安物『ハズキ・ルーペ』

何回も書いているが目が疲れる。視力が落ちたということはないのだが、1/10スケールの細かいデザイン画などを描いていられないし、パソコンで調べ物も長時間やっていると焦点がぼやけてしまう。加齢黄斑変性の検査で3ヶ月に1度は検査を受けているが、白内障や緑内障は大丈夫のようである。要するに歳なのかもしれない。
で、現在作っているパネルのデザイン画も型紙作りもガラスカットも所謂『ハズキルーペ』様のメガネ型ルーペを使ってやっているのだが、ワタクシのは安物『ハズキ・ルーペ』である。

2年ほど前か、細かい仕事が見えにくくなったのでTVコマーシャルを見て『ハズキ・ルーペ』を買おうと思ったのであるが、1万円以上もする。『目』を買うのであるから高くはないと思ったのだが、ワタクシの場合はガラス・カットやガラスを削るルーターやガラス用電動糸鋸を使うので、どうしてもメガネにガラスの細かい粉が付く。汚れたら毎回洗えばいいのだろうが、ついついティシューで拭いてしまい、プラスティック製だと直ぐに傷だらけとなってしまう。そんな折、TVや新聞で偽物『ハズキ・ルーペ』が色々と出てきて、それも千円程度からある。で、取り敢えず安いのを注文したら注文した製品が間に合わないとかで、古いバージョンのが送られてきて、その1ヶ月後位に新しいバージョンのが送られてきたので、千数百円で2個もらえることとなったのである。
使った感じは便利!こりゃいい!と仕事に欠かせないアイテムとなったのであるが、一つ疑問に思ったのは『ハズキ・ルーペ』と安物ルーペの値段差の違いである。本家『ハズキ・ルーペ』はもっと良く見えるのか?もっと疲れないのか?という疑問である。最近はヤマダ電機などにも本家が置いてあるので掛けてみるが、見え方や歪みは安物と違うとも思えない。あるとき東の都を歩いていたら『ルーペ屋』があった。様々なルーペや双眼鏡が置いてある中に『ハズキ・ルーペ』がありその隣りには安物『ハズキ・ルーペ』も置いてある。面白いので両方を掛け替えて置いてある新聞なんぞを見ていたら、店員さんが寄って来て「変わらんでしょ!」と言うのである。彼曰く「ナニ、こんな物大して変わりゃせんのです。どうせプラステイックでここまで大きいレンズだから歪みがあって当たり前」とのこと。で、「これこれこういう用途に使うので直ぐに傷だらけになる」と言ったら「そんもん、安いので十分。ハズキはコマーシャル代と一応メガネのツルの丈夫さだけ」とのことで納得したのである。

ところがである。先日ガラス・カッと中にちょっと腕がルーペに当たったら片方のツルが折りたたむ蝶番のあたりで折れてしまったのである。ハハハ、やっぱり安物である。きっと本家TVコマーシャルによると、こういうところが違うのだろうと妙に納得。でもそうなると直したくなるのである。丁度蝶番の処で割れているし、敵は軟質プラスティック。接着面積が少ない上に、治具でも作らねば接着剤が乾くまで固定していられない処である。どうせ作業机の上に放り出してあるのだから折りたためなくても構わないし、人前に出るわけでもない。それより丈夫さよ、と、5分硬化型エポシキ系接着剤をツルを覆うように接着。5分間手に持ったまま硬化するのを待つ。
で、メデタク完成。
使用には全く支障ないのであるが、前から嫌いだった『ハズキ・ルーペ』のコマーシャルがもっと嫌いになっただけである。

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