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今年も鬱の季節である

昨日はマイナス5℃程度でそれ程寒くはなかったのだが、昼間は薄曇りでウスラ寒い。
身体が鈍ってはいけないと来冬分の薪割りをする。

前に割った分は家の南側デッキに運んだので、薪を積んで置くパレットが空いた場所に積んでいく。
1時間半ほど割り、パレットに積む。楢の薪はスカーんと割れるので気持ち良い。いずれ乾かす場所を移動させるのでテキトーに井桁に積む。
それにしても1時間半割り続けても汗ひとつかかずに寒い。

雪が積もればそれなりに暖かく感じるし、その景色の美しさに心も和むのだが、冬前のこの茶色の時期は何年住んでも慣れない鬱の季節である。

午後、カミサンのコーラス仲間のキタハラさんが大根や白菜を持って遊びに来る。キタハラさんはチャキチャキの地元出身であるからこの富士見町の昔をよく覚えている。ワタクシもこの町に住んでもう47年であるから昔話に花が咲く。映画館があった事、風呂屋があった事、駅前に日通の大きな倉庫があった事、駅からちょっと下った所に寿司屋があった事などなどetc。またあそこは誰の親戚であるとか、何処の村の土地だったとか・・・
ああもう数年するとこちらに住むようになって半世紀かぁ・・・と言うより、もう後10年もしたらアッチの世界かと鬱の頭で考える。
早かったのか遅かったのか・・・

そうそう、昨日はカミサンが朝から出掛けていたのだが、10時頃にイエデンに無言電話。「もしもし?」と言っても無言で切れる。同じ番号からの無言電話が数分おきに2〜3時間、何十件も続く。無視したり、時々「もしもし?」と言っても無言で切れる。こりゃたタチの悪いイタズラ電話と無視を決め込み、夕方帰って来たカミサンにも「この番号から掛かって来ても出ないで」と伝えるが、その直後また電話が鳴る。ワタクシが出て「もしもし?」と言ったら聞き覚えのある90代のお婆さんで、昨年老人ホームに入られた方の声がいきなり話し始める。????。この声はカミサンのコーラスグループに数年前までいた方でワタクシも良く知っている方の声である。「昨日、今日と電話下さった?」と言っている。???カミサンに代わってもらったところ、「見知らぬ電話番号から何度か電話があったのだが、上手くスマホを操作できずにいたら切れてしまった。ひょっとして〇〇さんに何かあったのではと心配になって・・・」との事。どうもカミサンと数日前にやはりコーラスグループにいらした90代の〇〇さんが入院した話をしたので、その事が頭にあり、何かあったのではと心配になってしまったらしい。そこで私の家に電話をしたのだが、急に男のワタクシの声がするものだからビックリして直ぐに声が出なかったらしい。
先方もビックリしただろうが、こちらも悪戯電話ではないと分かってホッとした。
もうひつこい悪戯電話と思い、この番号を着信拒否として電話機に登録するところであった。

イエデンはカミサンのコーラスグループが楽譜などをFAXで送ったりするので残してあるが、ワタクシは最近は殆どスマホにしているので、イエデンが鳴ってもまずカミサン宛と思い出ないのであるが、これからはワタクシが取った時には気を付けようと思った。

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除雪機整備

過日、某君から聞いたのだが「昨冬、除雪中に除雪機が急に走らなくなり、坂道を押し上げて家まで帰り修理屋に連絡したら、数日後には来てくれたが、一旦店まで持ち帰り修理代に3万ナンボも取られた」との事。我が家の除雪機ももう20数年使っているが一度もベルト交換していない。そこでnetで調べたら自分でもまあ交換可能と分かった。Yahooで走行用と除雪用のベルト2本を4200円という純正品を注文したら翌日届いた。
YouTubeなどで交換方法を確認し、昨日昼過ぎから交換作業開始。

平な場所でないと難しいとのことだが、我が家の外では真っ平な場所などない。そこで玄関の中で作業することにするが、3段の外階段を登らねばならず、軽トラ荷台に乗せる為のアルミ梯子を使って2畳の玄関内に運びこむ。

