寒い上に主夫は忙しい

昨日のこと。寒い!朝5時過ぎの-15℃。 IMG_2530(変換後)百均のバイメタル式温度計であるがアルコール式と較べても殆ど誤差がない。窓に貼り付けられるのでお勧め。それにしてもまだ12月というのにこの温度は例年1月下旬の最低気温である。地震・大雨・大雪・低温に噴火。カミノクニも大したもんである。

カミサンが都に行っているので朝は忙しい。5時起き、朝食を作り、ムスメを叩き起こし、暗いなか可燃ゴミを車に積んでゴミステーションへ。6時40分にムスメを駅まで送るが、3Kmの直線の下りはテカテカに凍っている。駅前ロータリーはスケート場状態。帰ってダリ散歩。雪が降って喜ぶのは車の修理屋とダリくらいのものである。着替えて2ヶ月に一度の茅野の病院内科へ。血液検査があるので8時半までにはと思ったが、原村の県道もテカテカ。お年寄りの車が2台先行していて時速25Km。対向車が来るので抜くに抜けない。ワタクシの後ろにも通勤の車が続いている。やっと長い下りで対向車が切れたので2台を追い抜いたのだが、続いて追い抜きを掛けたワタクシの直ぐ後ろの車が車線に戻ろうとしてスピン。2〜3回転してから半分田圃に突っ込むのをバックミラーで見る。恐ろしや!

ドクトル・タニウチの診察。2ヶ月前より数字は改善しており「この調子で頑張って!」とのこと。ま、身体に良い事を特にした訳ではないが、仕事で忙しかったからちっとは痩せたお陰か?ついでにここ2ヶ月近く前から感じている右下腹部の鈍痛を訴える。触診後に「う〜ん、一応調べてみましょう」とCTへ。CT後、直ぐにドクトル・タニウチから「ま、内科的には大丈夫でしょう。腰は悪い?」と聞かれる。「はあ、時々ギックリ腰で」「ひょっとすると腰から来ているかもしれませんね。痛みが強くなったりしたら整形を受診してみて下さい」と言われる。ま、内科的に問題がないと分かってホッとするが、内臓脂肪の黒い部分に我ながらちょっと反省。会計を済ませて展望レストランへ。帰ってから裏庭の薪をデッキに運ばねばならないし、明日は雨で明後日は雪となるともう少し除雪をしておいた方が良いから、ここは栄養を付けてと「カツ丼」を所望するも、やはり朝10時過ぎの『カツ丼』は結構重かった。

帰りにちょっとヨシユキさん宅に寄り馬鹿話をして、写真を撮りながら帰る。気温が上がって気持ちいい。IMG_2541(変換後)IMG_2545(変換後)

帰ってから明日が長男の結婚式のムネヒコさんにお祝いを届ける。ムネヒコさん「やっと決まって」と嬉しそう。着替えてから薪運び。裏庭の薪を軽トラに積んでデッキに運ぶ。ダリを出してやるが、遊んでくれるのでなければとサッサとデッキに戻り昼寝。次ぎは除雪機で裏庭を除雪。除雪後、除雪機のブレード等にシリコンをたっぷり噴射して明後日からの湿雪に備える。
15時頃上がって昼飯抜きにするか、ここはビールにするかと悩むが、結局モヤシ・ニンニク・ラーメンを作って食す。続いてストーブの脇に薪を運び入れ、風呂掃除をして、宅急便を受け取り、ヤレヤレと一息入れたらムネヒコさんの奥さんのミヨコさんがお礼にと沢山の野菜やキウイを届けてくれる。長男のヒロユキくんは役場勤めだが、当分の間は茅野に借りたアパートで新婚生活を送るとのこと。
直ぐに夕方、ムスメから18時21分着で帰るとの連絡。豚カツ用の肉があったのでソテーにすることにして、サラダと味噌汁、付け合わせのパスタを作り、駅前がスケート場の時には駐車スペース確保が大変で慌てて迎えに下る。

夕食後、ストーブの前で寝てしまう。主夫も大変である。あぁ、疲れた!

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貧しい国である

新聞で読んだのだが、地方の国立大学4年の女学生の話が出ていた。あまり親に負担は掛けられないと奨学金とアルバイト、たまに親からの数万円の仕送りで頑張ってきた。来春卒業予定だが就職はまだ決まらない。卒業したら4年分の奨学金+利子で500万円の返済が始まるという。就職出来たとしても手取りは20万もいかないであろうから、500万を返すには一体何年かかるのであろうか。サラ金じゃあるまいに・・・

若者よ、アイコクシンなんぞ持たずにさっさとこのクニに見切りを付けなさいと言いたくなる。

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やれやれ終わった!

