取り付け完了でヤレヤレ

8日(火)。夕方から小淵沢のカワダ邸で都立大山岳部OBと成蹊大山岳部OBの山スキー好き山仲間の宴会にお呼ばれ。カミサンに小淵沢に送ってもらう途中に皆既月食が始まる前の満月の月を見る。
この日は来季山スキーシーズンを前にしたトレーニング?で西岳に登ってきた後の宴会である。残念ながらワタクシの後輩であるシチク君は所用で下山後に帰京してしまっていたが、やはり後輩の北海道のニシズカ君もいる。都立大OBはイッペイさんの田圃の手伝いで見知った顔ぶれである。来季の山スキーの大まかなスケジュールを決定したようだ。ワタクシはこの膝、関係ナイのであるが・・・
途中何回か皆既月食を見に外に出るが、一仕事終わって疲れていたのか結構酔いが回り、撮った月の写真はピンボケだらけ。カミサンに迎えに来てもらっての帰り道、皆既月食を車内から見る。400何十年ぶりの皆既月食らしいが、大昔の人はさぞ驚いた事であろう。

10日(木)。昨日はN様邸のステンドの取り付け。大工さんがドンピシャの寸法で押縁を作ってくれていたので1時間も掛からずに取り付け完了。この大元のデザインは以前にも作っているが、この地に合った山の稜線をモチーフとしているし、和洋どちらにも使えるし、特に今回は家の内壁という設置場所を考え、外光にあまり左右されない透明度の高いグレーと乳白色の白だけで組んだのだが、この家に合っているのではないかと自画自賛?

今回の作品は膝の手術後の初仕事。1時間半も立って組んでいると膝が怠くなり、やがて鈍痛で我慢出来なくなる。座って休んではの繰り返しではかどらず、以前の倍の時間が掛かり、途中どうなるかと不安もあったが、取り付けも終わり正直ホッとした。
ま、これは膝のせいだけではなく、加齢によるものも多々あるようで、特に眼の疲れは酷かった。型紙に定規を当てて、例えば20.5mmの所にハズキルーペを使って線を引こうとしても、その0.5mmがなかなか定まらない。昔なら0.25mmの所にもサッと線が引けたのに・・・
直線の場合、1枚が0.25mmづつズレたとしても、25枚重ねると6.25mmズレる事になる・・・

「だから直線は嫌いなのだ!」と悪態をつきながらのペーパーワークであった。

これに慣れなきゃいけないのだが・・・歳を取るというのは難しい!

ムスメのメルボルンでの結婚パーティーはやはり行かない事にする。後2ヶ月後にここからバスや電車を乗り継いで成田に行き、空港内を歩き、飛行機に8〜9時間座って、またあちらの空港内を歩き・・・ちょっと自信ない。せっかくオーストラリアまで行っても楽しめそうにないし・・・カミサンは2月にコーラス指導しているグループの発表会があるし、ムスコは1月は台湾でのロック歌手のライブで吹く事になっているし・・・ムスメには申し訳ないが、急な話しであるし、カンベンしてもらう事にする。

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秋の頂き物

次の仕事のデザインを考えていたら、野菜を満載した軽トラが来る。誰かと思ったら故ミツルさんの奥さんのミフコさんであった。

ミツルさんはこちらに住んでから知り合った山仲間で、元茅野山岳会会長で遭対協でもあった。10数年前に知人が釣りで入った立場川上流で動けなくなり、その救助時に大事にしたくないので個人的に手伝ってもらって救助して以来、夏冬の八ヶ岳や甲斐駒岳など10数回の山行を共にした。
また随分昔に、学校登山中に1人が一晩行方不明となる事故があったらしく、以来中止していた小学校の学校登山を再開しようと、その頃頼まれて理事をやっていた息子や娘が通う小学校に働きかけ、翌年から小学校5・6年生の編笠山か西岳の学校登山を再開に漕ぎつけたのだが、その時にもミツルさんにも毎年手伝ってもらっていた仲である。
ところが11年前、72歳の時にちょっとした怪我から敗血症を起こし、年明け早々に呆気なく亡くなってしまったのである。
その前年にはミツルさんから紹介してもらった地元の山仲間が2人が相次いで山で亡くなり、ミツルさんと年末に「今年は嫌な年だった。年明けに一杯やって、来年は少しズク出して登ろう」と言っていた矢先のまさかの事故だった。
ムスコやムスメも可愛がってもらい、よく一緒に登ったのだが。

