出払い

一昨日は朝8時から春の出払い(村の共同作業。欠席すると出不足金を数千円取られる)であった。小雨で酷いガスの中、ワタクシの常会28名で担当帳場に軽トラに分乗して向かう。田圃の側溝や水路に溜まった石や泥をジョレンやスコップで上げるのである。一生懸命やる人、テキトーにやる人様々であるが、ま、殆どの人が勤め人であり、直接農業に携わっていないのであるから当然といえば当然なのかもしれない。途中お茶休憩を含み10時半に終わる。
一旦着替えに家に帰り、11時半から懇親会。改善センターという村の公民館の一部屋を常会で借りてのエンカイである。農協で買って来た総菜や刺身や巻き寿司、本日の買い出し担当の人が作った汁物を肴にしての飲み会であり、これは春・秋の出払いの後に行われる。何せこのような出払い作業には中山間整備事業補助金?が常会の人数に応じて分配されるので、各常会とも結構な額を貯め込んでいて年々豪華になっていく。で、我が常会では春夏の出払い後と、年末には常会の家族も参加してのクリスマス兼忘年会をホテルの宴会場で行うようになっている。

2月にウォーキングを始めてからビールは飲まないようにしていたのだが(いや糖質0・プリン体0のは何本か飲んだが)、昼間から焼酎や日本酒を飲む気にもなれず酌をされるままに結構な量のビールを飲み、結構な量の肴も食べてしまい、ちょっとハンセイする。最近山に嵌ったウシヤマくんなどと山の話しをしたり、昨年から常会に家を借りてハウス菊作りを始めたムカエくんや、最長老のシゲタネさん、ムネヒコさんなどと話し込む。

常会のエンカイは飲みたい人は呑み続けるし、帰りたい人はテキトーに途中で帰っても構わないのであるが、後片付けは当日の買い出し担当の人4〜5名と、最後まで飲んでいた人がやることになっている。見ていると飲み会が終わる寸前にソコハカトナク消える人、最後まで残って余った酒や肴に期待する人、黙々と片付ける人と、なかなかそれぞれの性格が出て面白い。片付けを終えて4時半頃、飲まないので車で来ていたウシヤマくんに送ってもらう。

寝る前に風呂から上がって体重計に載ったら800gも増えていた。ハンセイ!

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のんびりと

快晴。異様に暖かい。都では桜が満開らしい。

午前中はカッパー・テープ巻き。うどんの昼食後、禁断の煙がなくなり町に下る。ついでに夕食を何にしようかと西友を覗く。昔は料理も億劫ではなかったのだが、最近はどうも面倒くさい。酒の肴で適当にと鮮魚売り場を覗くがろくな刺身もない。隣の肉売り場を覗く。ステーキ肉の安売りをやっている。ひょっと見たら100円引きのシールが貼ってあるのもある。消費期限が今日までのパックで350gの分厚い肉である。まだ山の疲れも残っているし、今夜も一人である。ステーキ肉1枚とレタスを買い、レジに向かっていたら枝豆のパックの安売りが並んでいる。フムフム、枝豆を肴にステーキにして、米を食べなければ・・・

帰ってまた暫くテープ巻きをしてからダリ散歩を済ませ、ウォーキングに出る。暑い。半袖にしてくれば良かったと後悔する。真っ直ぐ阿弥陀岳に向かって上る。今年は雪が多かったが融けるのも結構早い。IMG_3547(変換後)
途中のハウスでマナブくんと立ち話。マナブくんは10年前に都からやってきて、地元の人と結婚してハウス菊栽培をやっている明るい好青年である。昨冬の大雪でハウスが幾棟も潰れて大変だったが補助金で建て直したとのこと。今年は小学校のPTA会長を仰せつかったとのこと。ゴクロウサン。