14日、朝6時半頃に出て東の都に向かう。東の都に向かう時はいつも富士山に向かって走ることとなる。IMG_2452(変換後)都ではまずムスコをピックアップしてから、都の中心部近くのお宅へ。取り付け場所は外国人専用マンション8階の、廊下と食堂を隔てるパーティションへの設置である。IMG_2484(変換後)IMG_2496(変換後)ステンドは簡単に取り付けることが出来たが、パーティションの四隅や大理石のテーブルの袖にステンド用のガラスを嵌め込むのに結構時間が掛かり、途中美味しい鰻重を御馳走になりながら午前中から夕方まで掛かってしまう。
今年は『四君子』、ハワイの花である『プルメリア』、山の花である『マツムシソウ』に、今回は香港の国花である『バウヒニア』と、今まで殆ど作らなかった具象的デザインの『花』ばかり作ったことになる。おまけにこれまで殆どやらなかった絵付け・焼成もである。
クライアントも気に入って下さった様子にほっとする。やれやれこれで今年の仕事も終わった。

吉祥寺のホテルに車を置き、ムスコに手伝いのお駄賃として『おどり』に連れて行き、旨い刺身で一杯やるが、二人とも疲れがどっと出てあまり飲めず。一丁前に「〆にラーメン」というムスコを黒ごま担々麺の店に連れて行き別れる。
選挙速報にイライラ!この国はどうなるやら・・・

15日、高円寺駅で8時半にムスコと待ち合わせるが来ない。電話したらまだ寝ていた。昨夜は酔って乗り過ごしたとのこと。酒には相変わらず弱いヤツである。高円寺のホームから富士山が綺麗に見える。IMG_2501(変換後)新宿から湘南ライナーにて鎌倉に向かう。途中横浜近くだったろうか、やはり富士山が見える。鎌倉駅は平日であるのにオバサン観光客の群れが結構いる。天気も良いし暖かいのでプラプラと由比ヶ浜まで歩く。IMG_2508(変換後)鎌倉にはもう亡くなってしまった叔父一家が住んでいたので子供の頃には由比ヶ浜でよく泳いだものである。ムスコは都に出てから海を見ていなかったので喜んでいる。長谷の駅まで歩き、昼食後に叔母を訪ねる。叔母は一昨年・今年と大動脈の大手術を受けたのであるが、ちょっと細くはなったがお元気そうでほっとする。小学校低学年の時に会ったきりのムスコを見て「まあ、ハルキさんの高校生の頃そっくり」と言われるが、親としては???である。帰りは江ノ電で鎌倉駅に戻り、今度は武蔵小杉の病院に入院中の義母を見舞う。2月に最強心臓を手に入れた筈が、こちらも最強菌にやられてずっと治療中なのである・・・全く困ったことである。

さすがに疲れて高円寺まで戻り、下町中華料理屋に入る。ここは中国人経営の庶民的な店であるが、とにかく注文すると直ぐにジュージュー・熱々が出て来る。生ビールやホッピー(さすが下町中華料理屋、ホッピーまであるのである。勿論、中や外もちゃんとある)グビグビやりながら山程の皿を次々平らげる。ムスコと別れて入ったコーヒー・ショップにて嫌韓日本人の会話に嫌な思い。ホテルに戻り、風呂に入って直ぐに寝る。

本日は昨夜早く寝たせいか04時前には起きてしまう。テレビを点けるが首相の相変わらずの尊大演説をただ無批判に垂れ流すのみ。天気予報では爆弾低気圧の予報。相変わらずあまり食欲の湧かないようなモーニング・ビュッフェだが帰途の途中で大雪立ち往生ではかなわぬので詰め込み、そそくさと帰途につく。甲府辺りからちらつくが大したことはない。小淵沢から先がチェーン規制となっていた。
帰宅後、除雪機を倉庫から出して駐車場の除雪を先ずやり、大雪に備えて、除雪機用のガソリン予備を買いに農協まで走る。

