踏切

昨日は山形で新幹線と車が衝突、車に乗っていた女性が亡くなったというNEWSが流れる。年末に何とも痛ましい事故である。で、映像を見て初めて知ったのであるが、新幹線が在来線の線路を走っている、つまり『踏切』があるという事実である。ワタクシは過去に東海道新幹線にしか乗ったことがなく、新幹線というものは高架を走っているものとばかり思っていたのである。同一平面上を新幹線と人や車が『踏切』で交差するという事実を知らなかったのである。当時現場は激しい雪で前も良く見えない状態だったらしく事故原因はまだ解明していないが、考えさせられる事故である。

朝のダリ散歩。『道徳心』『愛国心』『全体主義』『富国強兵』『検定教科書』みたいな三つ編みの『藤づる』を見つける。DSCF6910(変換後)

庭の雪掻きした後の小さな陽だまりにタンポポが咲いていた。ここ数日はマイナス12〜13℃まで下がっているのにゴクロウなことである。DSCF6911(変換後)

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秘密保護法、日本版NSC、武器三原則、普天間、靖国、愛国心、道徳教育、原発汚水漏れetc・・・新聞を開くのが嫌になる毎日である。

 

地元中学3年生が5月に自殺した原因究明の外部調査委員会の報告要旨が新聞に出る。幾つかの要因が重なり、その内の一つとして校内でのイジメを認めるというものであった。

今年の正月に大動脈乖離の大手術を受けた叔母と久しぶりに電話で話す。元気そうな声に安心する。

今日はきちんと飲みたくなる。DSCF6903(変換後)
設計士のニシさんが作った『塩麹ベーコン』、コマイさんから頂いた ミモレット・チーズ、アン肝、カミサンが作ったフランスパンのクリーム・チーズ詰め、あん肝。

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アリガトサン!

ワタクシはキリスト様と特段仲がよいわけでもないが、美味い物が食えればそれなりに付き合うに苦はない。で、一日遅れのようであるが本日の夕食は世に習って鶏の足をストーブに突っ込んで焼いて、サーモンのマリネやスープ、昨日作ったあん肝と共にワインで食した。

夕食後、ムスメが作ってくれたケーキを食す段になっ時、ムスメからプレゼントとして毛糸の帽子と手袋をもらう。オツムが淋しくなってから帽子が手放せなくなってきたのだが、今朝のようにマイナス10℃以下でのダリ散歩になると毛糸のいわゆるビーニー帽子が欲しくなる。毎年探すのだが厚すぎたり長すぎたりでなかなか気に入ったのがなく、結局ここ数年は冬でもハンチングで済ませていた。ムスメが探してきてくれたのは黒のシンプルなビーニーで、厚さも耳の上で折り返した時の長さもぴったりである。また手袋はどんなに寒くても使わなかったのであるが、やはり朝の散歩時は辛くなっていたのでこのシンサレート内蔵の手袋も大変ありがたく頂戴した。アリガトサン。

親からのプレゼントはムスメの希望で通学に使うショルダーバッグであったが、上手い具合にamazonから夜届く。

ムスコは昨日は一人淋しくであったようだが、本日はちょっとしたデートとのこと、まあ上手くやれ!

今冬は寒いのか暖かいのかよく分からぬ。というのは、今冬から日和って『ズボン下』を履くようになったせいでもある。昨年「股引だのタイツだのはワタクシの美学に合わぬ」と書いてしまったのだが、カンレキも過ぎたことだし、今冬から履き始めたのである。確かに暖かいので、一度履いたらこりゃあ止められなくなりそうでちょっと怖いものがある。但し、朝履いた時には良いのだが、時間と共に何となく股間がだぶついたような違和感はどうにも気になるのであるが・・・みんなこんな苦労をしているのであろうか。

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人生の苦悩

午後のダリ散歩でこちらも気になっていた欅の木というか根っこを見に登る。回り道をして上から下ればよいのだが、それも面倒である。
陽当たりのよい斜面で雪は融けているが、崩落のあった急斜面で、長靴を蹴込んでもズルズルとおっかない。4駆のダリはスタスタ登っていくが、浮き石なんぞを落とされたらかなわない。石のフォールラインを避けて回り込んで灌木をつかみながら強引に登って行ったら、最後はりっぱな鹿道に出て難なく緩斜面にある『木』に到達した。

DSCF6857(変換後)DSCF6859(変換後)昨日の『木』が『人生の悲哀』だとしたら今日の『木』はさしづめ『人生の苦悩』であろうか。根っこが大きな岩にでもぶつかって思うように延ばせないままに成長も止まって、崩落によって根っこが現れたのであろうか。漬け物石くらいの大きさの石をいくつか抱き込んでいる。裏に回って見たら、倒れたクルミの木の根も抱き込んでいる。凄まじいというか・・・DSCF6863(変換後)
午後3時過ぎというのに陽だまりで暖かい。倒木に座ってこの『木の苦悩』を想いながら一服していたら、ダリはさっさと下って下の雪の中を転げ回って遊んでいる。まったくデリカシーのない奴である。DSCF6867(変換後)

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彼の人生

昨夜は常会の忘年会というかX’Masパーティーがホテルで開かれる。ムスメは「自分で夕食作って、留守番している」というので、カミサンと参加。ホテルの送迎バスが迎えに来てくれる。一家庭何人参加してもよいとのことで60人も集まり、宴会場と隣の和室も借りての盛況である。田舎のホテルにしては洒落た前菜から始まり、スープは無いものの、魚・肉・パスタ・デザートと続き、ビール・ワイン・日本酒・焼酎と何でもやってくれとのこと。何せ金が余っている常会である。普段あまり話す機会のないモロさんやタカコさん、シゲタネさんなどと話す。案の定、先日のパトカー騒ぎが話題となる。諸説流れたようで、中にはカミサンにワタクシが刺された・・・あり得るか。

今朝は快晴である。ダリ散歩の途中、いつも気になっていた『木』の写真を撮ろうと雪でイバラの埋まった急斜面を登る。この木の周辺は陽だまりとなっていて、雪も随分と融けている中に、何だか『人生の悲哀』を抱え込んだような『枯れ木』が立っている。若い頃に少々ヤンチャしていたのか、イジメにあったのであろうか、そうとう捻れている。DSCF6852(変換後)暫し『彼の人生』を思うが、足元ではダリが「何ボケッとしてるんだ。ワシまだ飯も食ってないんだ。早く帰ろうぜ!」と喚きながら走り回り、挙げ句の果てにはこの『人生の悲哀』を背負ったような木にオシッコをしている。「お前みたいに無責任で、テメーのことしか考えない奴がいるから世の中どんどん悪い方に向かっているんだぞ!今やアホ共が『富国強兵』を叫ぶ時代なんだぞ。こんなことしていれば今に戦争に巻き込まれるんだぞ」と説教するも、「アホくさ。ワシ、もう年なんだから関係ないもんね。徴兵制になってもワシ行かないで済むもんね」という顔をしてさっさと急斜面を滑り降り、家に向かって一目散に走っていった。

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