「ちょっと大根なんか貰ってくれるぅ?」とのこと。貰ってくれるどころじゃない。欲しい!
軽トラの荷台からどんどん大根を下ろしてくれ、大根30数本と人参20本程と白菜も貰う。
毎年、ミフコさんの「ちょっと」は大量である。
これで今年のタクアンが出来る。

中に入ってお茶にする。ミフコさん、77とは思えずに元気。隣に息子さん夫婦が住んでいて、夕食は毎日一緒とのこと。
ムスメのオーストラリアでの結婚話しに、昔行ったエアーズロックに登った時の話しなどしてくれる。ミフコさんも山好きであちらこちら登っていて、僕も何回か一緒に行っている。
村中のあれこれも教えてもらう。

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ムスメの結婚

今日も小春日和。家の中より外の方が暖かい。

仕事も終わったし、ダリ散歩道にストックを持ってちょっと散歩。紅葉が進んで今が見頃。気持ち良いが、ちょっとの下り坂でもまだ膝に鈍痛が走る。骨が完全につくまでには最低でも半年から9ヶ月掛かるというから仕方ないのではあるが、散歩には当分ストックが必要そうである。

先日メルボルンのムスメから電話。「1月に結婚しようと思う・・・」「10人程度のちょっとしたパーティーで・・・」で、とのこと。
相手はもう3年くらい同棲しているオーストラリア人である。ワタクシもカミサンもまだ会ったことがないが、あくまで結婚するしないは本人達の意思でるから、これは仕方ない。

ムスメの結婚パーティーであるから参加したいとも思うが、割合ルーズなオーストラリア人、1月にはと言うもののまだ日程もはっきり決まってはいないという。
彼の両親と仲間のちょっとしたパーティーらしく、彼の母親(オーストラリアでは有名な女優)が牧師の資格も持っていて、結婚を認める権限?もあるとのこと。
ワタクシやカミサンの1月の日程もまだ決まってはいないし、ムスコも1月は台湾でのライブで1週間程度留守にするという。
おまけにワタクシの足を考えると、後2ヶ月後に海外にまで行くのはちょっとキツイ。

ま、いずれ二人で日本に挨拶に来るし、出来ればその時に日本でも小さなパーティーをとのことで、残念だが今回は向こうに任せようかと思う。

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小春日和

昨日、京都秋晴れの、まさに小春日和である。

昨日やっと仕事も終わりホッと一息。1〜2時間仕事続けると、膝が怠くなって休憩せざるを得ず、小作品なのにえらく時間が掛かった。
たまたまドクトル・クボタ君との電話でそう言ったら「まぁ、足のせいもあるだろうけれどサ、もう70歳なんだから昔のようにはいかないよ」と言われる。

昼にカワダさんから電話があり、「蕎麦を打ったから食べに来ないか」とのお誘い。今日は蕎麦つゆ用にちゃんと出汁も作ってあり、市販の蕎麦つゆを自家製の出汁で割って食べたが、美味い!それにしてもカワダさん、すっかり蕎麦打ちに嵌っている。
帰りに彼に頼まれた玉ねぎの苗を農協で買う。

外は紅葉真っ盛り。
庭を散歩する。

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散歩

午前中、久しぶりに散歩に出る。坂道はまだ辛いのでなるべく高低差のないダリ散歩道の一部を歩く。暫く来ないうちに木々が紅葉し始めている。舗装路よりは膝に優しい。のんびり2000歩少々歩くが結構膝にくる。痛みというより膝の外側が疼く感じ。不快。

帰って直ぐ仕事。
散歩すると気持ちは良いが、後の仕事はキツくなる。やはり膝が突っ張るというか怠くなり、1時間半が限界。暫く座って休むしかない。もう術後4ヶ月近くも経っているのに・・・
仕事は最終段階のパテ入れである。薄いゴム手袋をした右手の親指と人差し指で鉛レールとガラスの隙間にパテを押し込んで行くのだが、久しぶりの作業に指先が痛い。これが終われば、後は鉛レールの黒染めと磨きで完成である。
普段の仕事の倍近くの時間が掛かったが先が見えてホッとする。

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