ハードな病院通い

今週はハードな病院通いが続く。

一昨日は3ヶ月に一度の表在性膀胱ガンの内視鏡検査日。もう再発から6年半も経っているのだが、このガン、まだ再々発の可能性は7〜8割もあるとのことで、検査は一生続くらしい。検査中に「もう少し水を入れても大丈夫ですか?」とカーテンの向こう側の検査ドクトルに聞かれる。何時もより長い検査に「???・・・また再発か?」とちょっと心配になる。検査が終わり暫くしてからムーミンを大きくしたようなドクトル・フルヤに呼ばれる。「綺麗でした。再発はなし」にホッとする。

昨日は耳鼻咽喉科。主治医の大阪弁ドクトル・ナカガワの診察日は明日なのだが別の病院の眼科の予約があるので山梨大学から来ている若いドクトルに診てもらう。まだ少し右側に症状が残っているので後3週間薬を飲んで下さいとのこと。「あのう、酒はまだダメですか?」と聞くと「大丈夫。まあ飲み過ぎないように」とニヤニヤ。ドクトル・ナカガワだったら絶対ダメと言われそうであったが・・・やれやれ3週間ぶりに飲めるぞ!
急いで帰って東の都に上るカミサンを高速のバス停まで送る。その後、引っ越し最中のミドさんの別荘に行き、デザインの相談にのってもらう。エントランスからリビングに続く
4枚の引き戸のデザインに迷いが出ている。サミーやサラもいて円弧を使うことにする。
帰りに鉢巻道路から富士見に下る交差点脇に野菜の売店を出しているシンロウさんの店に寄る。
昔からの飲み友達である。役場を退職後に夏の間だけ自分で作った野菜を出しているのである。「これ持って行け」と沢山のトウモロコシをくれるが、一人だからと3本だけもらう。「トウモロコシ畑がハクビシンやタヌキに狙われて散々だ」とのこと。「アイツラに比べれば鹿なんて可愛いもんさ。ま、今のところ猿もここまで登っていないいんでいいけどな」とのこと。
夕食前に久しぶりにウィスキーを飲む。やっぱりノンアルコール・ビールとは違って旨い。

そして本日は眼科へ。加齢性黄斑変性症は進んでおらず2ヶ月後にまた来るようにとのこと。2回瞳孔拡張剤を入れられたので眩しい。目薬を貰うのに30分位掛かりそうなので、待っているのも嫌なのでサングラスをかけて西友まで歩くがそれでも眩しい。昼食を作るのもこれでは大儀なので弁当を買ってから病院に戻ると丁度処方目薬が出たところであった。眩しいのでゆっくり運転して家に帰る。
やれやれこれで病院3連チャンが終わった。それにしても病院とは疲れるものである。本物の?病人になりそうである。

そうそう今月は医療費が随分と掛かったので高額医療費返還の手続きをせねば。

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道祖神

ここの処、先日の入院やステロイド大量投与で弱った足腰を鍛えようと少しづつウォーキングを再開しているのであるが、まだ大量の抗生剤を飲んでいるせいか、何となくまだ自分の身体という感じではない。禁酒・禁煙のセイカモシレナイ・・・?

コースであるが農道を八ヶ岳に向かって真っ直ぐに登るコースは日陰が全くないし、畑のお百姓にいちいち話し掛けられるので却下。
立場川左岸の林道は両側が林で陽は当たらないし人にも会わないのでいいのだが、今年は熊に出くわす確率が高いのでこちらも却下。
で、立場川右岸の林道入口までは舗装道路で暑いので車で行き、そこから鉢巻道路下まで歩いている。この林道は右手は立場川、左手は別荘地帯であるがまあまあ陽も当たらず風も通るので涼しい。但し会いたくないヤツの別荘近くを通るのでちょっと注意が必要である。

18日、鉢巻道路下まで歩き、ナカムラさんを訪ねる。相変わらずお元気そうであったが、ご主人が「心臓の血管が細くなっていて、不整脈も酷くなっているので、広げるかペースメーカーを入れるか、20日に日赤に行かねばならない」と仰っていた。そこで昨23日、カミサンと歩いてナカムラさん宅に寄ると奥様が「それが、20日にそのまま入院して22日にもうペースメーカーを入れたの。1時間半位の手術で上手くいったの」とのこと。エッである。ワタクシは週明けの25日頃にでも入院するのかと思っていたのでビックリである。「毎日寝苦しくて夢を見続けていたらしいんだけど、昨日は久しぶりに夢も見ないでよく眠れたと喜んでいたわ。これで少しは頭の方にも血が行くでしょうから惚けも治るでしょう(惚けは冗談である)」と豪快な奥様である。後1周間位で退院出来るとのことで、お見舞いの面会も遠慮したいとのことであった。

ナカムラ亭の庭に最近設置された道祖神をカミサンにも見せる。これはさんざん探して諏訪の石材屋で見つけたものとのこと。宗教臭くなくてなかなか優しいお顔である。IMG_5197(変換後)道祖神に早く退院されることをお願いする。

庭のゆりも満開であった。IMG_5195(変換後)

