巻いて・巻いての日々の中で

この間は『巻いて・巻いての日々』を送っていた。この『巻いて』はカットしたガラスの周りに銅箔の裏に粘着テープが付いた物を貼り付ける作業であるが、数十枚ならそれなりに楽しい作業であるが、数百枚、或いは数千枚となると苦行である。音楽を聴いたり、テレビを横目で見たり、コーヒーを飲んだり、禁断の煙を吸い込んでみたり、眼薬をさしたり、ストレッチをしてみたりしながら巻き続けるのである。IMG_4864(変換後)
おまけに漁協の人事をやらねばならなかったり、病院では全身のCTを撮ってもらったり、医者からは「数字がまた上昇していますな。もっと歩け!」と言われたり、「本日JAZZ宴会!4時集合!」との声が掛かったり、ドジな娘が2段ベッドのハシゴで足を滑らせて肋骨を2本以上折って帰省したり、葉ワサビの花が咲いて「そろそろ漬けたら」と呼びかけてきたりと、みんなして邪魔をしてくるのである。

で、様々な妨害を受けながらも、漸くこの苦行から解放されホッとしているところなのであるが、この間横目でテレビを見ながら感じたことは、国会は中学生の生徒会レベル(決して高校レベルではない)、ワイドショーの司会者は「我こそ正義」とひょっとして本気で思っているらしく、出てくる政治評論家は井戸端会議のボス程度。ただただウルサイ芸人の学芸会に・・・若者が既にテレビ離れしているのは何故とは思わないのかと不思議である。

誰もが『引き受けず』に、『真善美』という人間の理想であるはずだった価値概念を一切忘れ去った先に何が待っているのだろうか。

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阿弥陀岳事故 Vol.2

先程書いた『阿弥陀岳でまた』に対して、遭難対策協議会のワダくんからコメントが届いた。ワダくんは遭対協の若手ホープであり、地元の学校登山ガイドでいつも一緒にやってもらっている人である。先月だったかに会った時「今年は雪も少なく、事故も少ないので出動せずに助かっている」と言っていたのだが・・・

このブログでは基本的にコメントは承認しないことにしているのだが、事故に関しての詳細な報告であるので転記させてもらうことにした。

【昨日の阿弥陀岳は、P3ルンゼ内で発生した雪崩に男性ガイドとクライアント2名の計3人が巻き込まれ、第3ルンゼに流された(落ちた)ものでした。
 報道ではデブリの末端に出ていたとのことですが、実際は全員雪崩に埋まったそうです。その後ガイドが運良く脱出でき、クライアント2名を掘り出したとのことでした。
 事故の発生した時刻は、富士見から見ても立場岳付近までガスにかかった状態で、ヘリもギリギリだったみたいです。
 1名は残念な結果となってしまいましたが、2名が良くケガを負いながらも助かったと関係者が口を揃えて話していました。】

とのことで、新聞報道の南陵から北東の沢というのは間違いで、P3ルンゼ内で発生した雪崩で広河原沢第3ルンゼに流されたものだったようだ。とすると埋没した2人をガイドが掘り出したりの時間を考えると、恐らくは13時より前であり、また現場がP3と考えると時間的には阿弥陀経由で御小屋尾根を下る時間的余裕はあったと思われ、ワタクシの疑問も解消された。ただ、実際に当日の現場を登っていたわけではないので軽々には言えないのだがただ、一昨日の降雪直後、それも気温が上がっていた昼頃にルンゼに入ったのかという疑問はどうしても拭えないのだが・・・

それにしても昨年の学習院に続き、また阿弥陀で、それも広河原沢である。ここちょっとサボっているものの、ウォーキングで阿弥陀広河原沢に向かって歩いている身としては辛いものがある。

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阿弥陀岳でまた

一昨日からの雪は、昨日の朝には止み、積雪も20cm程度であった。朝5時に起きて「雪掻き出払い」の有線放送を待つが、地熱?の残る舗装路には大して積もらなかったのか出払いの要請はなし。除雪機を使って町道から我が家までのアプローチの50m程と家の周りの駐車スペースを1時間ほど掻く。

日中は青空となり気温も上がり、どんどんと雪が融けていく。
デザインを考えていても描けず、スキーにでも行こうかなと一瞬思うが、ワックスを塗って、着替えてと思うとそれも面倒臭い。

午後3時頃だったか気分転換にちょっと庭を散歩。先日までこの時期とは思えない程黒々していた阿弥陀岳が白くなっている。眺めていたらヘリの音がする。ひょっとしてと思っていたら、夕方のニュースで阿弥陀の南陵を登っていたパーティーが雪崩に遭い、一人死亡、二人が重軽傷で3時頃にヘリによって救助されたと知る。

