春雪

昨日はワタクシの誕生日であった。それを記念して北朝鮮がミサイルを発射するのではと危惧されたが、幸いというか昨日は発射されなかった。
ムスメから七色のバラと、何と説明したらよいのか分からぬ面白いボールペンをプレゼントされる。帰りが遅くなったムスメの代わりにカミサンが作ったショートケーキで祝ってくれる。そうそうカミサンからはバーボンもプレゼントされた。東京のムスコからは電話も来た。暫く前にムスコは、かのソニー・クリスが生前愛用していたSELMERの銀のサックスを手に入れたのだが、凄い音色だと自慢していた。この件に関してはちょっと面白い曰くがあるのでそのうち書こうと思う。

で、今朝起きてみたら一面真っ白であった。春雪である。数センチ積もった。庭のスイセンもうな垂れていた。ダリはやはり元気がないのだが、久しぶりの雪が嬉しいのか、或いは足の痛みにと飲ませたコンドロイチンとグルコサミンが効いたのか今朝は比較的元気で、さっさとスギナが生えている場所に行きムシャムシャと食べている。人様も春になると無性にアクのある山菜を食べたくなるのであるが、菜食主義のダリの場合は彼の歩いた跡には頭が無くなったスギナしか残らない程である。ちょっと積もって白くなった林は気持ちいい。スギナに夢中なダリと、今回はまだ腰痛が完治しないワタクシにとって、林の中で久しぶりにノンビリした時間を過ごす。

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この国は危ないな

コブシも梅も桜もまだまだだが、カワラヤナギが芽吹きだした。いよいよである。

今朝のニュースを見ていてびっくりした。山梨県には橋が1700幾つだかあるそうだが、その橋の構造図面が残っていないものも多く、これからは今まで10年の保存期間だったのを、橋が設置されている限り残すというようなことであった。これは来るべき地震に備えて保守整備を始めたが、図面が残っていない橋の保守に時間や金が掛かるからとのこと。う〜ん。ワタクシでさえ自分の作品の実寸図面は、もしも割れた場合の修理等を考えて全て保存している。
「危機管理能力」とか、それに付随する「想像力」とかが全く欠如しているとしか思えない。きっと山梨県だけではなく、日本国中がそうなのだろうと思う。先日、福島原発ではネズミが仮設配電盤に入り込みショート、冷却水用ポンプが24時間も止まったと報じていたが、きっとその他の設備に関してもきっとその程度なのではと・・・

先日は10分ほどの所にある日帰り温泉でノンビリ浸かっていたら、小学生くらいの兄弟が「きゃーきゃー」ではなく「ぎゃーぎゃー」騒ぎながら浴槽の中でお湯を洗面器で掛け合っていた。ワタクシが怒鳴る前に商店街で時々見かけるお爺さんが「うるさい!」と一喝。弟の方が浴槽から逃げ出したのに向かって兄が洗面器を投げつけ、弟は洗面器に足を取られて転倒。タイルの壁に側頭部をぶつけて耳の付け根を切り血が流れて泣き出した。と、ワタクシと同じジャグジーに入っていた如何にも別荘族風銀行員風公務員風(違ったらゴメン。偏見があるもので・・・)中年男が子供を診るでもなく「人の子に向かってなんだ!」とお爺さんに向かって怒鳴りだした。お爺さんは「無礼もの!てめえそれでも親か!」と一喝したら、その中年親父が今度は「救急車、救急車!」と叫びだした。これには入浴者がみな呆れてシラーッ。ま、誰も支配人も救急車も呼びはしなかったのは当然。こんな親子が勉強だけ出来たりしたら日本の未来は暗い。古来、日本は良い意味で『恥の文化』と呼ばれてきたが、あれはもう昔の話しである。

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エッチュウさん頼み

次から次へとあちこち痛む。先月上京した折りに腰に痛みを感じて以来、右肩、左肩、首、腰と一カ所が治ると2〜3日後には別のところが痛くなる。昨日からはまた腰が痛みだした。ちょっとした弾みでひどいギックリ腰になりそうである。朝イチでエッチュウさんに電話する。エッチュウさんは前に住んでいた家の隣に引っ越して来たヘルス&フィットネスの先生である。所謂カイロプラティックスやテーピングを施すのであるが、とにかく効く。歩けない程のギックリ腰でも、帰りには普通に歩けるようになる。

