寒くなってきた

暑い暑いと言っていたのだがちゃんと寒くなってきた。今月に入ってからすでに数回薪ストーブを焚いている。ま、昔なら8月15日のお盆を過ぎると急に寒くなり、8月でもストーブを焚いたりしたものであるが・・・このままだと春秋がなく、夏からいきなり冬に、四季ではなく二季になるという話も頷ける。16時前に17℃になっていた。

まだどうも身体が本調子にはならずに怠い。窓からボーっと外を見ているが、対岸の森はまだ紅葉には早く青々としている。昔は毎日この森というか林を愛犬ダリと散歩していた。この小さな森にはせせらぎが流れ、春はセリやクレソン、秋にはアケビやキノコが豊富に採れ、野鳥も多く、フクロウが毎年子供を産んでいる。キツネやタヌキ、鹿や日本カモシカもいて、楽しい森である。ただ昔は川向こうの村の小学生の通学路だったのが下流に大きな橋が出来た事から、最近はもっぱら地元の高齢者の散歩道となってしまい、段々道も荒れてきてはいる。そして今は絶対に熊が出ていると思われる。
昔も異様な獣臭がして慌てて引き返した事もあったし、今年5月には狩猟をやる和歌山に住む姪っ子が散歩中に異様な獣臭に直ぐに引き返した事もあった。

昔は八ヶ岳には熊は居なかったのだが、もう15〜20年前位から八ヶ岳を登っていて「熊棚」を見つけたりし始めたし、ムスメが小学校の頃に小学校から200m位の所で子熊を見たり、ワタクシも7〜8年前には我が家から200m位の町道で、目の前で道路を横断する熊を見たりしている。熊は八ヶ岳から延びる尾根や沢筋を通って下に降りてきているようだ。であるから対岸の沢に沿った森など熊にとっては通勤通学路である。
これらの熊は南アルプス側からやって来たのではなく、立科側から女神湖を越えてやって来た熊だとDNA鑑定で分かっているが、何頭位いるのかは分かっていない。
罠にかかった鹿が食い荒らされたりしているとの事で、猟師に言わせれば「アイツら完全に肉の味を覚えていやがる」との事である。
町の有線放送では「どこそこに熊が出たので無用な外出はするな」との放送が年中流れている。

こうなると毎日歩いたダリ散歩道は怖くて歩けず、また八ヶ岳に向かって真っ直ぐに延びる町道を登るには、ワタクシが目撃した場所を通らねばならず、なかなかに怖いのである。
ここ数日、頂いた沢山の掘り立てのサツマイモをデッキで干していたのだが、サイワイ庭には来なかったようで、食べられてはいなかった。

熊に怯えてビクビクと暮らすようになるとは・・・

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