帰って夕食前に風呂に入り、『糖分0・プリン体0』のビールを飲みながら枝豆で1杯。ミディアムに焼いたステーキの1/4をダリにやり、レタスも分けてやる。これでお腹一杯。この2ヶ月で随分と小食になったものである。

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病院、そして乗鞍岳

さて、27日のこと。2ヶ月に一度の内科。この2ヶ月間ほぼ毎日40分息が荒くなるスピードで坂道を登って、20分で下ってくるというウォーキングを続けてきたので、4Kg程度体重を落としていたし、BMIや体脂肪率、内臓脂肪もかなり減っていたのでちょっと自信をもって診察室に入る。入るなりドクトル・タニウチに「頑張ったね。凄いね。」と褒められる。「う〜ん、2ヶ月でこんなに数値が下がるとは・・・一体なにをやったの?」とお褒め頂き、「毎日坂道を40分ひたすら急ぎ足で登って」と答えたら「いやぁ、患者の鏡ですなぁ」とのことであった。
やれやれ助かった。これからも続けねばと思いながら9時半に展望レストランへ。さて何にしようかなと食券機の前で暫し悩む。カツ丼は勿論パスしてと・・・ちょっと気を大きくしてエイヤッと玉子丼を注文する。後悔。やはり朝からちょっと重かった・・・

夜、山岳部先輩のカワダさんが最新の山スキー道具と共に来宅。仕事を後輩に任せ、半リタイアした身分であるから、今年になってから30日は山や山スキーに行っていたとのこと。相変わらず日焼けしている。久しぶりに会い、0時近くまで話し込む。明日は5時起床で、6時に出て乗鞍岳に山スキーである。乗鞍は高校生の頃の冬山合宿で何回か行っていたし、09年にもカワダさんと行ったが位ヶ原から上が吹雪で引き返している。

28日、快晴。4時半時目覚め両膝にテーピング、左足首(昔ボルトが入っていた)を強いサポーターで固定。先日の西岳でズルムケした右足首の踵にもテープを巻く。コーヒーとゆで卵、カレーパンの簡単な朝食を摂って6時少し前に乗鞍を目指す。7時半にはリフト乗り場近くの第三駐車場に着く。装備を用意して8時15分のチケット販売開始まで待ち8時半のリフトに乗るが、その上のリフトは8時45分発で少々待ち、またその上のリフトは9時発でまた待つ。3本のリフトを乗り継ぎ『かもしかゲレンデ」の最上部にてスキーにシールを貼る。次々に若い山スキーの人達(最近はバック・カントリー=BCと呼ばれて人気である)、アイゼンやワカン、スノーシューなどの登山者達がリフトで上がってくる。『かもしかゲレンデ』の最上部からはツアー・コースとなり、先ず急登がある。シールで行くより担いだ方が早いとここはザックにスキーを着けてツボ足で登り、その上でジャケットを脱ぎウールのシャツ1枚になりシールで登る。乗鞍の主峰剣が峰が見えて来る。IMG_0080(変換後)二人ともピッチ上がらず。ワタクシは左膝と右足踵が痛む。やっと位ヶ原の急斜面を登り切ると広大な台地に出る。さすがに2500mを超え、風が強くなり、所々ガリガリに凍っている。IMG_0063(変換後)IMG_0072(変換後)2700m位まで登ったが剣が峰を諦める。さすがにアンダーのウールシャツ1枚では寒い。ジャケットを着込んでそれまで薄いグローブのままであったので厚いグローブを嵌め、シールを剥がし、夏のトイレ小屋目指して滑り下りるが、シュカブラやガリガリの氷で滑りにくい。トイレ小屋の前であんパンを食べて休憩。
さていよいよ下山である。考えてみれば昨年も今年も滑っていない。家から15分も走れば町内にスキー場が2つもあるし、町民割引で安く滑れるのだが、どうもいちいち着替えて滑りに行くのが億劫になっている。平日の殆ど誰も滑っていないスキー場に行ってゴンドラで上がって3Kmのコースを2回も滑れば飽きてしまうのである。で、最近はとんとご無沙汰である。

