理不尽な時間と身体

気付けば既に5月も中旬に差し掛かっている。ついこのあいだ正月を済ませたように思うのだが・・・つい先日雪を見たように思うのだが・・・いやいや数日前にはまだ茶色い地面があったはずなのにもう一面の雑草で緑に覆われている。おまけにどうも身体がすっきりしない。昨年患った急性副鼻腔炎はちょっと半田付けをすれば直ぐに酷くなるし、大工仕事を手伝っただけで右手親指あたりの腱鞘炎と膝の痛みがまだ完全には消えない。時間感覚と肉体的感覚が大きくずれている。歳を取るということはこういうことなんだろうか。

今読んでいる箒木蓬生著『安楽病棟』の中で、痴呆病棟でのイベント時に患者家族に対して内科医が「初老というのは40歳からなのです。敬老の日というのは知らず知らず老いの坂を下っている自分を確認する日なのです。」というようなくだりがあったが、そうなのかもしれないなと既に25年も過ぎてから思うのである。

 

アライジュンくんから電話とメールと。ジュンくんは一貫して反権力・反原発を小説や音楽やユニークな活動を通して貫いている男である。今回は『憲法シュミレーションノベル KENが日本は特別な国っていうんだけど・・・」という本を出したと送ってくれた。まだ読み出したばかりだけれど、若い人には是非読んでもらいたい本だと思う。

 

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

GWもやっと終わり

昨日は千代兵バンドの練習兼エンカイを我が家で。最初は外でBBQの予定であったが空模様が怪しいので、各自一品を持ち寄って家の中でということになる。最初は我が家を入れて総勢14名ということでこりゃ大変と思ったが、風邪を引いたり都合がつかなくなったメンバーが出たりで結局10名となり、二つの食卓で収まる。
タカシさんが採って朝から揚げ続けてきたという山菜の天ぷらや・クリタケご飯のおにぎりは美味かったが、ワラビをメカブと一緒に叩いたものは絶品であった。その他野菜の煮物や鶏肉の煮物・果物などなど、各自が持ち寄って昼前からエンカイ。酒はビール・ウィスキー・焼酎・日本酒・ワインと何でもありだが、これも毎回のタカシさんの差し入れのローヤル・サリュートをグビグビと飲みすっかり出来上がる。ムスメも「これは美味しい」と結構な量を飲んで赤くなっている。夕方、早めに散会。

今朝は高速が混まぬ内にと5時過ぎのバスでムスメが帰る。
やれやれGWもやっと終わる。

そろそろムスコが半額で借りているワンルーム・マンションを変わらねばならなくなってきた。あれこれ物件をパソコンで調べては不動産屋に実際に見せてもらっているようだが、防音室も置ける部屋となるとなかなか家賃と広さが折り合わない。いっその事ムスメと一緒に2DKを借りたらとネットで探したらDKを間に両端に二部屋と納戸付きというのがあったので電話するも二人とも色よい返事はない。それでもムスコを説得して見に行かせようとしたが、不動産屋に「これは決まってしまって」と言われたとのこと。う〜む。2部屋借りるなら大きいのを一つ借りた方が安上がりだし、親としては安心なのだが・・・兄妹もなかなか難しいものである。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

葉山葵漬け

先日漬けた葉山葵の辛味がどうもイマイチである。ツンとした辛味が出ていない。何故か分からぬ。せっかくあちこちに送ろうと10本も漬けたのだが・・・

「いずれ葉山葵漬けを送ります」とワタクシの約束を聞いた人で、マンガイチこれを読んで下さっている方がいたらゴメンナサイ。

昨日はウォーキング中、水芭蕉を見にいつものコースから少し外れて水芭蕉を見に行く。これは自生しているものではなく、近所の人が植えたものらしいく、水路沿いに何株か咲いていた。二輪草もそこここに咲いている。

水芭蕉といえば尾瀬であるが、高校1年生の冬山合宿が尾瀬であったが、燧岳や至仏山にスキーにシールを付けて登った後の下りがひどかった。板はスキー部のお下がりや、レンタル・スキーのお下がり。ワタクシのもらった板は2mもあった。おまけにビンディングはセーフティー6とかいうスキー靴用の物に山靴の先を無理に押し込んであるから直ぐに外れた。ワカンで歩くよりはるかに時間が掛かったように思う。おまけにヤッケやオーバーズボンまだナイロン製ではなくビニロン製。雪まみれになった覚えがある。