西岳頂上より、昨年3月17日撮影の南陵から阿弥陀岳。昨日はもう少し白かった。

西岳頂上より、昨年3月17日撮影の南陵から阿弥陀岳。昨日はもう少し白かった。

今朝の新聞では2500m付近で雪崩に遭い、北東の沢に300m程度流されたと言っていたから、南陵無名峰からP1・P2辺りで立場川側に流されたのであろうか。69歳の女性と61歳の女性と男性ガイドで日帰りの予定で船山十字路から入山。ラッキーなことに雪崩末端で体が雪面に出ていて、通報が13時20分頃とのことである。
どの程度雪崩末端から体が出ていたかも不明で、掘り出すのに時間がかかったかもしれず、ガイドは恐らく亡くなった女性への救命措置や骨盤と肋骨骨折の女性への対応などもあったであろうから、実際に雪崩に遭った時刻は分からないが、この時期に前日の降雪を考えると、70歳近い女性連れで、これから南陵の核心部に向かい、頂上経由で御小屋尾根を下山するにしてはいささか遅すぎる時間ではないかと(他パーティーのラッセルがあったかも不明)、ちょっと疑問に思った。

それにしても今更ながらヘリの機動力、恐るべしである。表層雪崩に遭い、ラッキーなことに体が雪崩末端の雪面に出て止まっていたとのことであるが、通報から1時間半でピックアップされたのであるから、ちょっと前を考えると凄いものである。また、「110番」による通報らしいが、沢筋でよく携帯が通じたものと感心した。

 

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大雪注意報

昨日は、今日が雪との予報が早く出されていたので、鎌倉に住む叔母に送るフキノトウを採りに1時間ほど近所を歩く。叔母は若い頃に長野に住んでいたことがあるようで、蕗味噌が好物らしい。送ったフキノトウで1年分の蕗味噌を作るという。ただフキノトウの食べごろのを集めるのは結構難儀である。既に開いてしまっていたり、まだ小さすぎたりで、型を揃えるのが難しい。対岸の崖の下を探す。崩れた崖に生える木の根元にはまだツララが残っている。IMG_4835(変換後)1時間程で何とか小ビク1杯程摂り、直ぐに送る。

食べ頃

食べ頃

今日は明け方に大雪注意報と着雪注意報が出た。朝から降り続いてはいるが、気温が丁度0℃位なので融けるの半分、積もるの半分といったところである。昨日の内にフキノトウを採っておいて良かった。
それにしても木々は重そうである。

IMG_4838(変換後)夜になっても降り続く予報が出ていて、このまま降られると今夕か明早朝の雪掻き出払いとなりそうである。この忙しい時期にちょっとナニである。

15時過ぎ、大雪注意報から大雪警報に変わる。気温は0℃からマイナスに変わった。除雪機は盗まれ易いので旅行前に納屋に入れたままである・・・

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再度、国税庁はMacがお嫌い

例年の如く、嫌な3月15日が近付いてきた。『確定申告』の締め切りが3月15日なのである。ま、2月16日から3月15日までの1ヶ月間に申告すれば良いのであるから、怠けていたワタクシが悪いのではあるが、「明日できることは今日やらない」という小学生の夏休みの宿題から学んだ教訓が相変わらず抜けていないワタクシにとっては毎年3月15日直前というのは何とも憂鬱な時期なのである。おまけに毎日なり毎週なり毎月なり、きちんと帳簿をつけているキヨクタダシイ人間なら簡単であろうが、そういうマメさが鼻っから欠落しているのであるから大変なのである。

でもって、デザインが描けずにでイライラしているのであるが、仕方ない、今日になって重い腰を挙げることにする。

ネットの国税庁の確定申告書作成コーナーというのを立ち上げる。ヤヤヤ、申告で使えるパソコン環境で今年もひっかかる。昨年よりは一歩前進してMacのOSは昨年の10.9環境から10.10でも使用可能となって一歩前進しているが、ブラウザのSafariは8.0まででしか使えないと出ている。スクリーンショット 2016-03-12 20.34.40(変換後)ワタクシのは9.03に上げている。「パソコン環境の確認を行う方はこちら」というのをクリックしたら、見事に使えないと出た。窓’sの方は知らんが、国税庁というのはMacintoshに対して悪意を持っているとしか思えない。昨年のように古いHDDを繋いでという面倒臭い作業をやる気にもならず、ままよとそのまま書き出してみたら一応問題なく打てた?のでホッとする。

天下の税金であるからしてテキトーになんてことはケッシテせずに打ち込むが、残念ながらというか恥ずかしながらと言うべきか、大した収入ではないからして、半日も掛からずに終わる。
還付金1225円が還ってくるらしい・・・

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