一夜にして

昨日はほぼ曇天。今日は朝から結構な雨降りで大雨注意報も出たが、夕方になって薄日が差す。
相変わらず描けずに唸っている。ステンドを入れる木枠の正確な大きさが出たからと、図面を届けてくれたハシヤタさんからは「産みの苦しみ、ま、頑張って」と、ヒトゴトであるから嬉しそうに励まされる?。

夕方、ひょっと外を見たら、昨日まで、たしかに咲いていたと思ったタンポポの黄色い花はなくなり、白い綿毛となっていた。IMG_5028(変換後)えっ、いつの間に?そう言えば今朝、歯を磨きながらいつものように外を見た時には黄色い花を見た記憶はない。ただし綿毛ではなかったのは確かである。雨が降り止んでからまだ2〜3時間、この間に変身したのであろうか?
ネットで変身の様子を1分40秒に収めた動画を見つける。
タンポポが綿毛になるまでの1ヶ月
う〜ん、凄い奴だ。アヤカリタイものである。

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帰還

先日、30年近く前に作ったフロアー・スタンドがご帰還召された。さる家に貸したのだが、それから30年近く経って還ってきたのである。
この作品はワタクシが描いたイメージ画を元に、今はもう鉄仕事を辞めてしまったPチャンに先に足を作ってもらったのである。鉄足の下部を大きくし、またバネ効果でちょっとガラスの傘に触れた程度では倒れないようにしてもらい、足が出来てからそれに合わせて傘を作った作品である。ワタクシにとっては思い入れのある作品であった。
IMG_5025(変換後)IMG_5024(変換後)さすがにもう還っては来ないと諦めていただけに嬉しく、36〜37才頃の個展を最後に、照明器具を作るのを殆ど止め、以来窓に入れるパネル制作だけをやってきただけに懐かしかった。

お世話になった京都のギャラリーの故タザワさんが生前に「人に作品を絶対に貸してはいけない。本当に欲しい人は借金をしてでも買う人であり、貸してという人は本当に欲しい人ではなく、貴方の作品をきちんと評価していない人、貴方の作品に対する思い入れを理解出来ない人である」と説教された。

我が家の薪ストーブの脇に置いて使うことにする。

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気晴らし

今日も良い天気である。朝食を食べてから歩いて数分の牧草地の斜面でコゴミ採る。群生しているので15分もあればスパーの袋一杯採れる。天ぷらでも、マヨネーズでもおかかに醤油でも美味い。
後処理をカミサンに任せてアトリエにこもる。大まかなデザインは出来ているのだが、何か足りない。線もイマイチ面白くない。描いては消しのドツボに嵌っている。

午後も描くが面白くない。

山吹が満開となりフライのシーズン到来である。IMG_5001(変換後)庭先の川は田圃に水を取られて渇水気味であるが、気晴らしに今シーズン初の釣りをすることにする。
アトリエに立てかけてあるフライ竿にはリールが付けっぱなしであるし、リーダーにはホコリまみれになったNo.12のエルクヘア・カディスまで付いている。いくらなんでも12番では大き過ぎるし、ティペットも傷だらけである。リーダーはそのままにしてティペットを交換してフライ・ボックスを開ける。さてこの時期ならNo.16のエルクヘアー・ダンで良い思いをしているが、生憎フライ・ボックスにはない。もう何年もフライを巻いていないのだからしょうがない。引っかき回していたらNo.16のCDCダンがあった。ウェイダーを履くのは面倒と、いつもの長靴で庭先の川に下りる。さて一投目、強い風に流されて対岸の葦に引っ掛かる。ここは必ず魚が居ついている場所であり、対岸に渡って鉤を回収していたら魚に逃げられる。仕方ない、リーダーを引張ってティペットを切って後で回収することにする。で、またティペットを付け直してフライ・ボックスを漁る。サイワイなことに16番のシンセティック・マテリアルで作ったダンがあったので付ける。IMG_5004(変換後)で、二投目。上手く流れに乗って30cmも流れたと思ったらガバッとアマゴが飛び出す。23〜24cmのアマゴである。今シーズンは幸先がいいと強い引きを楽しんでから寄せて写真を撮ろうと、左手でベストのポケットのカメラを探っていたらフックが外れて逃げられる。

ここで1匹目

ここで1匹目

まあどうせリリースするのであるからと場所の写真だけを撮って対岸に渡って先程のフライ鉤を外そうとしていたら滑って右足の長靴が水没する。ツイていない時はこんなものである。次の堰堤下を狙う。IMG_4999(変換後)なかなか出ない。5〜6投目にやっとヒット。またもや23〜24cmのアマゴである。今度は慎重に足元の浅瀬に寄せてカメラを構えたら、またもやピッとジャンプ?して逃げ去る。アハハである。どうもフックの鈎先が甘くなっているようだ。

2匹も掛けたらもう十分に満足。
岩に腰掛けて禁断の煙を吸う。長靴を履いてから30分の気晴らしであった。

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まだ続くGW

娑婆はまだGWが続いているようだが、ワタクシは相変わらずの隠遁生活。描いたり消したりの毎日で、夕方のウォーキング以外は土踏まずである。

アトリエから見えるぐるりは、日々緑色が変化していく。IMG_4997(変換後)

午前中、禁断の煙を買いにコンビニまで下る。今日は御柱祭りの最終日、建御柱とあってこれから諏訪大社まで行くのであろう、法被を着た人が目立つ。帰る途中、近所の人に結構出会う。フキンシンな氏子達に会い、ちょっとほっとする。                    

帰りに近くのコゴミを見に行くとやっと出始めていた。例年と同じか少し遅いくらいである。IMG_4989(変換後)これからは連日採りに行かねば。

裏庭はタンポポ畑である。黄色という色は昔はミンセイが被っていた色であるから、決して好きな色ではないのであるが、このタンポポの黄色は好きなのである。近所の人は「早く草刈機をかけないとタンポポだらけになるぞ」というが、ワタクシはこの時期、芝桜の赤やピンクよりタンポポの黄色が好きなので、綿毛が飛び終わるまで放おっておくのである。

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もう一歩がいつまでも・・・

外はうららかな春。

もう一歩が描けずにイライラの毎日。
どうしても『線』が自分のものにならない。イメージはあるのだがどこか違う。描いては消しの繰り返し。竣工は迫るし・・・
ノリマツさんに借りた安部龍太郎の『等伯』なんぞをこの追い詰められた時期に読んだのがマスマスいけなかったのか?・・・

気分転換に、別件のちょっとケチのついたデザインをやめ、新たにデザインした作品を先に作る。子供が触れる高さではないのでちょっと遊ぶ。ガラスが最も不安定なカットだが多分大丈夫だろう。たまにはこんな遊びもやってみたくなる。IMG_4988(変換後)

宮城公博の『外道クライマー』を読みだす。数年前に那智の滝を登って逮捕された日本を代表する「沢ヤ」が書いた本であるが、最初から抱腹絶倒。これも仕事が忙しい時に読み出す本ではないようで・・・

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