予約が朝イチであった。ま、カンレキであるから血圧も幾分高く、降圧剤なんぞを処方してもらっている。ついでに血糖値を調べる為に(これもカンレキであるから徐々に上がってきているのだが、まあ運動を続けていれば良い程度とのこと)朝飯ヌキである。毎日5時には起きて5時半には朝食を食べている身には朝飯ヌキというのは何とも頼りないのである。9時過ぎには会計も済ませ、処方箋を院外薬局宛FAXした後、9時からやっている病院のレストランに寄る。ここは八ヶ岳や北アルプスの展望がよく、この時間だとたいてい他の客もおらずに展望を独り占め出来る。このレストランのカツ丼は分厚い豚カツがジュージューと音を立てていておまけに安いのだが、さすがに朝9時過ぎにカツ丼はきつい。朝定食にするかサンドイッチにするか、はたまたピラフか蕎麦かパスタかと、たまの外食に迷ったが、健康の為に来ている病院、玉子丼なんぞを頼む。なかなか旨い。ワタクシが食べ終わってお茶を飲んでいる頃に入って来た腰の曲がったお婆さんは食券を出しながら大きな声で「カツ丼!」と注文なさった。むぅー、まだ9時半過ぎである。さすが長寿県である。病院前の薬局で薬をもらい、BOOK OFFに寄る。作家の先生方には申し訳ないが105円コーナーへ。田舎のBOOK OFF、年中寄るが本棚の変化はあまりない。が、向田邦子、山本一力、奥田英朗、小林信彦、今野敏のまだ読んでいない本を奇跡的に8冊ほど見つけて購入。向田邦子の著作はどれを読んでも上手い。人々が生き生きと昭和を生きている。山本一力や奥田英朗は割と最近嵌った作家だが、どちらも上手い。これで当分楽しめる。

10時半過ぎに帰ったら、不義理をしている海外の友人からメールが届いていた。慌てて国内の友人に助力をお願いして当面の事態解決を図る。両者に申し訳なく反省する。

夜は地元小学校の5・6年生のPTAを集めての学校登山の説明会。装備一式や行動食の見本を持って行って説明会。成長期の子供にわざわざ新品の登山装備を買わないように注意する。

帰って直ぐにムスコから電話。何でも彼のバイト先に店長候補が研修に来るにあたって一人移動せねばならぬが、どうも自分になりそうだとのこと。せっかく職住接近だったのだが、また頭の痛いことである。人の良いムスコであるから、直ぐにOKせぬよう知恵を授ける。

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