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未病

退院して12日である。
退院してからブログをサボっていたら、どうもかなり調子悪いらしいという噂が出てきているらしい。
ま、大丈夫、生きています。

入院中は『ステロイドパルス療法』というステロイドの短期集中治療を受けたのであるが、この療法は副作用もそれ程出ないと言われている。しかし何にでも効くという無敵ステロイドであるからして、タダでは済まないと思っている。ワタクシの場合、入院中は特に感じなかったが、退院してきてから何となく頭がハッキリせず、また平衡感覚がなんとなくおかしい感じが続いた。また退院して数日後には右鎖骨下に赤い帯状の発疹が出て、二の腕にピリピリとした痛み。退院一週間後の7月15日に耳鼻科の診察。まだ右側の鼻に若干の炎症が残っていると、後二週間抗生剤を飲むことになる。当分の間、激しい運動や登山等は禁止とのこと。耳鼻科の次は皮膚科へ。帯状疱疹との診察。ステロイドパルス療法で免疫が下がったので出てきたのだろうとのこと。一週間しか飲み続けられないという強い抗ウィルス剤が出る。抗生剤に抗ウィルス剤を山ほど貰って帰ってくる。ふんだり蹴ったりである。

15日夜は地元小学校の集団登山に関する保護者説明会。ワタクシはガイド出来ないことを伝えた上で、装備や食料、靴紐の縛り方等の説明等。
学校登山にはカツトシくんとシゲノリさんに行ってもらうことにする。

帯状疱疹はそれほど広がらずに除々に沈静化している。最初はTシャツの袖口が触っただけで痛みが走ったが、今は右二の腕や脇の下、首筋を手で触るとまだ少々痛みが走るが、特に支障はない。
ただ抗生剤や抗ウィルス剤を毎食後何種類も飲んでいるせいであろうか、まだ何となく自分の身体ではないような感じが続いている。薬でコントロールされている感じである。

禁酒・禁煙を言い渡され、禁酒に関しては『ノンアルコール・ビール』を各社のを半ダースづつ買ってきて(サントリー、キリン、アサヒ2種類、サッポロ)、夕食時に1〜2本飲んでいる。初めて飲んだが、まあ飲めないこともない。美味いとも思わぬが、無いよりはマシである。
ケムリに関しては、ま、テキトーに、である。

夜、テレビを見ていたら養命酒の宣伝を『蛍』ではなくて中嶋朋子がやっていて、「男は8の倍数、女は7の倍数の歳が・・・」「未病とは・・・」と言っていた。detail_mvフム、そういえばワタクシはハッパ64である。ま、身体が変わってくるお年頃のようである。養命酒を飲むよりサケの方がワタクシには・・・

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骨休め入院?

5日。朝起きたら頭痛と左目奥にも痛み。頭痛薬を飲んでゴロゴロするも終日ダメ。
6日。まだ頭痛と左目奥痛。おまけに頭全体がボーッとしている感じで、鼻水が出る。諏訪中央病院耳鼻咽喉科を受診。ドクトル・ナカガワ女史が麻酔して直ぐに鼻を洗浄すると信じられない位の膿が出る。ドクトル・ナカガワ女史が大阪弁で「副鼻腔炎です。貴方が考えているよりずっと重篤。即刻2〜3日入院して下さい。強いステロイド剤と抗生剤の点滴治療を行います」とのこと。出来たばかりの新館北病棟4Fの個室に入り、直ぐに点滴が始まる。CA3B0135(変換後)カミサンにパジャマ等を届けてもらう。夕方にはもう鼻水も出ない程良くなる。ここ数ヶ月か、いやもう少し前からハンダ付け時にフラックスを使うと鼻水が出ていたのだが、どうも粘膜がやられたようだ。前の晩よく眠れなかったので20時前には寝てしまう。
7日。04時に快調に目覚める。1階に下りて自販機でドリップ・コーヒーを飲み、病院の敷地を散歩。鼻水も出ない。部屋は北向きで霧ヶ峰と蓼科山が見える。食事は強いステロイド剤を入れると血糖値が急激に上がることもあるとかでヘルシー食というのが出るが、美味しくお腹一杯になる。CA3B0146(変換後)カミサンに入院の承諾書等を持ってきてもらうついでに志水辰夫の本も届けてもらい終日読書。バテ気味だったので骨休めにちょうどいい。午後の耳鼻科の診察で明日の午前中と午後イチの点滴が終わったら退院して、後は経口薬を1周間飲んで、15日に再度受診するように言われる。
本日。昨夜は内科医に「強いステロイド剤を入れているのでよく眠れないかもしれない」と言われていたが、確かに眠れない。眠れぬまま04時半になり明るくなったのでコーヒーを飲み、本日も敷地内を散歩。午前・午後と点滴を受け、14時過ぎに釈放となる。

やれやれであった。まさかこんなことになるとは思ってもおらず、ちょっとびっくりしたが、いい骨休めとなる。ドクトル・ナカガワには後24時間遅かったら大変なことになっていたかもしれないと脅される。今後2週間は酒・煙草は厳禁とのこと。

車は置いたままだったので、会計を済ませて自分で運転して帰るが、せっかくシャバに出たのだからと、入院時に持っていたそれこそ禁断のケムリをちょっと吸ってみたが、これが何ともマズイ。ふ〜む、イイキカイカモシレヌ。

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ダリの命日

ダリがアッチの世界に逝ってから1年である。早いものである。
まだ時々夢に出て来る。

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全く手間の掛からない奴であった。
生後数ヶ月の時、家族で半日出掛けるにあたって、木陰が出来る大きな木の根本にリードを繋いで出掛けたのであるが、夕方帰って来たら首輪が外れたまま、木の下にちょこんと座って待っていた。
リードを付けなくても最初から人の脇にくっついて歩くような賢さがあった。
人に噛みつくなんてことは一度としてなかったし、予防注射を恐れるなんてこともなかった。
最期もムスメの東の都への旅立ちをちゃんと見送って24時間後にフッとアッチに逝った。
全く凄い奴であった。

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