送別会

いかにも五月という良い天気が続く。3ヶ月前は大雪に閉ざされていたというのにもう視界の全てが緑一色である。DSCF7961(変換後)

昨夜は25日に千葉に引っ越すDADAさん夫婦の送別会を我が家で開く。DSCF7960(変換後)いずれ遊びに行きますから、元気で!

飲んだら疲れがドッと出て風呂にも入らずに寝る。

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都へ

一昨日、ちょっとムスコに用事があり都へ上ろうとするも中央道が集中工事中で、バスだと1〜2時間の遅れがあるとのことなので久しぶりに鈍行を乗り継ぐが、何と富士見駅にもSUICAが設置されていたので昼過ぎの鈍行にカードで乗車する。ガラガラ電車で1時間弱で甲府。乗り継ぎもスムースで高尾行きに乗車。ガラガラであったが塩山・大月・猿橋・鳥沢では次々に山帰りのオバサン・オジサンが乗り込んできてうるさい。高尾で特快に乗り換え。向かいの席の中年女性が突然立ったり座ったりしながら「殺してやる!」「大好きだよ!」「ウフフ」「テメー」と5月を楽しんでいらっしゃるのが薄気味悪い。こういう光景は都である。3時間少々で高円寺。やはり鈍行は疲れる。コーヒーを飲んでからムスコのマンションへ。程なくヤマダさんの初めてのレッスンを終えたムスコが帰って来る。ヤマダさんのレッスンに興奮している。中国人がやっている小さい四川料理の店にて夕食。安くて美味い。銭湯に行ってから早めに寝るが暑くて窓を開ける。

昨日は11時にムスコと阿佐ヶ谷に行き、ちょっと人と会う用事があったが、1時間ほどで終わる。小雨もあがって気持ち良い気温なので阿佐ヶ谷を散歩することにして、ワタクシの生まれた家があった辺りを見に行く。早稲田通りの関東バス車庫に近く、大体の場所は分かるのだが、今やマンションだらけである。早稲田通り沿いの我が家の隣は当時牧場であった。幼稚園の1年目まで住んでいたのだが、遊び場は隣の牧場で、馬に乗せてもらったり牧童がヘビを捕まえたりしていたのを覚えている。
駅の近くで昼食後、駅周辺をぶらつく。学生時代の4年間は阿佐ヶ谷で家庭教師をしていた。いつもガード下の『金時』という飲み屋で軽く食べてから教えに行き、帰りに本格的に飲んでいた。そう言えば駅の近くに室内釣り堀があり、バイト前に大きい鯉を釣って『金時』に持って行くと、バイトの帰りには『鯉こく』となっていた。
パール街をぶらつく。ここの入り口には『不二家』があり、オフクロによく連れていってもらった。ワタクシはコロッケ・パンが好物で、オフクロはホット・ドッグをよく食べていた。ホット・ドッグには炒めたほうれん草が入っていたことや、オフクロがカラシを塗っていた姿を何故か思い出す。ドトールでコーヒーを飲んだりしながらブラブラと高円寺まで歩く。
夜は飲んでから銭湯に行く。何だかムスコのところに行くと、銭湯が楽しみとなっている。

16日、コーヒー・ショップにて朝食後、ムスコは仕事へ、ワタクシは新宿にあるカワダさんの会社へ高層ビル街を抜ける。DSCF7943(変換後)そう言えば昔、ちょっとだけ在籍した会社の新宿営業所が京王プラザビルにあり、山以外の高いところが嫌いだったワタクシは「札幌営業所に転勤しろと言われれば明日にでも行きますが、新宿営業所だったら直ぐに辞表を書きます」と課長を困らせたものである。
カワダさんとGWの鳥海山での山スキーの話しや、山岳部OB会の目下の問題点について相談。カワダさんはそろそろ一線を退いて山を楽しむ魂胆のようである。

2時過ぎのバスで帰るも、下りは中央道の集中工事の影響も殆ど無く、定刻に帰り着く。半袖一枚で帰った家は寒く、Tシャツや長袖シャツにセーターを着込む。疲れた。

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クヌルプ

昨夜からの雨も上がり五月晴れとなる。霧ヶ峰の『クヌルプ・ヒュッテ』の50周年の記念に東京深川の雲光院のハットリ住職がステンドを寄贈したいというお話しを昨年から戴いていたのだが、住職が昨日からクヌルプに泊まっているとのことで葉っぱチャンを誘って登る。クヌルプのマツウラ御夫婦にはお世話になりながら10年近くご無沙汰してしまっていた。久しぶりにお会いするマツウラさん、86才とはとても思えぬ。声の張り、記憶力、全く変わらない。奥様のサヤコさんもお元気そうである。息子さんのタケチャン、おむつをしている頃、保育園の頃しかよく覚えていないのだが、今や昔の佇まいのクヌルプの立派な二代目主に自分の年を感じる。ステンドを入れる候補の窓を相談した後、マツウラさんと昔話しをするが、「誰々さんはどうしてるの?」の問いかけに、こちらの記憶力の方がいたって怪しい。DSCF7938(変換後)