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カワダさん

古くて重い兼用靴(底がビブラムで登山靴とスキー靴の兼用靴)のバックルを締め上げると足が悲鳴を上げるが仕方ない。2人でのんびり下る。どうも思うように回せない。数百メートル滑ってはちょっと休む。穂高を眺めては一服する。

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スキー場まで下りてからは上級者コースなんぞには目もくれずに初心者コースをのんびり滑り3時前には駐車場まで戻って来る。

直ぐ近くの『湯けむり館』にて白濁した温泉に浸かり疲れを癒し、家には5時半には着く。頂上には立てなかったけれど快晴のなか、カワダさんとのんびり楽しむ山となった。

夕食後、カワダさんは明日自宅に来る孫の顔を見たさに8時過ぎには東京へ帰って行った。

 

本日、朝早いバスでカミサンとムスメが3泊で上京。ちょっとのんびり出来そうである。

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安曇野

免許更新がてら、ムスメが行きたいという『安曇野高橋節朗記念美術館』にカミサンと3人で行くことにする。塩尻の試験場には8時15分着。直ぐに更新手続きの説明があり、8時半から手続き開始。『金免許』なので手続きも早い。講習室に入って25分位ビデオと講習を受けたところで、係員が「最初の5人の方はもういいですよ」と言うがワタクシではないと思っていたら、手招きしてくれた。交付窓口に行ったらワタクシの前に70代と思われるオバーサンが割り込んでくる・・・???ワタクシより随分と後から講習室に入ってきて、ワタクシのすぐ前の椅子に座っていたオバーサンである。案の定彼女が交換札を出したら係りのオネーサンに「オバーサン、ちゃんと30分の講習を聞いていないでしょ!まだ免許証出来ていませんよ!」と言われる。普通なら照れるなりスイマセンなりして誤魔化すところであるが、さすがにオバーサン「うんにゃ、私はちゃんと聞いた!」とごね出す。「駄目でしょ、もう一度講習室に戻って!」とオネーサン取り合わない。「ハイ、次の方」とオネーサンは無視するが、オバーサンは窓口にしがみついてワタクシをブロックする。「あのねぇ〜、貴方の免許はまだ出来ていないの!講習をちゃんと受けていない人は分かる仕組みになっているの!ハイ、次の方」。「オバーサン、ちょっとどいて」とワタクシが声を掛けてもブロックは解かずに必死にしがみついている。男の係りの人が来て「ハイ、講習室に戻りましょう」と言っても無視。「こりゃ駄目だ!オバーサン、耳も聞こえないらしいね。ハイ、もう一度検査室に行くよ!」と係員に引っ張られて行った。

『安曇野高橋節朗記念美術館』はなかなか洒落た建物であったが、展示はライティングが下手というか、そもそも黒い漆板に描かれた絵であるから展示ケースのガラスの反射で見にくい。もう少しライティングを工夫するとか、無反射ガラスケースにしないと・・・
生家の茅葺きの蔵が有形文化財となっていたが、そこに入っている昔のちょっと歪んだ透明ガラスが綺麗であった。
IMG_3535(変換後)IMG_3536(変換後)美術館の庭のコヒガンザクラの蕾が大きくなっている。IMG_3527(変換後)また『多枝松』というのであろうか、面白い赤松の変種が大事にされていた。IMG_3534(変換後)

昼近くになったので豊科にある美味い天丼の店に車を走らせるが生憎火曜日定休であった。残念。豊科では今までに美味い店に当たった試しがない。ICに向かい車を走らせるが入りたい店がない。結局『かっぱ寿司』。う〜ん!
向かい側の『カインズホーム』にて探していた作業用手袋を買って帰る。

