桜咲いたか

やっとこの辺もサクラが咲いた。コブシもレンギョウも梅もスイセンもタンポポもニリンソウも一人静かもワサビの花も皆一緒である。ウドもタラの芽も出てきた。百花繚乱、春である。冬に切られた木は赤い涙を流し、鹿に食われた木は白い肌が痛々しいが、それらを含めて『春』である。DSCF7891(変換後)

DSCF7895(変換後)

DSCF7897(変換後)

DSCF7878(変換後)

DSCF7893(変換後)

PS:翌日、これを読んだヨコヤマさんからのメールで、この時期の季語は「山笑う」というのを初めて知る。全く教養がなくお恥ずかしい話だが、まわりを見渡せば正に「山笑う」である。散歩の途中あっちを見ては「ヤマワラウ」こっちを見ては「ヤマワラウ」と言いながら歩いていたら、ダリに「お前そんなことも知らなかったのか、アホ!」というような顔をされた。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

ハシゴ

9時から3ヶ月ぶりの内科検診。「今年は雪が多くて運動不足ですね。みんな数値が悪くなって・・・」と、ドクトルが渋い顔。「オクズミさんの頑張りに期待してと・・・次は2ヶ月後に来て下さい」となる。う〜ん、先月の泌尿器の方は良かったのに残念。
朝食抜きだったので9時20分には展望レストランへ。いつもの『カツ丼婆ちゃん』に会えるかなと思ったが今日はいない。数値が悪かったので迷わずに『朝定食』にする。

処方薬局にて薬をもらってから、本屋に寄って少々時間をつぶし、11時に次の病院へ。病院のハシゴである。続いては右手小指の抜糸である。本来なら指は形成外科なのだが、緊急外来で外科に縫ってもらったので今日も外科である。
「明後日は何としても東京まで運転しなければならないし、ステンドの取り付けがあるので頑丈に縫っておいて」と、今風ちょっと茶髪の若い外科医に頼んだら、いくら何でも指にそりゃ太すぎる糸で縫ってくれたのだが、おかげでバッチリくっついたようだ。で、今日の外科医は随分とお年を召され、ちょっと手が震えるドクトル。なかなかピンセットで糸の端を挟めない。やっと挟んで引っ張って皮膚との間に鋭いハサミを突っ込もうとするのだが、なかなか上手く入らない。手が震えている様子。突っ込みすぎて傷口にハサミの切っ先があたる。「ウッ!」となる。「すいませんねぇ」と5本中3本で少々痛い目にあうが、無事抜糸を終え、包帯とオサラバしてバンドエイドとなる。

午後、包帯も取れたのでゴム手袋を嵌めて『葉山葵の醤油漬け』と『葉山葵の湯浸し』を先ず一瓶づつ作る。包帯が取れずに収穫が遅くなり、茎が固くなってしまっている。さて辛みが出るか?DSCF7882(変換後)

夜、カミサンと何ヶ月ぶりかのウォーキングに出る。寒いし雷がピカピカ光り出したのでいつもの半分にしておく。明日から気張って歩かねば。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

うららかである。

まだ疲れが抜けずに寝坊。今日、都に戻るムスコとのんびりした朝食後、ダリ散歩に下の牧草地に行く。田圃脇の陽だまりにはアズマイチゲが終わり、もうニリンソウが咲いていた。DSCF7867(変換後)うららかな眠くなるような春である。DSCF7865(変換後)緑が濃くなってきた牧草地を歩く。「一昨年はここで鹿角を拾ったんだよ」とムスコに話しながら歩いていたらまた見つける。DSCF7870(変換後)4本目ゲットである。帽子掛けにでもしようか。

カワラヤナギの黄色い芽吹きも始まった。DSCF7876(変換後)明日は右手小指の抜糸である。包帯が取れたら『山葵の葉漬け』を作らねば・・・

昼食後、お別れ9ブリッジ(インフレ7ブリッジだが、3人の時は9枚でやる)でムスコの前途を占う。案の定というか最下位。連勝なんぞしようものならバス事故にでも遭うこと必死。まあ、こんなものでしょう。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

祝 初勝利

永遠に来ないかと思われた初勝利の日がついにやってきた。何、アホ・ムスコのインフレ7ブリッジでの初勝利である。DSCF7863(変換後)
昨夜に続いて夕食後にご開帳。昨夜はいつまでも勝てないムスコに「足りないんじゃない」とのムスメからのきつーい一言まで飛び出していたが、本日の一回戦にて惜しくも2位となり、たってのムスコの懇願に眠い目をこすりながらのもう一戦。見事初勝利となったのである。思えば正月以来何十回やったであろう、親としてもムスコのオツムの製造責任を痛感しつつ・・・まあ良かったと・・・

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

老化現象

昨夜は都帰りの疲れもあって、ムスメの誕生日祝いのケーキを食べた後、10時過ぎには寝る。どっと疲れが出た。

それにしても疲れている。いつも体に残るような『疲れ』というものをここ数ヶ月、初めて経験したような気がする。2月の大雪の除雪後、仕事に追われていた間、疲労感が続いたように思う。おまけに先日の右手小指の怪我に続いての左肩の痛みである。数年前に左手に細くて長いガラスの棘を刺して切開してもらったり、積層ガラスで切ったりして縫ったことは、ガラスを使う仕事を30数年続けてきて医者の世話になることが初めてだったのでそれなりにショックであったのだが、先日のガラスだらけの仕事場で『コケル』という絶対にしてはならぬことをしてしまったことは大きなショックであった。カメジマさんには「転倒は老化のあらわれですね。あらためてご自愛のほどを」と言われる。いくら疲れていたとはいえ、仕事場で『コケル』なんてやはり老化現象と考えねばならないようだ。カンレキになった時には「カンレキ・カンレキ、嬉しいな!」とはしゃいだが、『カンレキ+2』になって、事は深刻なのである。

まだ薪を割れる、山にも登れる、除雪だって人一倍頑張れるなんて言ってはいられないのかもしれない。すると昨年末だかに五十肩の治療で行った病院の医者に言われた「薪割なんてお止しなさい。アンタはカンレキですよ・・・石油が一番・・・」は、あながち嘘ではなかったことになるかぁ・・・
一昨日はあまりの激痛に腱板断裂でも起こしたかと病院行きも考えたが、あの医者の勝ち誇った顔を見るのもイヤだし・・・25日の抜糸が終わるまで右手は包帯で「ところで右手はどうしたの?」なんて言われたくないし・・・暫く様子を見ることにする。

歳である。老化である。困ったことである。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個