先ずはカバーを外した後、オーガ(除雪部分)を本体から外すのであるが、これが大変。10本のボルトで本体に固定してあるが、内6本はメガネレンチが入らないような狭い場所、本体下部のどうにもやり難い場所などにも2本ある。このうち下部1本に関しては錆びついていて5−56を吹きかけてもどうにもレンチでは回らない。色々考えたが、人力では回せないし、下手にボルトの頭を潰したら大事である。そこで除雪機を一旦外階段の上まで動かし、玄関前のテラスとなった場所に片側のキャタピラーをテラス外にはみ出させるように斜めに停める。甚だバランスが悪いが、除雪機が下に落ちないギリギリの場所に微調整する。何とか電動工具が入りそうである。トルク・ドリルでボルトを外す。ヤレヤレである。また玄関内に動かし、すべてのボルトを苦労して外し、オーガ部分を本体から外す。

膝の手術をして以来、ずっとしゃがんでいるのが辛い。要らない小さなカーペットを敷いて尻をつけて座ったりと狭い玄関でなかなかの苦行である。

ベルトは走行用と除雪用とも外し、新しいベルトに交換するが、ここからが結構大変。ブレーキシュー用のバネが外れたりなんだりあり、また膝も痛く、昨日は夕方となってしまい交換終わらずに玄関に除雪機を分解したまま一晩置く。

今朝も交換作業。カミサンの手は小さいので狭い場所にボルトを差し込んで貰おうと思っていたが、アイニクと用事で外出。

この除雪機はHONDA製であるが、さすがに凄いと思ったのは本体にオーガ部分を差し込んだ時、10本のボルト位置がピシャと合うのである。
この辺りはさすがHONDA製というか日本製である。イタリア車などボルトを外して修理してから組もうとするとボルト穴が合わない事など当たり前らしいが・・・但し、ボルトを締めるのは大変。キャタピラーと本体の狭い間など、長い柄の平メガネレンチでも持っていなければ、なかなかいっぺには締められない。何とかラチェットレンチや柄の短いレンチなどを取っ替え引っ替えしながら組む。

途中仮止め状態でエンジンをかけ、走行・除雪フィン共に動くことを確認してからボルトを締め上げる。
結局昨日午後と今日の午前中かかって交換完了。

最新の機種なら少しはベルト交換作業も少しは楽になっているのかなと思うが、いちいち修理屋に頼まなくても、もう少し楽に出来るように設計して欲しいものである。

3万ナンボの交換料を稼ぐのは結構大変であったが、要領が分かったのでまあ次回は半分の時間で可能とは思うが、あと20年は生きていないし・・・

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スーパー爺ちゃんにスーパー婆ちゃん

午前中、ワタクシもカミサンもお世話になった方の家にちょっと贈り物をと思って行ったのだが、家の玄関に「ここは不在にしています。娘宅に連絡下さい」の貼り紙があり、高齢のご夫婦共に入院でもされたのか施設にでも入られた様子。

ではと、我が家の上流に住むナカムラさんのお宅に伺う。玄関先でナカムラさんの奥様が軽トラの荷台に乗ってポリタンからホームタンクへ給油中。「ウ〜ム!」。「手伝いましょう」と声を掛けるも「もう終わったから大丈夫」とひらりと荷台から降りる。相変わらずお元気である。かつて同様な場面に行き合い、「オクズミさんなんて若いんだし軽トラを持っているならこの給油ポンプを買って、自分で灯油なんて運ばなきゃ駄目よ!」と言われて以来、ワタクシもそれを守っているのである。「さあ、さあお入りになって」と家に上がらせてもらう。「オクズミさんですよ!分かる?」と奥様が声を掛けると「やあ、久しぶり」とご主人がニコニコとベッドから起きてくる。
今年は1〜2回訪ねたのだが、いつも午後だったのでご主人は昼寝中で、お会いするのは随分と久しぶりである。口の悪い?奥様は「もうオツムが呆けているんだから」と言うが、まるっきり呆けてなんかおらず、ニコニコと会話に加わる。お互いの近況報告などしあう。ご主人はもう7〜8年前だかに帯状疱疹となって、その痛みから眠れずに体調を崩されているのだが、ちっとも呆けてなんかいない。ご主人はもう直ぐ91歳との事。91歳なら元気もいいところである。
以前「僕はもう趣味はやり尽くしたし・・・」と言っていた事があるが、ラジコン飛行機(ドイツから実機の図面を取り寄せて何分の一かのラジコン機を作って飛ばしたり)、人を乗せて走る蒸気機関車を作ったり、鉄砲も釣りもJAZZピアノも弾くスーパー爺ちゃんだったのである。
奥様は84歳というが、広い庭の草刈り(なんと草刈機を使ってである)から軽トラでの薪原木運び、軽トラでの灯油運搬と、ナミのご老体ではないし、絵も描くし、お茶も続けているのである。こちらはスーパー婆ちゃんと言うより、まるで魔女であられる。
子供達も随分と可愛がってもらったのだが、「ダイスケ君は元気?モエコちゃんはオーストラリアで元気にしている?」などと名前まで覚えている。ワタクシなんぞ友人の子供の名前がなかなか覚えられないのだが・・・

