ここ1ヶ月以上デザインで四苦八苦している。
以前動物病院に納めた「ブルドッグ」の横に、今度は「猫」のステンドを入れるのだが、猫は難しい。同じように「毛」を纏っていても、猫の毛並みの柔らかさをガラスで表現するのは難しい。
昨日からやっと型紙作りに入る。
外は緑一色の世界となった。対岸の胡桃の木に藤が満開。
家のデッキの端にキセキレイが巣をかけた。先日来、デッキの端に巣作りを始め、親鳥が行ったり来たりしていたのだが、ついに抱卵し出したのか、あるいは生まれたのか。デッキの屋根の下であるから洗濯物にフンを落とされないか気掛かりではあるが、追い払うのも可哀想で、洗濯物を干しにデッキに出るにも親鳥が餌を探して巣から離れた隙にそっと出している。
なんせキセキレイはおっかないのである。かつてやはり屋根に巣を掛けて、そこからヒナが落ちたのを目ざとく見つけたダリがその雛鳥を咥えてしまい、それを見た親鳥は、以後ダリだけではなく我々の至近距離に飛んで来ては威嚇し、挙げ句の果てには車のサイドミラーの上に止まってはフン攻撃。車に乗る前には水で洗い流せねばならなくなった経験があるのである。
しばらくは外に出る時には頭を低くし、刺激を与えないようにするしかないようである。