午後から顔を出さねばならなぬ会議があり、慌ただしくお別れした後、葉っぱチャンの家でお昼を御馳走になっていたら会議時間変更の知らせ。久しぶりに葉っぱチャンとゆっくり話してから帰宅。コゴミを採りがてらダリ散歩に出たら、ダリは今日の異常な暑さにハーハーしている。今朝はストーブを焚いていたというのに。

夕食はハットリ住職からいただいた『今半』の霜降り肉と芹ですき焼きとなる。美味なり。

明日はちょっと上京せねばならぬ用事がある。都は暑いという。半袖シャツを引っ張り出して鞄に詰め込む。

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コゴミ

次の仕事のデザインを考えるがなかなか描けない。一つ仕事が終わると頭がガサガサになる。別にワタクシのデザインがとても素晴らしいとか凄いとかそんな不遜な気持ちは毛頭ないが、それでも一作品終わると暫くは頭がガサガサして次のデザインに直ぐに移れない。で、ガサガサの時間が過ぎてやっと次のデザインに取り組んでもワタクシの乏しい感性ではそうそう直ぐには描けずに、今度はイライラの時間となる。このガサガサの時間やイライラの時間が無ければ半分の時間で仕事は終わり、ワタクシもちっとは儲かるかと思うのだが、途切れることなく次々に注文が来るわけでもないから分相応ガサガサ・イライラしていてもあんまり変わらないのかもしれない・・・てなことを考える。

で、ダリと散歩に出る。下の田圃の方へ行く。丘の上の田圃から鹿道を通って牧草地に下る斜面にコゴミを見つける。昨日は出ていなかったのにそこら中に太いコゴミである。片手で握れるだけ採ってジャンパーの右ポケットに入れ、また片手で握れるだけ採って左のポケットに入れる。途端に豊かな気分となる。
ついでに牧草地をくまなく探すが、さすがに鹿の角はもう落ちていない。今年はこの牧草地で4本拾い、合計7本となった。
DSCF7932(変換後)

帰って『赤目四十八瀧心中未遂』の続きを読む。

夜、ピアノレッスン中のカミサンを置いてムスメと夜散歩。八ヶ岳に向かって広々と開けた畑の中を登る。途中、いつもの場所で「るーるるっ、るーるるっ」と『北の国から』の蛍を真似て呼ぶと、ヘッド・ライトの中に小さく光る目が4つ。2匹の子狐が笹藪の中からこちらを一心不乱に見つめている。畑の上の森に突き当たったらUターンして小学校まで下り、再びUターンして登って下る。帰りに「るーるるっ」と呼んだら今度は6つに目が増えていた。

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GWも終わり

GWはのんびり過ごす。周辺での山菜採りや、ちょっと離れた誰にも会わない沢沿いの林道を散歩したりして過ごす。DSCF7930(変換後)6日はチヨヘイさんが飲みに来る。日本酒がまわった頃、「ちょっとピアノを貸して」とチヨヘイさんが弾き出したのだが、どうにもへんてこりんな『ラジオ体操』である。「・・・????」である。弾きながら振り向いたチヨヘイさん「気が抜けるラジオ体操!」と言ったのには吹きだした。「こんなのとか『うんと悲しくなる卒業式の歌』とかさ、そういうのやらない?」にはまた笑った。町の図書館から、カミサンとロビー・コンサートをやって欲しいという依頼に「オラ、そういうの苦手。肩の凝らないこういうのならやってもいい」とのこと。御年75だか76才のチヨヘイさん、さすがである。

結局チヨヘイさんとは二人で一升飲んだのだが、昨日はこの冬の疲れがドッと出た感じである。五合程度の酒で二日酔にはならぬが、やはりまだ相当バテている。駅までのムスメの送りとダリ散歩をカミサンに頼んで寝坊するも怠い。ちょっと後ろめたいのでカミサンを誘って午前中から日帰り温泉にゆく。『自由業の特権』であるが、先客はお年を召した方が三人ほど、「若輩者が昼間っから!」と言われそうで肩身が狭い。ジャグジーに入ったりサウナで汗を流し、やっと怠さが大分消える。

午後は仕事せずに車屋長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』を読み始める。『贋世捨人』『灘の男』を以前読んだ後、この本も直ぐに買っていたのだがなかなか読み始める『勇気』が湧いてこなかったのである。引き込まれる。
 

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