昔から腰や首が悪くて友人やカミサンの車であちこちの治療院に行ったこともある。大抵のカイロプラティックスではマッサージの後、「エイヤッ!」と腰を押されたり「グギッ!」と首を捻られたりと残酷極まりないし、鍼灸院では体中に針を刺され、おまけにカエルの実験のように電気を流されたりする。まるで拷問である。どちらも終わっても暫くは動く気力も無いほど疲れる。大抵一回では治らずに通うことになるが、エッチュウさんの所では一回で治してくれるし、矯正する時の痛みも全く無い。

で、今回は骨盤がずれて足の長さが2cmほど違っていた。原因は肩胛骨の裏の何とか筋の緊張が酷く、それに合わせて背骨も前後左右バラバラに引っ張られていたようだ。腹ばいに寝て、雑談をしながら腰や背中や肩の筋肉を1時間ほど揉みほぐして、最期に「フッ」と骨盤の矯正をしてくれる。その間全く痛くない。痛くないどころかヨダレを流して寝てしまいそうだ。終わると全身の力が抜けたような感覚だが、痛かった腰の痛みも全く消えている。これには毎回驚く。後は2〜3日は力仕事を控え、今日は水分を多く摂り、1時間置きくらいに体を捻ったり、屈伸をして背骨を動かすだけである。ワタクシにとっては困った時のエッチュウさんなのである。

 

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ダンコウバイ

ダンコウバイが咲き出した。この辺では春一番に咲き出す花である。葉が出る前に黄色い花を付ける。小川の周りには柔らかそうな草が生え、菜食主義のダリは嬉しそうに食べている。ドッグ・フードの他にレタスやキャベツも食べているのだが、名前は知らぬこの柔らかそうな草と、もう少ししたら生えてくるスギナが彼の好物である。そのダリだが、少しは元気になったが、まだ何となくお疲れというか・・・やはりお歳なのだろうか、動作が鈍い。

ダリもであるがワタクシも調子悪い。先日の上京時に腰に来たが、それが治ったと思ったら今度は首から肩に来た。この不景気、元々首は回らぬが、痛いのは困る。デザインも終わり、原寸大に引き延ばしたところで迷いが出た。どうも気に食わない。ドツボにはまった。また机に向かってうんうんと描き続けていたら首に来た。昨夜は風呂でストレッチをして、インドメタシンを塗って寝たのだが、今朝は余計酷くなった。「ライオンだか虎だかと同じ部屋で、気の小さなトーサンは小さくなって寝ているから」と言うと、ムスメが鼻の先で嗤った。今日は日曜。明日にでもカイロプラティックのエッチュウさんに診てもらおうか。

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ダリ

今朝起きたらうっすらと白くなっていた。考えてみればまだ3月である。福寿草が萎れていた。

カミサンと春休みになったムスメが24日から東の都に行っている。チョンガーは朝から忙しい。ゴミ出し日である。家中のゴミを車に載せて集落センターのゴミ・ステーションに捨てに行く。朝食を作る。ダリ散歩に行く。
ダリだが1週間ほど前からあまり元気がなくなってきた。そもそもワタクシが家の中で靴下を履くのを見ただけで「散歩に行きやしょうや!」と嬉しそうに4つ足ジャンプしていたのに、「仕方ない、お供しますか」程度に変わった。林の中で走り回らずにトボトボと歩く。昼間は小屋の中で終日寝ている。体中をなで回してみても腫瘍のようなものは見あたらぬ。便も健康的である。どうもお年から来るもののようでもある。但し、食欲は相変わらずある。上京中のムスメやムスコからダリの様子を問い合わせる電話が続く。昨日は30分以上、体をマッサージしてやり、家にあった『滋養強壮・虚弱体質・栄養補給』を謳うチオビタ・ドリンクを飲ませる。で、今朝もあまり元気ではないが、昨日・一昨日よりは元気になった感じである。しきりに青い草を探しては食べている。ひょっとしてビタミンC不足かもしれない。
帰ってレタスをちぎってやるとムシャムシャ食べる。元々菜食主義の傾向のあるダリである。冬の間の新鮮な青物が不足したのかもしれぬ。ま、いずれにしろ大分お年を召されたことは事実であるようだ。お互い歳は取りたくないものである。

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