安曇野

免許更新がてら、ムスメが行きたいという『安曇野高橋節朗記念美術館』にカミサンと3人で行くことにする。塩尻の試験場には8時15分着。直ぐに更新手続きの説明があり、8時半から手続き開始。『金免許』なので手続きも早い。講習室に入って25分位ビデオと講習を受けたところで、係員が「最初の5人の方はもういいですよ」と言うがワタクシではないと思っていたら、手招きしてくれた。交付窓口に行ったらワタクシの前に70代と思われるオバーサンが割り込んでくる・・・???ワタクシより随分と後から講習室に入ってきて、ワタクシのすぐ前の椅子に座っていたオバーサンである。案の定彼女が交換札を出したら係りのオネーサンに「オバーサン、ちゃんと30分の講習を聞いていないでしょ!まだ免許証出来ていませんよ!」と言われる。普通なら照れるなりスイマセンなりして誤魔化すところであるが、さすがにオバーサン「うんにゃ、私はちゃんと聞いた!」とごね出す。「駄目でしょ、もう一度講習室に戻って!」とオネーサン取り合わない。「ハイ、次の方」とオネーサンは無視するが、オバーサンは窓口にしがみついてワタクシをブロックする。「あのねぇ〜、貴方の免許はまだ出来ていないの!講習をちゃんと受けていない人は分かる仕組みになっているの!ハイ、次の方」。「オバーサン、ちょっとどいて」とワタクシが声を掛けてもブロックは解かずに必死にしがみついている。男の係りの人が来て「ハイ、講習室に戻りましょう」と言っても無視。「こりゃ駄目だ!オバーサン、耳も聞こえないらしいね。ハイ、もう一度検査室に行くよ!」と係員に引っ張られて行った。

『安曇野高橋節朗記念美術館』はなかなか洒落た建物であったが、展示はライティングが下手というか、そもそも黒い漆板に描かれた絵であるから展示ケースのガラスの反射で見にくい。もう少しライティングを工夫するとか、無反射ガラスケースにしないと・・・
生家の茅葺きの蔵が有形文化財となっていたが、そこに入っている昔のちょっと歪んだ透明ガラスが綺麗であった。
IMG_3535(変換後)IMG_3536(変換後)美術館の庭のコヒガンザクラの蕾が大きくなっている。IMG_3527(変換後)また『多枝松』というのであろうか、面白い赤松の変種が大事にされていた。IMG_3534(変換後)

昼近くになったので豊科にある美味い天丼の店に車を走らせるが生憎火曜日定休であった。残念。豊科では今までに美味い店に当たった試しがない。ICに向かい車を走らせるが入りたい店がない。結局『かっぱ寿司』。う〜ん!
向かい側の『カインズホーム』にて探していた作業用手袋を買って帰る。

帰ったら雪が舞っていた。寒いなか、1時間のウォーキング。

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今日しかないという天気に

昨日・今日と山スキーのつもりだったが、仲間の用事でキャンセル。それではと昨日シュウジさんに電話するも5週間前に足指を骨折したので無理とのこと。昨日の夕食後、高層天気図を見ると『明日しか無いでしょ』という天気である。どこに行こうか考える。山スキーには気温が高すぎる。何の用意もしていないし、夕食前に一杯引っかけたので、これから食料を買いにいくのはちょっとである。となると明朝起きてからセブン・イレブンに寄って朝飯と昼飯を買い込んで登れる山で、どうせなら静かな山・・・。明日はカミサンが朝から出掛けると言っているのでジムニーは使えないからステップワゴンで行ける山。とすると美濃度までステップワゴンはキツイし、渋ノ湯まで行くには時間が掛かる。となるとやっぱり編笠か西岳だが、静かな山とすれば断然西岳である。というような消去法で夜9時頃になって西岳に行くことに決め、一応県警にメールで登山届けを提出。それから急いで用意するが、カミサンが勝手に登山用品を動かしたのでアレがないコレがないで時間を食い、寝たのは12時過ぎであった。

