アリガトサン!

ワタクシはキリスト様と特段仲がよいわけでもないが、美味い物が食えればそれなりに付き合うに苦はない。で、一日遅れのようであるが本日の夕食は世に習って鶏の足をストーブに突っ込んで焼いて、サーモンのマリネやスープ、昨日作ったあん肝と共にワインで食した。

夕食後、ムスメが作ってくれたケーキを食す段になっ時、ムスメからプレゼントとして毛糸の帽子と手袋をもらう。オツムが淋しくなってから帽子が手放せなくなってきたのだが、今朝のようにマイナス10℃以下でのダリ散歩になると毛糸のいわゆるビーニー帽子が欲しくなる。毎年探すのだが厚すぎたり長すぎたりでなかなか気に入ったのがなく、結局ここ数年は冬でもハンチングで済ませていた。ムスメが探してきてくれたのは黒のシンプルなビーニーで、厚さも耳の上で折り返した時の長さもぴったりである。また手袋はどんなに寒くても使わなかったのであるが、やはり朝の散歩時は辛くなっていたのでこのシンサレート内蔵の手袋も大変ありがたく頂戴した。アリガトサン。

親からのプレゼントはムスメの希望で通学に使うショルダーバッグであったが、上手い具合にamazonから夜届く。

ムスコは昨日は一人淋しくであったようだが、本日はちょっとしたデートとのこと、まあ上手くやれ!

今冬は寒いのか暖かいのかよく分からぬ。というのは、今冬から日和って『ズボン下』を履くようになったせいでもある。昨年「股引だのタイツだのはワタクシの美学に合わぬ」と書いてしまったのだが、カンレキも過ぎたことだし、今冬から履き始めたのである。確かに暖かいので、一度履いたらこりゃあ止められなくなりそうでちょっと怖いものがある。但し、朝履いた時には良いのだが、時間と共に何となく股間がだぶついたような違和感はどうにも気になるのであるが・・・みんなこんな苦労をしているのであろうか。

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人生の苦悩

午後のダリ散歩でこちらも気になっていた欅の木というか根っこを見に登る。回り道をして上から下ればよいのだが、それも面倒である。
陽当たりのよい斜面で雪は融けているが、崩落のあった急斜面で、長靴を蹴込んでもズルズルとおっかない。4駆のダリはスタスタ登っていくが、浮き石なんぞを落とされたらかなわない。石のフォールラインを避けて回り込んで灌木をつかみながら強引に登って行ったら、最後はりっぱな鹿道に出て難なく緩斜面にある『木』に到達した。

DSCF6857(変換後)DSCF6859(変換後)昨日の『木』が『人生の悲哀』だとしたら今日の『木』はさしづめ『人生の苦悩』であろうか。根っこが大きな岩にでもぶつかって思うように延ばせないままに成長も止まって、崩落によって根っこが現れたのであろうか。漬け物石くらいの大きさの石をいくつか抱き込んでいる。裏に回って見たら、倒れたクルミの木の根も抱き込んでいる。凄まじいというか・・・DSCF6863(変換後)
午後3時過ぎというのに陽だまりで暖かい。倒木に座ってこの『木の苦悩』を想いながら一服していたら、ダリはさっさと下って下の雪の中を転げ回って遊んでいる。まったくデリカシーのない奴である。DSCF6867(変換後)

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彼の人生

昨夜は常会の忘年会というかX’Masパーティーがホテルで開かれる。ムスメは「自分で夕食作って、留守番している」というので、カミサンと参加。ホテルの送迎バスが迎えに来てくれる。一家庭何人参加してもよいとのことで60人も集まり、宴会場と隣の和室も借りての盛況である。田舎のホテルにしては洒落た前菜から始まり、スープは無いものの、魚・肉・パスタ・デザートと続き、ビール・ワイン・日本酒・焼酎と何でもやってくれとのこと。何せ金が余っている常会である。普段あまり話す機会のないモロさんやタカコさん、シゲタネさんなどと話す。案の定、先日のパトカー騒ぎが話題となる。諸説流れたようで、中にはカミサンにワタクシが刺された・・・あり得るか。

