ダリ

ダリは相変わらず「グワッ、グワッ」というような声を出すだけで「ワンワン」とは吠えない。昨夜は生の鹿肉をやっても舐めるだけで食べないので焼いてやったらペロッと食べた。
今朝の散歩。何となくしんどそうで足元もおぼつかないが、いいうんちはするし、エサはしっかり食べる。

本日から実家に上京するカミサンをバス停まで送った後、ダリを動物病院に連れて行く。
呼ばれて診察室に入ろうとしたらダリが嫌がる。以前、両前足の間に腫瘍が出来てこの病院で手術を受けたことがあるが、その折りには嬉しそうに診察室に入ったのにどうも様子がおかしい。抱えて診察台に乗せる。症状を話したら「う〜ん、誤飲ではありませんね」と言われる。目や耳や歯を診て「歳の割りには元気ですね」とも言われるが、聴診器を当ててみて「右肺がおかしいですね。心電図とレントゲンを撮っても宜しいでしょうか」と言われる。心電図の結果は心臓肥大があるとのこと。次はレントゲン。結果右肺に大きな腫瘍が見つかる。「末期の肺ガンです。残念ですが当院では何ともし難い状態です」「おそらくは半年ほど前に発症したと思われます」「今後苦しむことがあるかもしれません。その場合には安楽死を考えた方が良い場合もあるかもしれません」。と、先生から大凡このような説明を何とも言いにくそうに丁寧に受ける。
ダリも診察台の上で悲しそうな目をしながら聞いている。

帰って上京のバス車中のカミサンやムスコに連絡する。ダリをくれたシノブくんにも電話。「ダリの兄弟はもう2匹とも亡くなっているし、まあ長生きし過ぎたんだと考えるしかないよ」と慰めてくれる。

それにしても一昨日の朝まで元気に吠えていたのにである。DSCF5799(変換後)

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大先輩

昼過ぎに東の都からオオムラご夫妻がカワダさんと来て下さる。オオムラさんは親父が最初に担任した生徒で、今年80歳になられるとのこと。親父が生きていた頃から「先生、先生」と時々遊びに来て下さり、親父があっちに逝った後も時々来て下さっている。ワタクシやカワダさんにとっては山岳部の大先輩でもある。IMG_3636(変換後)

山の想い出話しや山岳部の誰彼の消息など楽しい話しや、ムスコの演奏のビデオなどを見る。

夕食はオオムラさんが持って来て下さった大きな鱸を奥様が捌いて大皿いっぱいの刺身にして下さる。本日が初物のタラの芽と芹の天ぷら、鹿刺と共に食す。

20時頃、カワダさんの車で都に帰られる。楽しい一時と美味しい魚をありがとうございました。

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ドジめ!

昨日は『葉山葵漬け』を作る。今年は我が家の山葵が豊作。IMG_3624(変換後)午前中に大中小の保存瓶に6本ほど作る。作り方は人それぞれのようであるが、ワタクシは3cmほどに刻んだ後、塩少々で揉み、その後80℃のお湯に10秒ほど放り込み、ザルに上げたら熱いのを我慢して絞り、保存瓶に詰め込み、蓋を閉めたら1分ほどシェークし、粗熱が取れたら生醤油を注いで冷蔵庫で保存である。毎晩これを肴に飲むのだが、鼻に抜ける辛みが何とも好きである。またお茶漬けにしても美味い。血圧には良くないが、春の味覚である。

 

ここのところ『蘭チャン』の発情期にすっかり惑わされたダリが終日ウルサイと昨日書いたが、今朝から吠えることが出来なくなってしまった。
今朝方まで「ワンワン」とうるさかったのであるが、散歩に行こうとデッキの扉を開けたら「待ってました」とばかり飛び出し散歩道に向かって走り出したと思ったら、突然「グェッ、グェッ」と変な声を出す。何か吐き出そうとする様子であるが上手く吐けない感じ。ま、食いしん坊の奴のことであるからデッキから散歩道の間で何か飲み込んで、それが喉にでも引っ掛かったのであろうとそのまま散歩へ。時々「グェッ」とはいうものの牧草地を走り回っている。帰って朝食を何時も通り食べたのであるが、「ワン」とは吠えずに「グェッ、グェッ」とカエルが鳴くような声を出す。
様子を見ることにしたのであるが、時々小屋からデッキに出て来ては「グェッ、グェッ」と憐れな顔をして吠える。IMG_3627(変換後)あんまり吠えすぎて声帯を痛めたのか、はたまた小鳥でも飲み込んだのが喉に引っ掛かったのか?いずれにしてもドジな奴である。

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山笑う

やっと『山笑う』季節となった。コブシ、イチリンソウ、タンポポ、スミレに改善センターの桜も八分咲きとなった。
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ダリは近所の黒豆柴『蘭チャン』が発情期になったのであろう、しがな「うぉ〜ん、うぉ〜ん」とうるさい。今までは「飯!」「散歩!」ととしか吠えなかったのが、それこそ一日中「うぉ〜ん、うぉ〜ん」と遠吠えのように吠える。80を超えた爺さんなのにである。『因業ジジイ』ではなく『エロ・ジジイ』である。

昨日はムスメの19歳の誕生日であった。連日の教習所通いで一昨日は仮免も通って、昨日は久々の休みであったので、ムスメの所望する魚を買いに諏訪の『角上水産』まで二人で出掛ける。ここは新潟の寺泊から直送された魚類を売っているので鮮度は良い。寿司ネタを買い込んでからブック・オフに寄る。4月であるから105円コーナーの本も充実している。10冊ほど買い込む。
夜は握りと手巻き寿司、ムスメの作ったショート・ケーキにて誕生日を祝う。IMG_3623(変換後)

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63歳・・・

本日で63歳となった。「カンレキうれしいなぁ〜」と言ってから早3年である。
ま、それなりに肉体の劣化は自覚するものの、先日の内視鏡によるガン検査でも再発は認められず、2010年の再発手術からも5年経ったことになる。

今のところは65歳から国民年金を貰えるらしいが、アイツラ国家詐欺団の考えることであるからワタクシが65歳になる直前に67歳からだとか70歳からなんて言い出すに決まっているのである。であるから63歳になったなんてノンキに構えてはいられないのである。ついでに言えばワタクシの生命保険も確か65歳までに亡くなればウン千万円であるが、過ぎればウン百万円にしかならないのである。運に関してはあまり自信はないので、きっと誕生日の翌日あたりに頓死してカミサンに「あ〜ぁっ、よりによって!」なんていわれるのである。
生きていくということはなかなかに難しいのである。

まあそんなこんなであるが、ムスメがプレゼントと愛情を込めたショートケーキを焼いて祝ってくれて、で、やっぱりケーキの後は『誕生記念ご開帳』となったのである。

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