で、今朝、いい天気である。コーヒーを飲みながら新聞を読んで、出す物を出してから、セブン・イレブンで朝食用のサンドイッチと昼飯用のおにぎり・カップラーメンを買い、15分後には西岳登山口。サンドイッチを食べながら久しぶりの冬山用登山靴やスパッツを履く。
夏用のシャツの上にジャケットで丁度いいくらいの気温である。登山道は踏み固められている。途中でアイゼン装着しジャケットを脱ぐ。第二林道を過ぎたあたりで後ろから話し声。20代か30代前半のアベックに凄い勢いで追い抜かれる。ヌ・ヌ・ヌ!足元を見たら最近流行りらしい簡易アイゼンを履いている。そうだよな、こんな山で12本は重いよな、それにしても何で西岳なんてマイナーな山に来るのさと思いながら追いかけていたら、両足踵が痛くなる。ヤバイ、靴擦れが出来そう!久しぶりの冬靴であるし、靴下の選択をどうも間違えたらしい。それからは地獄であったが、ナニ、勝手知ったる地元の山である・・・
暑い!汗が出る。が、無風快晴である。10時半頃に頂上に到着。ザックにぶら下げた温度計は15℃を指している。赤岳・阿弥陀岳・権現・編笠山・富士山・北岳・甲斐駒・千丈・中央アルプス・御嶽・北アルプス、ついでにほぼ我が家まで綺麗に見える。アベックは樹林帯に入り込んで休んでいる様子なので頂上で休む。IMG_3488(変換後)

阿弥陀岳と中岳と赤岳

阿弥陀岳と中岳と赤岳

編笠山と富士山

編笠山と富士山

北アルプス

北アルプス

お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりを食べていたら単独の若い女性が登って来る。う〜ん、西岳もメジャーになったものである。
頂上でコーヒーを淹れてノンビリしていたらカワダさんから電話。「来週、火打岳の北面台地を滑りに行こう」とのこと。

頂上で2時間近くノンビリしてから下る。途中、単独女性が登山道を尻セーで下って来る。う〜ん、登山道を尻セーなんかしたらステップを潰してしまい、凍ったら滑り台にしてしまう。昔だったら絶対怒鳴られていたと思うが・・・オジサンは優しく先に行かせたのである。

2時間ほどで不動清水に下りてくる。この不動清水、昨年だかに手が入り、周辺の木は伐られ、石碑や水を受ける石臼状の物やベンチが設置された。馬鹿なことに金を使うものである。昔のままの方が風情もあった。木も伐られて夏は暑くて休めない。IMG_3513(変換後)

帰りに鹿の湯で汗を流してから帰宅。踵の皮がベロリとむけていた。でも久しぶりに歩き爽快であった。

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春近し

久しぶりに朝から晴れている。朝のダリ散歩。気温も0℃くらいで暖かい。裏の林の中を『春を探して』歩く。雪も殆ど融けてセギの周りに緑の草が出てきた。IMG_3419(変換後)草食系ダリは夢中で『サラダ』を食べている。

フキノトウを探して庭を丹念に見て歩く。今年は先日ムスメが散歩に行った乙事で幾つか採ってきたのを味噌汁に刻んで食べたのみである。
一昨日は出ていなかったフキノトウが幾つか顔を出しているのを見つける。IMG_3423(変換後)明日になれば幾つか収穫出来そうである。このフキノトウが顔を出すと「春だな」と思うし、「早く食べたい」と思うようになった。若かった頃にはそれほどにも思わなかったのだから、正に歳である。
『フキノトウ』の次には『コゴミ』や『セリ』『ワサビ』『タラの芽』『山ウド』と忙しくなる。

ダリ散歩後にウォーキング。今日は晴れの日曜日とあってあちこちのハウスで作業が始まっている。なるべく人のいない道を選ぶが困ったことに砂利道はまだぐじゃぐじゃで舗装路しか歩けない。ばったり大きなガラス張りのハウス前でユリカさんに行き会う。「ここがオラのハウス」。「エッ!」である。
ユリカさんはワタクシの『同期』である。この辺では中学まで皆同じ学校に通うので年が同じ人のことを『同期』と呼び、時々集まっては『同期会』などもやっているようだ。
もう10数年前にご主人を亡くしているが、孫は何人もいる。元気のよいオバチャンで、数年前には『同期還暦旅行』に是非と誘ってくれた。「あんまり知らない人ばかりだから・・・」」とお断りしたら、「大丈夫、ワシが守ってあげる!」と言われた。う〜ん、何から守ってくれる気だったのかしら?結局行かなかったが、ヨソモノのワタクシなんぞとも分け隔てなく付き合ってくれる優しい人である。いつも「ハウスに出勤しなけりゃ」「今日はあっちのハウスが云々」と忙しそうだから、てっきり近所のハウスを手伝っているのかと思ったら、大きなハウスをやっている『ゴウノウ奥様?』であった。丁度息子さんも通りがかり紹介してもらう。

