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下見登山

昨日のことから。午前中、窯焚き。午後、ムスコと高校で同級生で芸大の楽理科に進んだオグチリナ嬢が来宅。6日のコンサートでピアノを弾いてくれるとのこと。早速練習が始まるが、オグチ嬢のピアノが素晴らしい。随分と頑張ってJazzを練習した様子。
茅野のリツコさんから電話。「ピンクで困っている様子のブログを読んだけれど、家にローズ・ピンクやラベンダーなどのガラス用エナメルがあるよ」とのこと。「焼いて見ないと発色がわからないけれど少々譲って」とお願いし、直ぐに取りに伺うからと返事。その直後『困った時のニシダさん』から電話。「ピンクと赤を調合して結構いい色合いが出来たので写真をメールに添付して送ったので見て」とのこと。「オッ、随分と欲しいピンクに近づいた」。ピンクを送ってもらうことにする。で、リツコさんの家に早速伺う。シュウジさんもいてコーヒーをいただきながら暫し絵の具談義。
帰ってから明日の小学校教師をガイドしての編笠山下見登山の用意を慌てて済ます。
リナさんも交えての夕食。明るくて可愛らしいお嬢さん。ムスコはさるライブハウスから年内に自分のバンドで出て欲しいと言われているようで、リナさんと「やろう、やろう」と盛り上がっている。

今朝はよく眠れないままに04時起き。左足膝の鈍い痛みがここのところ続いている。鎮痛剤ボルタレンを飲んでおく。教師6名と保護者2名を連れて6時出発。高曇りで樹林帯の中の登りは思ったより涼しい。小学生を連れて登るスピードで登る。途中の休憩場所、キジ撃ち・お花摘みの場所の見当、他パーティーとのすれ違い時の安全確保、落雷時に感電しない座り方等をレクチャーしながらゆっくり登り、10時頃森林限界を超え上部岩塊地帯へ。富士見町から諏訪湖方面が望めるが、上空は雲が掛り南アは見えず。それでも先生達大歓声。小学校の屋根も見える。気持ち良い風に追われて頂上へ。IMG_1731(変換後)八ヶ岳方面は雲の下で見えず。ハイマツの陰で昼食後下山開始。ゆっくり下り14時半に登山口に戻る。本番は小学5・6年生60名程で標高差1200mを登るのだが、下りの岩塊地帯でのガイドの配置やボランティアの配置を少々考えねばならない。
解散後、『鹿の湯』にてストレッチしながら汗を流す。帰りに雲の去った編笠山や西岳が綺麗に見える。IMG_1733(変換後)

帰ってから焼成サンプルを作ろうと思ったが、さすがにバテてやる気になれない。ムスメのパソコンが駄目になり、本日届いた『Mac Book Pro Retina』の設定を行う。早いし綺麗なディスプレーで羨ましい。

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相変わらずピンクが・・・

昨夜は夕食後にこの日3回目の窯のスイッチを切った後、ムスコのコンサートを占っての7ブリッジの賭場が開かれた。本当は2月に図書館が企画してくれたのであるが大雪で中止となり、今回は町のコミュニティー・センターが企画してくれたのである。今のところ台風11号・12号ともに6日には影響はなさそうだが、全くツキのないムスコのことであるから、急にもの凄い速度で近づくとも限らない。
1回戦の一巡目でリーチの上に絵札を揃えるという『奇跡』を起こし、2巡目にはリーチを通してと好調な滑り出し。ムスメに「にぃ〜、きっと台風で中止になるよ!」と言われるものの、終わってみれば最下位。2回戦はいつものパターンで時々リーチを通すも、振り込みやジョーカーに当てられてで、当然のように最下位。まあ、これなら交通事故にも遭わず、台風も来ずに無事コンサートが開かれるであろうという結果に落ち着いた。

で、今朝、昨夜焼いておいた窯を開けてみるが、相変わらずピンクが上手く表現出来ずにいる。どうすりゃいいの!先にやれる作業をしながら朝からテスト・カラーを焼く。620℃に達しスイッチをOFFにしてからこの暑さに発作的に草刈を始める。ここ1ヶ月近く刈っていなかった庭は草ぼーぼーである。3Kgほど痩せる。IMG_1727(変換後)
どうも『窯』はワタクシには合わぬようだ。塗った色がそのまま表現出来ず、焼き付けという高温を通してでなけりゃ発色が確認できぬ表現はワタクシの性に合わない。であるから昔から『陶芸』は全くやろうとは思わなかったのであるが、それはやはり正しい判断であったのである。

こうなれば困った時のニシダさんである。「もしもし、上手くピンクが発色しないのですが・・・」「う〜ん、売っているピンクは凄く色が薄いのでやはり自分で作るしかないのだけれど・・・ちょっと調べてから電話する」とのこと。暫くしてニシダさんから電話。「目の玉が飛び出るような値段ならもう少し濃いピンクのエナメルあるけれど・・・」「おいくら?」「うん万円!」。本当に目の玉が飛び出た。いくら金(Au)を使っていると言ったって覚醒剤じゃあるまいに!
結局ニシダさんが家にあるエナメルを総動員して作ってみてくれることとなる。本当に困ったときのニシダさんである。

