ZEK3ライブ

昨17日、台風18号が近づいているが、今夜は長野市で『ZEK3 CD発売ツアー』ライブがある。ZEK3は清水くるみ(P)/米木康志(B)/本田珠也Dsのレッドゼッペリンの楽曲だけを演奏するトリオであり、ムスコは清水くるみさんに可愛がってもらっていて、12月には一緒にライブをやることになっている。勿論ワタクシも大好きなトリオであるし、くるみさんからは共にミヤザキハヤオ嫌いなワタクシに是非一度ライブを聴いて頂けたらとの丁寧な手紙も頂いていたのである。おまけにカミサンに言わせると今年は銀婚式らしいのである。

ちょっと台風が心配であったがカミサンと楽しみに早々にホテルも取っておいたのである。

天気予報では終日雨となっているので早めに長野に行くことにする。出かける直前にトイレから外を見たらアケビが沢山なっている。台風で落ちてもつまらないし、都会の人にはちょうど良いお土産になるかと収穫し、10時に家を出る。3連休の中日であるが高速は空いているし、雨も降らずに12時少し前には会場近くのJALホテルに着く。14時チェックインであるが、荷物を預かってもらおうとフロントに行ったら「どうぞ」とチェックインしてくれる。荷物を置いてから駅の方へプラプラと昼食に。もう30年前に地元の人に連れて行ってもらった「かた焼きそば」の店を思い出して入る。かた焼きそばは長野県人のソウルフードなのである。店は変わっていなかったが、何だか昔よりは甘口になったようにも思えたが・・・お腹いっぱいになり、雨も降ってこないので今度は腹ごなしに善光寺へ。ワタクシもカミサンもずいぶん昔に行ったことがあるが、仲見世はずいぶんと綺麗になっていた。台風接近中なのに結構な人出である。お賽銭だけあげて早々にホテルに戻り、シャワーを浴びて一休み。
ライブ前に軽く食べておこうとまた駅近くまで出てピザ屋に入り生ビールとピザ。この店は当たりで美味しかったのだが、こちらが飲むと思ったのか出てくるのが遅く、最後は慌てて頬張りホテル近くの会場の『Back Drop』へ18時ちょっと過ぎに着く。くるみさんの指先が見える席に座る。30人程のハコは満員となる。

演奏はもう圧巻。凄い!凄いの一言。お会いするのは初めてのくるみさんは華奢な身体を全身使って、繊細な音から立ち上がっての肘打ちまでの格闘ワザなのであるが、あくまで理性的なのである。珠也さんはもう毎度の壮絶なドシャバシャに米木さんはあくまでクールにと圧倒される。ロックをここまでJAZZとして昇華させる彼等の演奏に圧倒されっ放しであった。

終わって控え室のくるみさんにご挨拶。「まあ、ミヤザキ嫌いのダイスケさんのご両親!」と喜んで下さる。「凄かった。もう圧倒されて!」しか感想も述べられぬ。くるみさんのご主人の渋谷毅さんとムスコさんの話しや、ワタクシのムスコの話しなど。12月のライブは、ムスコの演奏を聴いたライブハウスのオーナーが、くるみさんとムスコが知り合いとも知らずに「是非一緒にやってもらいたい若いのがいる」と、その場から電話してきたとのことで、くるみさんも驚いているとのこと。ヨロシクオネガイシマス!
片付けを手伝っていた信大ジャズ研OBの面々が打ち上げを待っていた様子なので、先に失礼したのだが、くるみさんが外まで見送って下さる。本当に素敵な人である。

「あれだけの演奏をしたら1ヶ月位お休み出来るようになればいいのに!」「ヨーロッパでやったら絶対に凄いことになるのに」と、素晴らしい演奏にカミサンも興奮している。それにしてももっと多くの人に聞いてもらいたいバンドである。

ホテルに戻ってテレビで台風情報を見る。姪っ子のいる和歌山あたりを通過中。夜中に富士見で時間68mm降ったとか、警報が発令中とかの防災メールが何度もなりうるさかった。

本日18日。6時頃に目覚めるが長野では大して降った様子もない。
朝食付きだったので16階のスカイラウンジで外の景色を眺めながらゆっくり朝食。ま、どこのホテルのバイキングもそうそう変わらぬが、その中ではマシな方であった。

我が家の台風の被害がちょっと心配で、隣家のリエさんに電話。雨よりも風が凄かったとのこと。長野市じゃ別に見る処もないが、高速で帰るのも面白くない。下道で、かつて仕事した戸倉上山田のリゾートマンションでも見ながら帰ることにして8時過ぎにホテルを出る。天気は台風一過で良い天気に途中の大型マーケットで買い物したりしながらのんびり走る。リゾートマンションは住人専用の車の出入り口しかないようなので、外から外観を見るだけでスルーして、上田はバイパスで抜けて丸子から白樺湖へ抜け、12時前には帰宅。富士山が綺麗に見えた。木が倒れることもなく被害はゼロであったし、本当に楽しい2日間であった。

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