友よりの写真

コトウダくんより久しぶりのメールと写真。コトウダくんはガキの頃からの友人である。ずっと前から幾つかの照明器具を使い続けてくれていて、数年前、家を建て替える時にはステンド・グラス・パネルを入れてくれたのだが、庭先のブルー・ベリーが映り込んだ写真を送ってくれた。ワタクシの作るステンドは透明系のガラスを使うことにより、季節・季節によって映り込む景色を楽しんで欲しいと願っているのだが、納入してしまうとなかなか自分では見る事が出来ない。こうやって時々送ってくれる写真は作り手にとっての財産である。アリガトウ!

PC010814-1(変換後)DSCN0624(変換後)DSCN0725(変換後)PICT0004(変換後)

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

テロ

出来損ないの埴輪だか福笑いみたいな顔をした自民党幹事長が秘密保護法案反対のデモを「今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。  主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。」とブログで書いて問題となっている。

福島の公聴会では全員が法案に反対、パブリックコメントにしても8割が反対、共同通信の26日・27日の電話アンケートでは反対が50.6%、賛成が35.9%である。もっと言わせてもらえば高裁では違憲・選挙無効判決、最高裁ですら違憲状態と断じている選挙で選ばれた国会議員に民主主義に従ってとは・・・百歩譲って「絶叫戦術云々」、毎度の選挙で「絶叫」する候補者はテロリストとおちょくりたくなる。

先日、国連人権高等弁務官事務所の特別報告官が「透明性は民主主義ガバナンスの基本である。情報を秘密と特定する根拠として、法案は極めて広範囲で曖昧のようである。その上、内部告発者、そして秘密を報道するジャーナリストにさえにも重大な脅威をはらんでいる。」と憂慮を表明している。対中国への憂慮ではなく、日本への憂慮である。

数の暴挙で推し進める括弧付き民主主義国家のリーダーが、抗議行動を「テロ」と言うに至っては、天安門事件を思い出さずにはいられない。

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

町長殿・・・?

昨日、アイソン大彗星が崩壊してしまったという。4〜5日前であったろうか、カミサンはこの寒い中、夜明け前に起きだして東の空を見ていたそうだ。結果、はっきり「あれが」とは言えないが「見えた」とのことである。ゴクロウなことである。当然、ワタクシはカミサンほど皮下脂肪がないので遠慮する。

秘密保護法案に関する国会審議、野党のあまりの追求不足・不甲斐なさに呆れる。国会議員自ら情報を得られない・公表も出来なくなることに関して、選挙にて負託された責任をどう考えるのか。
先日、長野県内77市町村長アンケートが新聞に載っていたが、法案に賛成したのは5人で、うち3人は「慎重に審議すべき」と回答、残りの2人のうち、1人は「今国会で成立させるべきだとまでは言わないが早期成立は必要」と回答、さてもう1人、わが富士見町町長殿は唯一「今国会で成立を望み」、市民生活への影響に関しては「あると思わない」、自治体への影響も「あると思わない」と回答していた。ま、彼ならさもありなんである。

午前中から松本に久しぶりに買い物に出る。高速から真っ白となった穂高がよく見える。イタ飯屋にて昼食後、パルコ周辺でムスメやカミサンと分かれて買い物。山道具屋のブンリンに山靴を修理に出した後、ICI石井や好日山荘を覗くが、どこも人だらけ。帰って来た八ヶ岳が輝いていた。

DSCF6799(変換後)

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

六衛さん

昨日の雨も上がり、暖かく穏やかである。広葉樹の葉っぱも落ち、残っているのは僅かなカラマツの茶色くなった針葉だけである。DSCF6787(変換後)写真を撮っていたらダリがいじけてアザラシになった。DSCF6786(変換後)

ロクエイさんの喪中葉書が届く。96才の大往生だった。ロクエイさんは前の家の隣に住んでいた鋸職人だった。眩しくないように薄暗くした仕事場でコークス炉で真っ赤に焼いた鋼をトンテンカンと叩いては鋸を作っていた。お年の割には大柄で、いつももんぺ姿でニコニコしていた。好奇心旺盛で話し好きで、酒は飲まず、甘い物が大好きで可愛がってくれた。暇な時にはロクエイさんの仕事場に行き、鋸を作るのを見ていたし、ロクエさんが暇な時にはワタクシの仕事場でガラスを切るのを飽かずに眺めていた。機械が好きで、いつもピカピカに磨き立てた250ccのホンダの黒い商用オートバイに乗っていた。当時ワタクシも真っ赤なオフ・ロード・バイクに乗っていたのだが、ある晴れた日に「オクズミさん、ちょっとオートバイで霧ヶ峰に遊びに行こう」と誘いに来た。今考えれば当時のロクエイさんはとっくにカンレキを過ぎていたわけで、いつものもんぺ姿でほっかむりした上にヘルメット姿だった。大門街道を駆け上がり、白樺湖からビーナスラインに入ったのだが、料金所では停止することなくどんどん行ってしまう。仕方ないから2台分払い追いかけた。「う〜ん、道を通るだけで金とるんかい」と大層不思議がっていた。強清水でグライダーが飛ぶのを、後ろの荷台に縛り付けたカゴから出した饅頭を貰って食べながら見た後、諏訪湖のほとりでカツ丼を食べたのだが、この時「オクズミさんは随分沢山の人を知っているんだなぁ」と言う。「何で?」と聞いたら「すれ違うオートバイの人がみんな2本指立てて挨拶する」と言う。「いや、あれはオートバイ乗りの挨拶で、知っている人じゃないよ」と教えたら、帰りの国道で早速ピース・サインをやっていた。
またある日、県道を走っていたら物々しい白バイやパトカーの行列に追いついた。何かと思ったらそれまで40Kmの時速制限のなかった県道がこの日から40Kmとなったらしい。仕方なく後ろについてノロノロ走っていたら、ロクエイさんのバイクが後ろから来て、先導のパトカーや白バイをごぼう抜きにしていった。「ウー・ウー」とあっと言う間に数台の白バイに追いかけられているが、一向に止まらない。数キロ先で止められているロクエイさんのところに行ったら、オマワリに向かって「ワシの知らんうちに勝手に40Kmに決めておいてスピード違反とは何事だ」と穏やかに怒っている。駐在や諏訪署のオマワリが「分かった、分かった、今日から40Kmになったで、今日はもういいから。でもお願いだからこれからは頼みますよ。」と低姿勢であった。

前に住んでいた家の周りのあまりの変わりように、何となく見たくない、行きたくないという気持ちがあり、ついついご無沙汰しているうちに、味のある人達がどんどん亡くなっていく。淋しいことである。

 

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個

薪割

本日も秋晴れで暖かい。昨日運んだ軽トラ3杯分のクルミを朝から割る。クルミは水分が多いのでちょっと短めにチェーンソーで輪切りにしてから老体人力斧で割る。素直な木であるからスッコーンと割れる。午後からはカミサンにも手伝って貰って薪山を作る。頑張って夕方までに昨日運んだ木を全て割り終え、今冬分は確保する。さすがに体中がギクシャクする。

 

カテゴリー: 未分類 | コメント / トラックバック: 0個