結局具象的デザインに

ああでもない、こうでもないと散々迷いに迷ってやっと『高級中華料理 伊万里』の窓に入れるデザインが完成する。なんせこの中華料理店の2階席のパーテションにライト風ステンド・グラスが入っているのでどうにもやりにくいのである。またお施主さんからは「伊万里焼のイメージで、華やかに・・・赤・黄・緑・青色が入り・・・雲が流れていて・・・等々」のイメージが語られていて・・・
で、抽象的デザインや具象の絵付け等々考えたのであるが、どうも収まりが悪い。散々悩んだ末に「具象!絵付けはしない!」として梅・桜・牡丹の3種類の花を絵付けせずに出来るだけ細かく表現することにし、かつて荻窪の古本屋で全18巻を2〜3千円で買った「日本の文様」を参考にやっと描きあげたのである。色はPhotshopを使って落とそうとしたのであるが、iMacの調子が悪くこれまた動きが遅いし、一度など突然Photshopがフリーズしたと思ったら数時間かかった絵が急に消えるという「コンチクショウ!」という事態にまで遭遇。

やっと昨日お施主さんにメール添付でデザイン画を送ったら直ぐにOKとなり、ヤレヤレであったのである。

パソコンを買い換えようと思いながら、新しいパソコンには現在の環境を引き継がずに全く新たな環境でと考えていたので、ある程度の時間的余裕が出来た時に必要なファイルを厳選して移行させようと思っていたのだが・・・後手後手になってしまた。年内は『伊万里』の仕事と、次のケーキ屋とその地下のバーに入れるステンドの仕事に追われるので、それが終わるまではこのパソコンと付き合わざるを得ないのだろうか・・・

さて来週は名古屋のガラス屋に行かねばならないか・・・

お盆が過ぎてやっと涼しくなったと思ったら、やはり季節は正直なもので、半袖や半ズボンではじっとデザインを描いたりしていると肌寒くなってきた。もう秋である。

散歩道には『マタタビ』の実がなり、山椒の実も弾けだしている。慌てて山椒の実を採り、洗ってから細かい枝を取り除くが、手が渋で真っ黒になる。ちょっと洗った程度では落ちないし、その指先で目なんぞをいじったらその痛いこと。ザルに入れて乾かすと次々と弾けて黒い種が顔を出す。もう少し乾燥させてから黒い種を取り除き冷凍しておけば美味い麻婆豆腐が出来る!

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