今朝は快晴である。ダリ散歩の途中、いつも気になっていた『木』の写真を撮ろうと雪でイバラの埋まった急斜面を登る。この木の周辺は陽だまりとなっていて、雪も随分と融けている中に、何だか『人生の悲哀』を抱え込んだような『枯れ木』が立っている。若い頃に少々ヤンチャしていたのか、イジメにあったのであろうか、そうとう捻れている。DSCF6852(変換後)暫し『彼の人生』を思うが、足元ではダリが「何ボケッとしてるんだ。ワシまだ飯も食ってないんだ。早く帰ろうぜ!」と喚きながら走り回り、挙げ句の果てにはこの『人生の悲哀』を背負ったような木にオシッコをしている。「お前みたいに無責任で、テメーのことしか考えない奴がいるから世の中どんどん悪い方に向かっているんだぞ!今やアホ共が『富国強兵』を叫ぶ時代なんだぞ。こんなことしていれば今に戦争に巻き込まれるんだぞ」と説教するも、「アホくさ。ワシ、もう年なんだから関係ないもんね。徴兵制になってもワシ行かないで済むもんね」という顔をしてさっさと急斜面を滑り降り、家に向かって一目散に走っていった。

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雪掻き

朝5時に起きるもまだ降っている。24〜25cm積もったであろうか。5時半の出払いの有線放送を待つが一向に流れない。集落組合長のシンロウさん、1年の任期が終わりに近付き、毎日飲み会できっと寝過ごしたのだろう。案の定5時45分になって「各常会は、雪掻きの出払いをお願いします」との放送が流れる。スコップを持って歩いて7〜8分の担当の通学路に行くも、昨夜のうちにでも誰かが除雪機を掛けておいてくれた様子。しめしめ。小学校付近の階段など掻いていない所を済ませて出席を取り(雪掻きの出不足料は1000円!)解散。フミアキくんと大急ぎで家に帰り、ムスメを駅まで送る。

帰ってから家の周りや県道までの雪掻きであるが、南岸低気圧の通過による降雪、重い雪が除雪機のローターに纏わり付いて飛ばない。例年なら今時期の雪は乾雪で気持ち良く飛ぶのだが。8時半頃までかかって何とか家の周りと県道まで掻き終わる。DSCF6839(変換後)DSCF6840(変換後)

忍者ハットリクンみたいな顔をしたどこぞの知事がが辞任する。辞任会見で「政治的にはアマチュアだった・・・」みたいなことを言っていたが、強制捜査が入ってから返したあたりは確かにアマチュアだったのだろう。

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右を向いても左を見ても、真っ暗闇じゃござんせんか

午前10時を待っていたかのように本格的に降り出した。長野地方気象台も早速「大雪注意報」を出した。

口下手なくせに鼻っ柱だけ強いどこぞの『組長』。「ドスだけじゃ『この組』は守られへん」と『組員』に向かって「こんな上納金じゃ碌な飛び道具も買えへん。『組』の借金なんかどうでもええねん。来年4月からは上納金3%値上げじゃ。再来年は今の2倍じゃ、ボケ。同盟結んどるあっちゃのマフィアからどんどんチャカ買うてこい。ついでにいらんドスは他の組に売ったれ。」「そやけどこれは『特定秘密』じゃ。言うたら指詰めたるから、忘れんとき、ボケ。」「どうも最近お前らたるんどるさかい『義侠心』や『愛組心』ちゅうもん、きっちり教えないかんなあ!そやそや今年はちっとアレやったさかい、来年はきっちり『組の掟』も変えへんといかん!」と甲高い声で吠えている。

かと思えば、こっちの『チビッ子組長』は「オリンピック、ありゃワシが呼んだんやさかい、ワシ、小っこうてもホンマはBigなんじゃ。前親分だけにリケンあるんやないでぇ。」「それにしても、虎からあっちは何十億、ワシは5000万。合わへんなぁ」「『虎穴に入らんば虎児を得ず』やったのになぁ、ちっと浮かれて尻尾踏んでしもうたんかいな。」「ワシもオリンピックでもっともっとBigになろ思うとったさかい、ちっとは嘘も・・・そやさかいここはもう何が何でも引けんのや。」「辞めてもうたら、今更ぎょうさん本も売れんしなぁ」と泣き顔。もうこうなったからには一蓮托生、親分の首も、ムスコの明智光秀ノブテルの『跡目』も無くしたろかと思うとったら、今日は親分から先に呼びだしや。「ボケ、分かってんやろな!」と先に釘刺されてもうた。ワシもうアカン!。

『右を向いても左を見ても、真っ暗闇じゃござんせんか』と歌ったのは鶴田浩二だったと思うけど・・・鶴田浩二はもういないし、ケンサンは勲章もらって浮かれてるし、残るはブンタだけかぁ〜。

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