しばらくご無沙汰してしまったので、何となく「呆けてしまっていたら嫌だな」などと思っていたが、元気元気な事に驚くと共に、「自分なんてとてもじゃないけれど、あんな元気な歳の取り方は無理だな」と思ってしまうのであった。

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朝のルーティン

今朝はこの冬一番の冷え込み。外は霜で真っ白。マイナス9℃位に下がった様子。

ワタクシの朝のルーティンは玄関に行き新聞を取る。ファンヒーターをつけ、次に薪ストーブに火を入れる。寝る前に太めの薪を1本入れてあるから火種は残っているので、ちょっと細めの乾いた薪を入れれば直ぐに燃え上がる。パジャマを普段着に着替え、昨日の残りのコーヒーが残っていれば、1杯分をチンして、それを飲みながら換気扇の下で禁断のケムリを吸うのだが、起き抜けは1本はいらず、半本程度で十分。昨日のコーヒーが残っていない場合は1日分としてドリップコーヒーを4〜5杯分入れる。
コーヒーを飲みながらカミサンが起きてきて朝食の準備が出来るまでの1時間程度、新聞を読むのが朝の至福な時間なのであるが、どうも最近は休刊日が多い。いそいそと玄関に新聞を取りに行ってもポストには何も入っていない。「アチャー、休刊日」である。最近は昔に比べると休刊日が増えたようである。朝、暗いうちから各家に新聞を車で配達してくれている配達員の事を考えれば頭が下がるし、休刊日があって当然なのだが、この失望感というかは結構大きい。

最近は新聞を取らずにネット・ニュースを見るらしいが、どうもワタクシのような昭和世代は「紙」じゃなければダメなのである。
これは入院中も同様で、昔は病室に新聞屋さんが届けてくれたものであるが、最近は部外者が病室に立ち入る事が問題となったのであろう、新聞販売機が設置されるようになった。であるから入院中は朝4時位には目覚めるので、5時までじっと我慢してナースステーションに「おはようございます」と声をかけ、時には車椅子や松葉杖で1階まで降り、新聞とコーヒーを買って病室に戻ってじっくりと隅から隅まで読んでいたのであるが、先日「新聞販売機撤去のお知らせ」?みたいな貼り紙を見たような記憶が・・・こうなると売店が開く8時半まで我慢しなければならない。

住み難くなってきたようである。

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薪割り再開

昨日から薪割り再開。
先日運んできた本郷高校山岳部の山小屋から貰った楢の原木を割り始める。
楢の木は玉切りしたのを割り台の丸太に載せるのが重いが、斧で「スコーン!」と割れるので気持ち良い。
但し割った薪も当然重いので、ひょいと片手で掴んでは両手親指の職業病だか加齢だかから来る腱鞘炎?がギャっと痛む。
それでも1時間で3〜4本の玉切を薪にすることが出来る。

1日1時間づつ割れば、運んだ原木全てを数週間か1ヶ月で割ることが出来るとタヌキの皮算用。ナニ、直ぐに土は凍り付き、
雪で覆われるのであるから全くの皮算用ではあるが・・・

割った薪を早く乾かす為に井桁に組む。      右側の薪山が今日割ったもの

薪割りは体力測定のようなもの。まだまだいけそうである。

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