春たけなわ

春たけなわである。一昨日・昨日と狂ったように暑くなり、ここら辺でもちらほらと梅や桜やコブシが咲き出した。

GWといっても家族それぞれの予定があり揃わない。今日は娘が暇だというので久しぶりに二人で登ることにする。GWで混む山は嫌だしと手近の編笠山(2524m)にする。昨日までとは違って肌寒く、登るには汗もかかずに快適である。鹿に食われた樹皮が目立つ。彫刻刀で削ったように綺麗に樹皮が食われている。

標高2000m辺りで娘が「どうも調子悪い」と言い出す。娘とは随分とあちこちの山を登っているが、小さい時から決して「疲れた」とか「調子悪い」と言ったことがない子である。顔色も冴えない。下ることにする。のんびり下って、丁度10時に『鹿の湯』の日帰り温泉に着く。一風呂浴びて帰る。

夕方ダリ散歩に出る。ニリンソウやヒトリシズカが咲き出している。

ニリンソウ

ヒトリシズカ

夕食は山菜の天ぷらにしようと庭にある食材を集める。タラの芽はまだだが、山ウド・ワサビの花・コゴミ・セリ・シイタケが採れる。

山ウド

シイタケ

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上京

昨日は7時前に出て北千住にステンドの取り付けに上京。車の運転が嫌いなワタシにとって、首都高速をぐるっと半周もするようなドライブは考えただけで嫌になるが、渋滞もたいしたことなく、新しいカーナビの助けもあって3時間かからずに現場に到着。ステンド2枚の取り付け。暑くて半袖1枚になっての作業。

昼食はドクトル・イタバシのクリニック・ビルにある中華レストランで、企業の会議用豪華弁当の試食。旨い!

取り付けも順調に終わり、所用を済ませた後、吉祥寺にて学長のカメさんに1年半ぶりに会い、飲む。カメさんは3年先輩でもう40年来の付き合いである。昔から「飲もう!」の誘いを決して断らない男の中の男なのである。もう14〜5年前、山岳部が冬山合宿中に事故を起こし、その後山岳部の顧問なんて引き受けてくれる教授が誰も居なくなって困ったことがあった。この時カメさんに「一度事故を起こしたらもう当分事故は起こらないから・・・」と口説いて顧問を引き受けて貰ったことがある。ところが翌年、今度は夏山でまた事故が起きた。カメさんは警察で始末書まで書かされた。本当に申し訳ないことをした。

旨い魚と旨い日本酒の後、もう一軒バーに寄り、午前様でホテルに戻る。

今朝はさすがに疲れたのか6時半に目覚める。千葉で震度4の地震があったようだが気付かず。たまの上京で地震にあってはかなわぬと、早々にホテルを出て途中多磨墓地に両親の墓参りに寄り、昼前には帰って来る。

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葉山葵

ここのところ仕事に追われて土踏まずの生活が続いている。

今日は朝から快晴で暖かい。14日に山岳部の先輩達がワシのカンレキ祝いに来てくれる、じゃなくて長女の高校合格祝いと長男の浪人応援に来てくれるとの連絡が昨夜あった。どうも御馳走が届くようだ。ではこちらも歓迎に山菜をと思うが、この時期わが家周辺ではフキノトウしか出ていない。タラの芽もアブラコシもウドもまだまだである。ではと、この辺で一番早くフキノトウや山ワサビの葉が出る南面の秘密の斜面を登ってみたら山ワサビの花が咲き葉も茂っていた。腰びく一杯分を採って来て、葉山葵の生醤油付けを作る。毎年これを作ると「春」だなと思う。

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カ・ン・レ・キ

ふーッ!

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鹿角

もう2〜3週間前になるが、川の対岸を一頭の若い牡鹿が頭から片方の角をぶら下げて狂ったような歩き方をしていた。角が春になって落ちかかっているのだが上手く落ちず、鬱陶しくて何とか落とそうとしているらしい。丁度外出せねばならない時だったので、帰って来てからダリと鹿の足跡を追った。まだ雪が残っている頃で鹿の足跡は林の中をあちらこちら歩き回っているのだが、落ちている木の枝が全て角に見えてとてもじゃないけれど探せる状況ではなかった。その後、雪が融けてからも一度探したが見つけられなかった。

今日は暖かいのどかな春の日。子供達とダリ散歩がてらフキノトウを採りに行った。沢山のフキノトウを採った帰り、先日角を探した林から100mほど離れた牧草地を歩いていたら目の前に角が一本落ちていた。大きさからいって先日の鹿のものかもしれない。若い牡の角のようだが結構な重さである。こんな重い物を2本も頭に付けているのだからご苦労なことだ。ま、人間同様男や牡というのは生きていくのもなかなか大変なのである。これから暫くは軽くなった頭で「あぁ、楽ちん」と思う牡鹿もいるのだろうか。それとも暫くは刀を質屋に入れた武士、企業の肩書きを失った定年者の心境なのであろうかと馬鹿な想像をする。

それにしても毎日のダリ散歩や山登りで鹿に出会うことも多いのだが、鹿の角を拾ったのは初めてでる。そこらじゅうに鹿がいるのだからもっと見つかりそうなものなのだが。

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