明日は午前6時から出払い除雪の放送がかかる。やれやれ、帰ったら帰ったで忙しいことよ。

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組世話人

ワタクシの住んでいるツボダイラ常会(集落組合=村の下部組織に『組』があり、その下に『常会』がある。ちなみにワタクシは『オオシモ組』である)の来年度の『役』(常会長、衛生班長だの公民館班長だの10程度の役があり、毎年回り持ちとなる)として『組世話人』を9月の出払い後の会議でおおせつかった。この『組世話人』というのは主に1月14日に行われるオオシモ組の『どんど焼き』の用意であるが、この役は1年交替ではなく2年務めねばならないし、作業を覚えなければならないことから実際には前年の手伝いを含め、都合3年間連続作業に関わらねばならない、誰もが嫌がる『役』である。それでもワタクシの常会は現在29軒あるので、大抵の役は1度やればまず2回は回ってこない。これが10軒程度の常会だと毎年のように何らかの『役』をしなければならない。

今日がその作業の初日であった。といっても前年からの組世話人達は既に何回かの打ち合わせをしており、どこそこの家の林の青木(モミや杉やヒマラヤスギの青い葉)を貰うとか、どこそこの家の周りの茅、マメガラ、竹を貰うとかゴクロウな事前準備をしてあるのである。で、本日の作業であるが、青木を取りに長坂町(山梨県北杜市)まで軽トラ4台で取りに行くというものであった。というのも毎年のどんど焼きで近所では貰える青木が既に殆どなくなっていて、毎年の頭痛の種のようであるが、今年はヨシジくんの勤めている長坂町の会社で大量の青木を切ったとのことで、遠路いただきに行ったのである。ヨシジくんと「こんな大がかりなどんど焼きは何とかならんもんかい」と言いながら、軽トラ4台に山盛りの青木の枝葉を積んで来る。その後はどんど焼きの屋台骨となるカラマツの見立てに村有地の奥に行き、明日倒す木を決めてやっと作業から解放される。

この『どんど焼き』はその年の豊作や無病息災を願って3本の柱で三角錐を立て、その中にマメガラ・竹・茅などを詰め込み、周りを製材所から出たガラ板で囲い、更に青木を縛り付けて綺麗な円錐型とするのがオオシモ組のシキタリとなっているのである。本来は子供達が主体のお祭りであるはずなのだが、ここオオシモ組はきっと暇な大人が多かったのであろう、数年前までは10数mもの高さを誇り、仕上げはクレーン車まで使ってであった。素朴さゼロ、子供度外視でアホもいいところであったのだが、組世話人は大変である。そこで若い組世話人を中心に近年少しずつ低くしているのであるが、長老をはじめとする抵抗勢力の無言の圧力が掛かるようで、そうそう簡単に低くや簡素には出来ないらしい・・・

昨年のどんど焼き

昨年のどんど焼き

前に住んでいた烏帽子集落では当日の午前中にそれぞれが持ち寄った青木や竹や茅で2時間程で作っていたのだが・・・

明日はカラマツの伐採と茅刈り、21日に柱立て、1月11日に飾り付け、14日夜が本番(何時からか豚汁や甘酒まで作らされるようになった由)、15日後片付けと組世話人は忙しいらしい。

明日はサボらせてもらって東の都に納入である。

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ほっとして

今週末納入予定のステンドの磨きも終え、車に載せられるように運搬箱に梱包する。やれやれと安心する。作業台の上にいつまでも置いておくと何かの拍子にその上に物を落としたり、躓いた瞬間に手を突いたりしないかと不安になるものであるから、梱包が終わるとほっとするのである。
まあ、後は取り付け時に割らないように注意することである。随分昔のことであるが、高い処への取り付けで梯子に乗り、押さえ縁を釘で固定中に金槌がちょっとステンドに触れてしまいヒビを入れたことがある。こう言うのは泣くに泣けない。打ち付けた押さえ縁を外して修理のためにお持ち帰りである。

昨夕、買い物に出て暗くなった帰り、立沢大橋(長さ600mの高架橋)の真ん中辺りを走っていたら、前方左側の歩道上に青く光る目玉が4つ。レレレと減速して近づいたら3頭の雌鹿が歩道をゆっくり走ってくる。早く走りたいのだろうが何せコンクリートの歩道であるから滑って早くは走れない様子。助手席の窓からこちらにウィンク?しながらすれ違って行ったが遵法精神を遵守し、並びに礼儀正しい奴であから撃たれぬことを祈る。

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