東の都では『デング熱』が流行っている。ムスコの職場でも一人デング熱の疑いで休んでいる人がいるという。来週末には上らねばならぬが、ちょっとイヤである。
今年はキノコが早いし、当たり年のようである。それはいいのだが、林に潜り込むと蚊に刺される。いつもの年だとそれほど刺されないのだが、季節が早いということは蚊もまだ元気でいるということのようである。
『蚊』というのは嫌いである。払っても払っても寄ってくる。まあ奴等の場合は『空腹』『食料摂取』という切実な欲求があるのだろうから分からぬでもない。人様のように動物を殺して食べるわけでもなく、吸血鬼のように大量に摂取せずに微々たる量で済ましているのだから、欲しけりゃ与えてやることにそれほど抵抗はない。が、『痒い』を残すことはないだろう。そういうのを『恩を仇で返す』というのである。ま、『デング熱』は困るが、そこんとこもう少し考えてよね、と言いたくなる。

蚊に刺されながら『コムソウタケ』を見つける。IMG_1964(変換後)

仕事は『マツムシソウ』。花びらは15cm×15cmほどの小さなものだけに細い切れ込みを作らねばならずに神経を使う。後は周りのガラスのカットと絵付けであるが、さてさて・・・IMG_1970(変換後)

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町議会傍聴

昨日、山梨県企業局が計画する『釜無川発電所』に関して町議が町議会で質問するというので漁協三役で傍聴に行く。この計画は平成5年にも山梨県企業局から提示され、8年間の反対運動で一旦撤回されたものだが、前計画と殆ど変更もないまま企業局から町長に提示された話しであって、未だ水利権を持つ漁協には企業局から一切の提示もないままである。町長の答弁では「水田耕作に必要な水量は確保できるとの調査結果で、渇水期には発電を止めても確保する。漁場に関しては主立った5カ所(川で釣りをするに主だった5カ所とはよく分からんが)で調査を命じていてほぼその結果も出る頃である」「水利権に関する補償額も提示されている」等々、話しが随分と進んでいることを匂わせる。ただ議員の質問で「漁協が反対した場合は計画を撤回するのか?」には明確に「撤回する」と述べた。

これで漁協が総会を開いて「釜無川発電所計画反対」を決議したら直ぐにこの計画を「撤回」するなら話しは簡単であるが、この世界そうそう簡単に済まぬ。企業局は「水深10cmあれば渓魚のサイクルは保たれる」等、現場を無視したどこぞの学者の論文だかを錦の御旗の如く相変わらず掲げて攻めてくるのであろう。また、議会賛成派や地元有力者を使っての漁協の切り崩しが始まるのであろう。

それにしても山梨県企業局からはこちらには接触もないまま、町長がお先棒担いで推進したいというのが分からぬ。ま、この町長、金になりさえすれば『自然』なんてどうでも良いと考えている節がある。コンクリートに囲まれた世界でコンピューターを作り、売ることが生き甲斐だったのであろう。『自然』なんてものはどうでも良いことなのかもしれない。

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撤去

仕上がった作品を運ぶための梱包木枠をデッキで作っていたのだが、何となく頭の上が騒がしい。張り出し屋根をふと見上げるとアシナガバチの巣がだいぶ大きくなっている。2〜3週間前に見た時にはまだ小さかったので「ま、その程度なら」と目をつぶってやっていたのだが、ちょっと目にあまる構造物となっている。IMG_1953(変換後)電気鋸をギャーッとかけると一斉に羽をモゾモゾ動かし、中にはこちらに近寄ってくるのまでいる。スズメバチではないのでそれほど攻撃的ではないが、やはりそこはその、ちょっと困る。殺さぬ程度に殺虫剤をさっと一吹きして蜂が慌てて逃げ出したところで住居を撤去させてもらう。申し訳ないがこちらにも事情が・・・

ダリ、今日は調子悪いのかノッタリノッタリである。今年はキノコが早いという。毎年我が家の近くで一番早く『ジコボウ』の出る秘密の場所を見たら出ていた。IMG_1961(変換後) どんぶり一杯分ほど採る。

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爽やか

久しぶりに爽やかなと言える朝である。昨日は雨で、しかも寒かった。朝、『現代政治の思想と行動』を読んでいたのだが、思わずストーブをつけようかと思ったほどである。先日の小学校登山のガイド以来、腰が重い。小学生のペースに歩幅を小さくして長時間登るというのは腰にくる。おまけに以後は仕事で立ちっぱなしが続き、何時ギクッと来るかの不安があるときに寒かったり暑かったり丁度良かったりとカンレキオヤジには辛い。

ダリ散歩に出る。もうすっかり秋の花である。IMG_1939(変換後)IMG_1945(変換後)IMG_1946(変換後)IMG_1949(変換後)
ということは、そろそろ薪の準備もせねばならぬということでもある。
キリギリスであるから前もってという発想はできない。毎朝2時間だけ薪割をして、それから仕事という発想もない。セッパツマッテもう寒くてという時になってからの2週間なり、朝から晩まで割り続けるという短期決戦型である。
その前にはちょっと西の都に上らねばならないし、続いて直ぐに東の都にも上らねばならない。待てよ、もう今年も後4ヶ月もない。おまけにどんどんワタクシの一番苦手とするあの暗い秋も深まって来るのである。
困ったことである。

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旧い友からの電話

夜、学生時代の旧い友、酒田のコウイチくんからひょっこりと電話がくる。卒業して暫く東京の会社にいたが、数年後に辞めて酒田に帰って以来会っていなかったから、もう37〜8年ぶりであろうか。
JAZZが好きで、仕送りでレコードを買っては大学には来ずに、昼間からカーテンを閉めた部屋でレコードを聴いていた。大学から一駅のアパートにいたので仲間がたむろすには好都合だったし、実家から送られて来るのであろう、米だけは常にあり、納豆か卵でよく食わしてもらったし、よく飲んだ。彼の部屋はいつ行っても小綺麗だったから案外清潔好きだったのかもしれない。

当然、一緒にデモにもよく行った。

コウイチくんはリーマンショック後、会社でリストラする側に立たされ、腑に落ちずに辞表を書いたという。久しぶりの電話にサワムラやミヤコ、リンダ、ヨナミネなど、当時の学生運動仲間の消息を尋ね合う。

「新聞を読んでもテレビを見ても面白くない世の中になったもんだな」と同じ言葉が出る。

「来年は会おう」と約束して電話を切る。

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