でも尾瀬や水芭蕉といえばもっとロマンチックでなけりゃいけない。学生時代に何人かの女子学生を案内して尾瀬から檜枝岐に抜けたことがある。たしか谷川岳で何日か岩登りをした後、沼田駅で待ち合わせして行ったのだが、その時初めて水芭蕉を見たように思う。スリップすれば確実に何十メートルだか何百メートルだか墜ちる岩登りから、水芭蕉を見ながら女性と歩くノンビリとした世界に戸惑った記憶がある。

ま、水芭蕉というのはなかなかに色々なことを思い出させてくれる花ではある。

国立に引っ越してきたさる方から電話。先ほどグランド・ピアノが無事部屋に納まったとのこと。このグランド・ピアノ、引っ越したはいいけれど納まるか不安であったのである。ピアノの運送業社の人がベテランであり、また親切な人で、普通なら諦めて一旦引き上げるところだが、最後は梱包してある布団や段ボールを外し、スレスレで入れてくれたとのこと。見ていたさる方もハラハラドキドキでぐったりの様子。よかった、よかった。これで引っ越しは無事終了である。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

田舎のベンツの修理

今日からGW。昨夜遅くムスメも帰省。朝から快晴。こちらに住む者にとってもせっかくいい時期なのにGWで人が詰めかけるというのはちょっと・・・。GW中はなるべく娑婆に出ないようにしなければならない。

で、今朝から田舎のベンツことジムニーの雨漏り修理。先日、運転席のフロアー・マットが湿気っているのに気付く。どうも雨漏りのようだ。街に出た時に車屋に寄って見てもらったのだが「雨漏り修理というのはホースで水をかけて漏る場所を見つけてとなかなか時間がかかる作業で、GWが終わってからじゃないと・・・」とのこと。家に帰ってよく調べてみたら何のことはない、ここが割れてなくなっている。フロントガラスに接するプラスティク部分が欠けただけのようである。フロントグラスから流れた雨水がエンジンルーム側に流れず、室内側に流れたのであろう。この部分は、冬に凍りつき、フロントグラスの氷をスクレーパーで掻き取る時にでも割ってしまったのであろう。部品を頼めば簡単であるが、どうせまた部品と取り付け料とで1万円とか言うに決まっている。
ナニ、自作すれば良い。家にあった0.5mmのアルミ板を助手席側と対照的になるように切り、接着剤とコーキング剤で治すことにする。アルミ板を3D曲線に曲げるのにちょっと苦労するが、ベンツではなく田舎のベンツであるからそう気にしなくても良いのである。ちょちょいと曲げてこのような部品を作り、家にあったラッカーで黒く塗装。その後は接着剤とコーキング剤でオシマイ。多分直ったと思う。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

定期放流にエンカイと

やっと我が家の周りでも桜が満開となるが、娑婆中サクラ・サクラである。日本人は本当に桜が好きである。ワタクシも好きではあるが、娑婆中桜並木だらけというのはどうもイタダケナイ。アリガタミがない。

昨日は釜無川漁協の定期放流日。漁協理事や連絡員10数名が集まり、釣り堀センターにある魚魂碑に線香をあげる。その後ニジマス・アマゴ・イワナを本流に放流する。信州水産の10t車の水槽からバケツに移された魚を下げて、葦で覆われた河原を歩き、本流の水流の太い場所10数箇所に放流するのである。夕方5時に終了。

急いで帰り、風呂に入ってから軽く食べ、今度はトラッド・ジャズ・ファミリーの総会場であるスナックへ。この会はタカシさんが中心となり町内のジャズ好き人間7〜8名が集まって、年2回程度バンドを呼んだりBBQをしたり、飲んだりする遊び人の集まりである。例のごとくタカシさんが会社を休んで採ってきたたらの芽の天ぷらなどと、株で当ててしこたま買い込んだ年代物のウィスキーで酔っ払う。10時頃カミサンに迎えに来てもらい帰宅。疲れている。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個