久しぶりの晴れに阿弥陀岳が春霞の中に浮かんでいる。村の墓地の脇を通る。村の墓地はあちこちにあるのだが、最近どこのお墓も建て替えブームである。昔は石をぽんと置いた素朴な墓も多かったが、最近は黒御影石の立派なお墓ばかりでちょっと味気ない。IMG_3440(変換後)IMG_3443(変換後)

昼食はホタルイカのパスタだというので、ちょっと小さかったが庭のフキノトウを4個ほど刻んで食す。美味である。IMG_3446(変換後)

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議会傍聴

昨日は朝から雪が舞ったり、本降りになったり晴れたりとやたら忙しく変わる。寒い。で、ウォーキングはさすがに休む。

午前中、町議会傍聴へ。さる議員がワタクシが関係する組合に関する質問をするというのだが、組合としては議員からどのような質問を町議会でするかという話しは全く聞いていないので、一応ご高説を伺おうと専務理事に誘われて行く。
ちょっと役場に早く着いたのでロビーで新聞を読んでいたら、知り合いの役場職員に「今日は何?」と聞かれる。「○○組合関係の質問があるというので・・・」と言うと「アハハ、○○議員か。たぶん聞いても時間の無駄だよ」と言われる。暫くすると別の職員に同様な質問を受ける。「アハハ、たいした質問じゃないっしょ」とのこと。「・・・???・・・」

議会が始まって・・・???・・・

事実、時間の無駄であった。アホらしい。あまりに浅い知識・軽い言葉での『思い付き』である。質問するならもう少し調べるなりこちらの意見も聞いてからにしてほしいものである。年数回しか開かれない議会に於いてこの程度の『思い付き』を聞かされる町長や役場課長もゴクロウなことであるし、何より税金の無駄であるとしかワタクシには思えない。

「他に、もうちっとこの町に役立つ、ましな質問はないのか」と専務理事も呆れている。
「無投票で決まった議員達だし・・・」

ま、国会があの程度であるからして推して知るべしなのだろう。

そう言えば思い出したが、昔、ある問題が生じ、議会のある委員会の発言録を調べたことがあったのだが、ある議員の一年間の発言が唯一「議長、そろそろ昼飯にするじゃんか」というものであり、これには恐れ入った。ま、この議員様、別の委員会では自分の仕事が絡むとあって大いに発言する人であったのだが・・・

世の中、全く困ったものである。

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良かった、良かった

今朝のニュースでまた阿弥陀岳からの下山中に東京の女子高生が滑落、昨日から行方不明となっていることを知る。昨夕は最近山に凝っているウシヤマさんが殺鼠剤の注文を取りにきた折り、学習院の阿弥陀岳での遭難事故の話しをしたばかりである。

寝坊して今朝は9時過ぎに例の如く阿弥陀岳に向かって登る。天気は曇りで2400〜2500mから上はガスがかかっていて、ヘリが飛べるか微妙であるし、天候は確実に下っていて今日中に救助されないとかなりキツイことになりそうである。

昼前であったか、アトリエで確定申告書と格闘中にヘリの爆音がかすかに聞こえてくる。ひょっとしてと窓の外を見たら、茅野方向に飛ぶ県警のブルーと赤のヘリが見える。何の根拠もないが「これは救助された」と妙に確信し、その後のニュースでたいした怪我もなく沢沿い(阿弥陀岳南西の沢でと報じていたが)で手を振っているのをヘリが発見・救助したことを知る。良かった、良かった。
ガスよりも下にいたことが発見に繋がったのであろう。

午後、確定申告書も完成しヤレヤレであった。

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