病院、そして乗鞍岳

さて、27日のこと。2ヶ月に一度の内科。この2ヶ月間ほぼ毎日40分息が荒くなるスピードで坂道を登って、20分で下ってくるというウォーキングを続けてきたので、4Kg程度体重を落としていたし、BMIや体脂肪率、内臓脂肪もかなり減っていたのでちょっと自信をもって診察室に入る。入るなりドクトル・タニウチに「頑張ったね。凄いね。」と褒められる。「う〜ん、2ヶ月でこんなに数値が下がるとは・・・一体なにをやったの?」とお褒め頂き、「毎日坂道を40分ひたすら急ぎ足で登って」と答えたら「いやぁ、患者の鏡ですなぁ」とのことであった。
やれやれ助かった。これからも続けねばと思いながら9時半に展望レストランへ。さて何にしようかなと食券機の前で暫し悩む。カツ丼は勿論パスしてと・・・ちょっと気を大きくしてエイヤッと玉子丼を注文する。後悔。やはり朝からちょっと重かった・・・

夜、山岳部先輩のカワダさんが最新の山スキー道具と共に来宅。仕事を後輩に任せ、半リタイアした身分であるから、今年になってから30日は山や山スキーに行っていたとのこと。相変わらず日焼けしている。久しぶりに会い、0時近くまで話し込む。明日は5時起床で、6時に出て乗鞍岳に山スキーである。乗鞍は高校生の頃の冬山合宿で何回か行っていたし、09年にもカワダさんと行ったが位ヶ原から上が吹雪で引き返している。

28日、快晴。4時半時目覚め両膝にテーピング、左足首(昔ボルトが入っていた)を強いサポーターで固定。先日の西岳でズルムケした右足首の踵にもテープを巻く。コーヒーとゆで卵、カレーパンの簡単な朝食を摂って6時少し前に乗鞍を目指す。7時半にはリフト乗り場近くの第三駐車場に着く。装備を用意して8時15分のチケット販売開始まで待ち8時半のリフトに乗るが、その上のリフトは8時45分発で少々待ち、またその上のリフトは9時発でまた待つ。3本のリフトを乗り継ぎ『かもしかゲレンデ」の最上部にてスキーにシールを貼る。次々に若い山スキーの人達(最近はバック・カントリー=BCと呼ばれて人気である)、アイゼンやワカン、スノーシューなどの登山者達がリフトで上がってくる。『かもしかゲレンデ』の最上部からはツアー・コースとなり、先ず急登がある。シールで行くより担いだ方が早いとここはザックにスキーを着けてツボ足で登り、その上でジャケットを脱ぎウールのシャツ1枚になりシールで登る。乗鞍の主峰剣が峰が見えて来る。IMG_0080(変換後)二人ともピッチ上がらず。ワタクシは左膝と右足踵が痛む。やっと位ヶ原の急斜面を登り切ると広大な台地に出る。さすがに2500mを超え、風が強くなり、所々ガリガリに凍っている。IMG_0063(変換後)IMG_0072(変換後)2700m位まで登ったが剣が峰を諦める。さすがにアンダーのウールシャツ1枚では寒い。ジャケットを着込んでそれまで薄いグローブのままであったので厚いグローブを嵌め、シールを剥がし、夏のトイレ小屋目指して滑り下りるが、シュカブラやガリガリの氷で滑りにくい。トイレ小屋の前であんパンを食べて休憩。
さていよいよ下山である。考えてみれば昨年も今年も滑っていない。家から15分も走れば町内にスキー場が2つもあるし、町民割引で安く滑れるのだが、どうもいちいち着替えて滑りに行くのが億劫になっている。平日の殆ど誰も滑っていないスキー場に行ってゴンドラで上がって3Kmのコースを2回も滑れば飽きてしまうのである。で、最近はとんとご無沙汰である。

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カワダさん

古くて重い兼用靴(底がビブラムで登山靴とスキー靴の兼用靴)のバックルを締め上げると足が悲鳴を上げるが仕方ない。2人でのんびり下る。どうも思うように回せない。数百メートル滑ってはちょっと休む。穂高を眺めては一服する。

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スキー場まで下りてからは上級者コースなんぞには目もくれずに初心者コースをのんびり滑り3時前には駐車場まで戻って来る。

直ぐ近くの『湯けむり館』にて白濁した温泉に浸かり疲れを癒し、家には5時半には着く。頂上には立てなかったけれど快晴のなか、カワダさんとのんびり楽しむ山となった。

夕食後、カワダさんは明日自宅に来る孫の顔を見たさに8時過ぎには東京へ帰って行った。

 

本日、朝早いバスでカミサンとムスメが3泊で上京。ちょっとのんびり出来そうである。

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