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セミの羽化

08時過ぎの鈍行でムスコが帰省。6日に町コミュニティーの主催でコンサートをやるとのことで、アルト・サックスやソプラノ・サックス、フルートなど大荷物である。昨夜はサックス奏者のナカムラマサト氏に呼び出されて飲んでいたので寝ていないとのことだが、帰るなり吹いている。

相変わらず窯を朝夕焚いている。さすがに暑い。

外でムスメが騒いでいる。何かと思ったらセミの羽化である。IMG_1709(変換後)地下生活は3〜17年(アブラゼミは6年)、成虫期間は約1ヶ月らしい。(よく1週間といわれていたのは飼育箱であって、自然界では1ヶ月位とのこと)それにしても3〜17年というのは凄い。意識があるのか、いやDNAのなせる技か知らんが、何年も地中にいて突然地上界に出て行くのであるからゴクロウなことである。「ちょっと地中も暑くなった」「考えるに俺の寿命も後1ヶ月、どうせなら地上界も見ておくか」或いは「もっと美味い物を食いたくなった」、「ヨメが欲しくなった」・・・なに人様だって十月十日、プカプカ漂っていたのが突然素っ裸で放り出されれて「おぎゃー」と泣かなければ尻を引っぱたかれるのだから同じではある・・・ワタクシには確か腹が減ったから出て来た記憶があるが・・・窯の熱でワタクシのオツムがいかれたようだ。

夕方、2回目の窯のスイッチを入れてからタイマーをポケットにセミを見に出る。玄関の手すりから下の石に降りていた。色もほぼ成虫となり、近づくと逃げるそぶりをみせる。眼も見えるようになったようだ。IMG_1724(変換後)さあ、君の人生1ヶ月。悔いないよう生きてくれ?

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ピンク・ピンク・ピンク

連日殺伐としたnewsが流れている。ワタクシの子供の頃には殺人などというのはそうそうなかったのだが・・・

今回の作品に使うイエローの焼き付けは決まったが、もう一色のピンク色が決まらない。様々な色・量のエナメルを調合したテスト・ピースを、本番焼き付けのイエローのガラス・ピースの脇に入れて、午前・午後の2回窯に入れて焼き付ける。窯で焼き付けしてみなければ発色が分からぬのだから甚だ不便と言えば不便である。サイワイにしてここのところいい風がアトリエに吹くのでそれほど暑くならずに助かっている。小さな窯であるから620℃まで上げるのは簡単なのだが、それでもガラスを取り出せる80℃位までの徐冷には4時間ほどは待たねばならぬのである。IMG_1697(変換後)ピンク・ピンク・ピンク・・・あと何回焚かねばならぬやら
、である。

当分『土踏まずの』日々である。

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難しい

今日も爽やかな晴れ。仕事場にいい風が吹く。
絵付けをしながら窯を焚く。小さなライトボックスでは作業がしにくいので、普段ガラスの色見に使っているレントゲン用のライトボックスを壁から外して使う。IMG_1692(変換後)このライトボックス、もう何十年前だかにヨシユキさんの友人の個人病院だった実家を壊す時に貰ってきたものである。病院を壊すなら面白そうな物もあるだろうと、Pチャンのボロ1tトラックを借りてヨシユキさんと都に行った。天井板や床板、薬品棚や家具など満載し、ふざけて白衣に聴診器をぶら下げての中央道の帰路、小仏トンネルに入ったところで急にハンドルが取られる。ブレーキも効かぬ。助手席のヨシユキさんに左前輪を見てもらったら煙と火花が出ているという。ハンドルが取られて真っ直ぐに進むのも大変である。トンネル内の非常駐車帯にはとても止めることは出来ず、ハザードを点け、クラクションを鳴らしながらヨロヨロと走り、トンネルを抜けた処の路側帯にかろうじて止めることが出来た。タイヤはバーストして無くなり、鉄ホイールで走ってきたのでホイールは変形して凄い熱さである。暫く冷やすしかない。白衣を着て山積みの荷物を載せたボロトラックの脇に佇む青年2人はどうみたって精神病院からの脱走患者である。脇を通る車の運転手達はみな目が点になっていた。30分だか1時間も待ってやっと冷えたのでジャッキ・アップしようとするがホイールの熱でアスファルトが溶けてめり込んでいてなかなかジャッキを入れられない。解体してきた木材等を使って何とか持ち上げてタイヤ交換する。帰ってPチャンにバーストしたことを伝えたら「そうか、再生タイヤはやっぱり怖いね」とのこと。あの頃は再生タイヤなんてものもあった時代である。てなことを思い出しながら絵付けをやりながら2窯焚く。むぅ、思い通りの色が出ていない・・・

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