初雪

数日前灯油を買いに行ったのだが、1リッター99円となっていて驚く。いつも200リッター買うので2万円出したお釣りで、帰りに人様用アルコールも買えたのだが・・・

除雪機の整備や雪に埋もれては困るものなどの片付けも終える。

で、昨夕からチラチラしていた雪が、起きてきたら薄っすら積もっていた。まだまだ根雪にはならぬが冬本番である。DSCF6828(変換後)

新聞は『信濃毎日新聞』をとっている。物心付いた頃から家ではずっと『朝日』をとってきたが、あまりの朝日のフラツキに嫌気がさして4〜5年前から地元紙の『信濃毎日』に宗旨替えしたのだが、便利なもので今ではネットを使えばどの新聞も結構読める。一昨日『朝日』に浜矩子氏が「経済政策のアベノミクスが『富国』を、特定秘密保護法や日本版NSCが『強兵』を担い、明治時代の『富国強兵』を目指し、この両輪で事実上の憲法改正を狙い、大日本帝国を取り戻そうとしているかのようである」というようなことを書いていたが、全くである。正に冬の時代である。『12.6』を決して忘れてはならぬ。

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職業名は?

先日何気なくテレビのチャンネルを回していたら派手なセーラー服みたいな衣装で、同じ顔にしか見えないオネーチャン達(多分あれがAKB48とかいうのだろう)がインタビューに「アーティストとして云々」と答えていた。また別の日にもみんな同じ顔に見えるオニーチャン達のグループがやはり「アーティストとして云々」とおっしゃっていた。『アーティスト』というのは確か日本語では『芸術家』と訳されているはずである。そうかぁ、彼等彼女らはみんな『芸術家』なんだ。まあ『芸術家』という肩書きには国家資格があるわけでもないから、自分で名乗っても別に職業詐称にも詐欺にもならないのであるからどうでもいいのだが、ちょっとアレである。

時々ワタクシも職業を聞かれる。30数年前、税務署で「自由業です」と言ったら「もう少し詳しく」と言われ、「ステンド・グラスなんぞを作っています」と言うと、今でもそれ程認知されたわけではないが、当時はまだまだまだステンド・グラスなんぞあまり知られていない時代だったせいか、「ガラスを吹いて作るコップとか?」と聞かれ「いや、教会なんかの窓にあるやつでして」、「そうですか、教会にあるやつですか。う〜ん、じゃ要するに芸術家なんですね」「いや、芸術家なんてそんな大それた・・・」「じゃ、アーティスト!」「いや、そんな大層な・・・」「じゃ、作家!ガラス作家!」「いや、それも・・・」「う〜ん、じゃ、ガラス工芸作家?」、「いやガラス職人でいいです」「いやいや、貴方は雇われていないんでしょ?デザインも自分でやるの?」「はぁ、全て一人で作っていますが」「じゃ、いわゆる職人でもないし、やっぱりガラス工芸家、これでいいでしょう!決まり!」となった。どうも税務署の考えはよく分からぬ。以後、適当に『自由業』や『ガラス工芸』などと名乗っているが、時には『ガラス工芸家』と名乗らねばならぬ場合もある。どうも『家』が付くのが何となくこっぱずかしい。そもそも『家』とか『士』とか付く職業というか肩書きはきちんとお天道様に正対していないというワタクシの大いなる偏見も・・・

鉄やガラスを使うクマサンこと篠原勝之氏は昔から『ゲージツカ』と称しているが、その気持ちよく分かる。

『会社員』とか『運転手』とか『大工』とか『蕎麦屋』とか『主婦』とか何となく清く正しいキチンとした職業名というか肩書きがちょっと羨ましいと思うこともある。まあ最近は『建築関係』とか『自動車関係』とか『福祉関係』とか『教育関係』とか、『何々関係』という言い方が流行っていて、分かるような分からないような職業だか肩書きを名乗る人も多いようで、これもアレではあるが、昨日まで犬以下だった人が正々堂々というか厚かましくも『政治家』なんて言っている時代でもある。

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友よりの写真

コトウダくんより久しぶりのメールと写真。コトウダくんはガキの頃からの友人である。ずっと前から幾つかの照明器具を使い続けてくれていて、数年前、家を建て替える時にはステンド・グラス・パネルを入れてくれたのだが、庭先のブルー・ベリーが映り込んだ写真を送ってくれた。ワタクシの作るステンドは透明系のガラスを使うことにより、季節・季節によって映り込む景色を楽しんで欲しいと願っているのだが、納入してしまうとなかなか自分では見る事が出来ない。こうやって時々送ってくれる写真は作り手にとっての財産である。アリガトウ!

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テロ

出来損ないの埴輪だか福笑いみたいな顔をした自民党幹事長が秘密保護法案反対のデモを「今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。  主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。」とブログで書いて問題となっている。

福島の公聴会では全員が法案に反対、パブリックコメントにしても8割が反対、共同通信の26日・27日の電話アンケートでは反対が50.6%、賛成が35.9%である。もっと言わせてもらえば高裁では違憲・選挙無効判決、最高裁ですら違憲状態と断じている選挙で選ばれた国会議員に民主主義に従ってとは・・・百歩譲って「絶叫戦術云々」、毎度の選挙で「絶叫」する候補者はテロリストとおちょくりたくなる。

先日、国連人権高等弁務官事務所の特別報告官が「透明性は民主主義ガバナンスの基本である。情報を秘密と特定する根拠として、法案は極めて広範囲で曖昧のようである。その上、内部告発者、そして秘密を報道するジャーナリストにさえにも重大な脅威をはらんでいる。」と憂慮を表明している。対中国への憂慮ではなく、日本への憂慮である。

数の暴挙で推し進める括弧付き民主主義国家のリーダーが、抗議行動を「テロ」と言うに至っては、天安門事件を思い出さずにはいられない。

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町長殿・・・?

昨日、アイソン大彗星が崩壊してしまったという。4〜5日前であったろうか、カミサンはこの寒い中、夜明け前に起きだして東の空を見ていたそうだ。結果、はっきり「あれが」とは言えないが「見えた」とのことである。ゴクロウなことである。当然、ワタクシはカミサンほど皮下脂肪がないので遠慮する。

秘密保護法案に関する国会審議、野党のあまりの追求不足・不甲斐なさに呆れる。国会議員自ら情報を得られない・公表も出来なくなることに関して、選挙にて負託された責任をどう考えるのか。
先日、長野県内77市町村長アンケートが新聞に載っていたが、法案に賛成したのは5人で、うち3人は「慎重に審議すべき」と回答、残りの2人のうち、1人は「今国会で成立させるべきだとまでは言わないが早期成立は必要」と回答、さてもう1人、わが富士見町町長殿は唯一「今国会で成立を望み」、市民生活への影響に関しては「あると思わない」、自治体への影響も「あると思わない」と回答していた。ま、彼ならさもありなんである。

午前中から松本に久しぶりに買い物に出る。高速から真っ白となった穂高がよく見える。イタ飯屋にて昼食後、パルコ周辺でムスメやカミサンと分かれて買い物。山道具屋のブンリンに山靴を修理に出した後、ICI石井や好日山荘を覗くが、どこも人だらけ。帰って来た八ヶ岳が輝いていた。

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