帰ったら雪が舞っていた。寒いなか、1時間のウォーキング。

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今日しかないという天気に

昨日・今日と山スキーのつもりだったが、仲間の用事でキャンセル。それではと昨日シュウジさんに電話するも5週間前に足指を骨折したので無理とのこと。昨日の夕食後、高層天気図を見ると『明日しか無いでしょ』という天気である。どこに行こうか考える。山スキーには気温が高すぎる。何の用意もしていないし、夕食前に一杯引っかけたので、これから食料を買いにいくのはちょっとである。となると明朝起きてからセブン・イレブンに寄って朝飯と昼飯を買い込んで登れる山で、どうせなら静かな山・・・。明日はカミサンが朝から出掛けると言っているのでジムニーは使えないからステップワゴンで行ける山。とすると美濃度までステップワゴンはキツイし、渋ノ湯まで行くには時間が掛かる。となるとやっぱり編笠か西岳だが、静かな山とすれば断然西岳である。というような消去法で夜9時頃になって西岳に行くことに決め、一応県警にメールで登山届けを提出。それから急いで用意するが、カミサンが勝手に登山用品を動かしたのでアレがないコレがないで時間を食い、寝たのは12時過ぎであった。

で、今朝、いい天気である。コーヒーを飲みながら新聞を読んで、出す物を出してから、セブン・イレブンで朝食用のサンドイッチと昼飯用のおにぎり・カップラーメンを買い、15分後には西岳登山口。サンドイッチを食べながら久しぶりの冬山用登山靴やスパッツを履く。
夏用のシャツの上にジャケットで丁度いいくらいの気温である。登山道は踏み固められている。途中でアイゼン装着しジャケットを脱ぐ。第二林道を過ぎたあたりで後ろから話し声。20代か30代前半のアベックに凄い勢いで追い抜かれる。ヌ・ヌ・ヌ!足元を見たら最近流行りらしい簡易アイゼンを履いている。そうだよな、こんな山で12本は重いよな、それにしても何で西岳なんてマイナーな山に来るのさと思いながら追いかけていたら、両足踵が痛くなる。ヤバイ、靴擦れが出来そう!久しぶりの冬靴であるし、靴下の選択をどうも間違えたらしい。それからは地獄であったが、ナニ、勝手知ったる地元の山である・・・
暑い!汗が出る。が、無風快晴である。10時半頃に頂上に到着。ザックにぶら下げた温度計は15℃を指している。赤岳・阿弥陀岳・権現・編笠山・富士山・北岳・甲斐駒・千丈・中央アルプス・御嶽・北アルプス、ついでにほぼ我が家まで綺麗に見える。アベックは樹林帯に入り込んで休んでいる様子なので頂上で休む。IMG_3488(変換後)

阿弥陀岳と中岳と赤岳

阿弥陀岳と中岳と赤岳

編笠山と富士山

編笠山と富士山

北アルプス

北アルプス

お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりを食べていたら単独の若い女性が登って来る。う〜ん、西岳もメジャーになったものである。
頂上でコーヒーを淹れてノンビリしていたらカワダさんから電話。「来週、火打岳の北面台地を滑りに行こう」とのこと。

頂上で2時間近くノンビリしてから下る。途中、単独女性が登山道を尻セーで下って来る。う〜ん、登山道を尻セーなんかしたらステップを潰してしまい、凍ったら滑り台にしてしまう。昔だったら絶対怒鳴られていたと思うが・・・オジサンは優しく先に行かせたのである。

2時間ほどで不動清水に下りてくる。この不動清水、昨年だかに手が入り、周辺の木は伐られ、石碑や水を受ける石臼状の物やベンチが設置された。馬鹿なことに金を使うものである。昔のままの方が風情もあった。木も伐られて夏は暑くて休めない。IMG_3513(変換後)

帰りに鹿の湯で汗を流してから帰宅。踵の皮がベロリとむけていた。でも久しぶりに歩き爽快であった。

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