いよいよ秋

ここ2〜3週間、毎日のように『大雨・洪水注意報』がこの町にも発令されるのだが、今年は本当に局地的にしか降らない。茅野市郊外では土砂崩れが起きたとか、松本では床上浸水になったとか、車で数分の所では道が川のようになったというのに我が家周辺は全く降らずにカラカラだったが、ここ2日ほど夜にまとまって降ってくれたお陰で人心地つく。ダリの散歩道フシグロセンノウが咲きほこっている。毎年この花を見ると、もう秋だなと思う。さすがに朝晩は半袖では寒くて仕事にならない。

仕事はまだガラス・カットの日々。使っているガラスは色が様々混じっているオパール系が多く、また結構複雑なラインをカットするので、ガラスの切り口が鋭く、ちょっとうっかりすると直ぐに手を切る。こんなに手を切ったことがないくらい傷だらけである。腕が鈍ったのかなぁ〜。

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学校登山2 編笠山

昨日はエッセイストの伊藤礼氏が友人とひょっこりと現れる。富士見高原療養所が取り壊されるのを知った友人が礼氏を誘ったようだ。来年は80歳とはとても思えぬ。むしろ30年前、身体を壊されていた頃よりお会いする度に若返っている感じである。「あのねー、今はね、60歳超えたら8掛けにするらしいよ。だから貴方は48歳なの。カンレキなんて偉くないの。」とのこと。我が家がバタバタしていてお泊め出来ず、礼氏が富士見町三セクの「八峯苑」に電話したら朝食付き13500円と言われ「え〜っ」と言ったら「もう夕方だから10000円でいいです」と言った由。「え〜っ、え〜っ」と言えば6000円になったかもしれないが、旅慣れた礼氏「それでは結構」と断り、友人と二人で「上諏訪にいきましょう」とサッと帰られる。いつもダンディーな人なのである。
今朝の新聞に高原療養所の富士病棟の展示物を資料館長と友人に説明する礼氏が載っていた。

今日は地元小学校の学校登山のガイドで編笠山に行く。今回は5・6年生62名、教師5名、ボランティアの保護者17名、ガイド2名の大部隊である。天気予報では曇り、15時頃から雷雨となっていて心配したが、07時に観音平を出発した頃は曇っていた空が頂上に近付くにつれて晴れだし、頂上では麓にある小学校、赤岳・阿弥陀岳・権現岳などの八ヶ岳の峰々、甲斐駒等の南アルプスも望め、楽しい登山となった。

青年小屋への下りも皆騒ぐこともなく下り、ディズニーランドやゲームでは味わえない楽しさを味わったことだろう。

いつもの恐竜も笑って迎えてくれた。

青年小屋からの長い下りも無事こなし、15時半過ぎに観音平に下って来る。

今年の学校登山ガイドも来月の1校のみとなる。
明日からまた土踏まずでガラス・カットせねば。

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ピクニック・コンサート

雨も降らずに連日まだ暑い。朝晩はさすがに涼しく、窓も閉めて寝ていられるが、日中はとにかく暑い。ダリもぐったりしている。夕方の散歩の後、ダリは毎日川で泳いでいる。

仕事の方はガラス・カットの日々。切っても切っても型紙は減らない。『土踏まず』の日々が続いていささか疲れたので、今日は富士見パノラマ・スキー場に、毎年恒例のピクニックコンサートを聴きに、テントと弁当とビールを抱えて行く。これは富士見ウィンドオーケストラががホスト・バンドとなって、スキー場でBBQをしたりビールを飲みながらアマチュアやプロ・バンドの演奏を楽しむというものでもう11回目となっている。とにかく暑いので、日よけテントを張って潜り込み、ビールを飲んでいないと熱中症になりそうである。息子は浪人中ということで出ないつもりだったのだが、バリトン・サックスで急遽参加することとなり、またカミサンもピアノで参加した。
毎年参加している甲府の『フィーリング・ジャズ・オーケストラ』がとにかく凄い。とてもアマチュアとは思えない演奏。また諏訪の『ゴスペル クワイヤー In Dis』も聴き応えがる。プロの演奏では『深澤芳美&キャロライナシャウト』、『デキシーキャッスル』が参加。さすがにプロの演奏、聴き惚れる。トランペットの鈴木正晃氏やピアノの深澤芳美さんがテントに立ち寄ってくれる。深澤さんは今夜は我が家に泊まる予定だ。

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ペーパー・ワークが嫌い

朝晩はさすがに涼しく、窓も閉め切っていられるが、昼間はまだ結構暑い。

懐石料理屋さんの壁面に入れるステンドW2400×H1400の原寸大の下絵は塗り壁の壁面に紙を貼って描き、細部を実際に使うガラスの表情を見ながら今度はテーブルの上で修正し、次には全紙大のカーボン紙を使って厚いクラフト用紙に写し取っていく。『土踏まず』も何日目だろうか。
やれやれあと少しでペーパー・ワークともお別れ出来る。

1/10のデザイン画を考えるのは生みの苦しみもあるが楽しい時間でもある。ところがそのデザインを原寸大に描いたり、型紙を作るペーパー・ワークだけはいくらやっても好きになれない。毎回「ああ、早く終わらないかな」と思う。

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日中は例年になく暑いのだが、ここのところ毎日のように富士見町には大雨・洪水注意報や警報が発令される。幸いなことに雷鳴と共にザーッと降るが大したことはなくすんでいる。今日も早くから大雨・洪水注意報が発令されたが大した降りではなかった。夕方一時雷雨が止み、東の空に大きな虹が架かった。

虹で思い出すのは3年前の日比谷野音での『山下洋輔トリオ復活祭』のダブル・レインボーである。30数年ぶりに山下洋輔トリオのライブを聴きに息子と上京したのだが、夕暮れの魔都に掛かったダブル・レインボーは正に予期せぬ演出であった。

夜、高校時代の友が亡くなったことをメールで知る。

雷雨の去った夜は肌寒く、窓を閉める。

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