危険な都へ

昨日はコロナで危険な東の都へ作品納入の為に上る。
マスクやアルコールや除菌シートなどの防具とやはり危険な暑さに対処するための涼感シートなどを用意して、06時過ぎに出る。こちらでは朝は涼しく感じていたが、甲府あたりからはクーラーを入れて走る。府中あたりからは断続的渋滞が始まり、調布の先からは完全に渋滞。神田橋を下りて湯島までは順調で10時頃に現場到着。
暑い!酸素が無い!あっという間に汗が吹き出す。
ムスコから「涼感シートが結構効くよ」と聞いていたので持って行っていたのだが、確かに気持ち良い。

既に看板屋のシノダさんや職人2人が外看板設置用の穴を掘り終え、ユニックの準備をしているところであった。トラックの荷台でステンド裏表2枚をLEDが入った箱に取り付けてもらう。側面に入れるオパールセントガラスの取り付けで若干問題発生するがクリアー。
路地の奥まった所にあるお店なので今まではちょっと目立たなかったのだが、ちょっと派手目なこの看板で通りからも目立つようになった。

昼食をこの「伊万里」で頂く。美味いし値段も手頃で繁盛している様子。

設計のウイ女史も見にくる。

取り付けも無事終了し、こんな暑さやコロナの都からは一刻も早く脱出すべく、14時前には帰途につく。
途中冷たいお茶を買いに2回ほど休み、17時前には帰って来る。疲れた!

ワタクシ、都では濃厚接触はしていないと思うが、絶対にコロナに感染してはいけないカミサン(何せ指導しているコーラス・グループは年配の方ばかり)はマスク着用して半別居?
用心に越したことはない。当分続けなければ?

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如月小春さん

都市
ソレハ ユルギナキ全体
絶対的ナ広ガリヲ持チ 把握ヲ許サズ 息ヅキ 疲レ 蹴オトシ
ソコデハ 全テガ 置キ去リニサレテ 関ワリアウコトナシニ ブヨブヨト 共存スルノミ 
個ハ 辺境ニアリ
タダ 辺境ニアリ
楽シミハ アマリニ稚ナクテ ザワメキノミガ タユタイ続ケル
コンナ夜ニ 正シイナンテコトガ 何ニナルノサ

如月小春 1980―81・TOKYO

昨日、李静和さんから贈られた「つぶやきの政治思想」を読んでいて、如月小春さんを思い出した。
「あぁ、小春さんがこの本を読んだらどんな風に読んだだろう」と思ったのか、本当にひょっと思い出したのである。尤も小春さんと李さんは「アジア女性演劇会議」で親しくしていたことを李さんから聞いていたからかもしれない。

如月小春さん(伊藤正子)は高校の4年後輩だったが、親父の教え子で、何度か東京の実家に遊びに来ていたので知っていた。
彼女が「NOISE」を立ち上げ精力的に公演を行っていた頃にはワタクシはもう山に住んでいたのだが、上京した時に一度だけ公演を観に行ったことがある。その後、80年台後半か90年台前半だったと思うが、オフクロが入院していて暫く東京の実家に帰っていた時にばったり吉祥寺のデパートで出会い、1時間ほど喫茶店で近況を話し合ったのだが、それから数ヶ月して山に戻っていた時に電話があり「オクズミさんにとって結局、都市とは何だったの?」と聞かれたことがあった。
どう答えたのかよく覚えていないが、『葛藤』という言葉をワタクシが使ったことに随分と説明を求められたように覚えている。
その後、彼女が急逝したことを知った時には、伊藤マリ子(伊藤整次女。1978年没。ワタクシの同級生だった。小春さんは彼女に憧れていた)が急逝した時と同じ喪失感を覚えた。

そんなことをひょっと思い出し、本棚を探すが彼女の戯曲集やエッセイが見当たらない。ムスメが持って行ったのかもしれない。

ネットで「如月小春」と検索したら、今年が彼女が亡くなってから丁度20年と知る。

彼女達が生きていてくれたらなと思う。

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ウダウダと

梅雨が明けたと思ったら強烈な暑さである。と言っても標高が高いだけに別にクーラーもつけずに、たまに扇風機をつけるだけであるし、夜は窓を締め切って寝ていられるのだから、ゼイタクを言ってはいけない・・・のだが、やっぱり暑い。それに来週は酷暑でコロナな東の都に上らねばと思っただけでユウウツである。
2月下旬に作品取り付けで行ってから上っていないので、ムスコにもたまには会おうとも思うが、ムスコが既に感染している可能性もあるし、コロナに対してワタクシは高リスク者であるし、高齢者の多いコーラス・グループの指導をやっているカミサンに移したらそれこそヤバイので考えどころである。

一昨日は暑くてウダウダ。丁度AMAZONに注文していた「Fire TV  Stick 4K」が届く。我が家のTVはもう10年も使っているし、あんな物を入れたのではついつい映画を観てしまうのではと買っていなかったのだが、先日メルボルンから帰れなくなっているムスメから「深夜食堂」が面白いと聞いたカミサンにタブレットでの見かたを教えてしまったのである。こうなると27インチのiMacを使ってアトリエでたまにプライム・ビデオを観ていたワタクシはちょっと罪悪感を感じるのである。
でもって注文していたのである。
届いたFire TV StickをTVに接続し、画面に出てくる幾つかの設定をしたらものの5分位で設定完了し、プライムビデオやYouTubeが無料で観られるようになる。

世の中は進んでいる!

ウォーキングの途中、姥百合が満開であった。

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草刈り

今朝は少し涼しかったので裏庭の草刈り。大汗を掻く。シャワーを浴びてビール。
ノカンゾウの花が盛り。

 

 

 

コロナ騒動に対する政府の無為無策には皆もう呆れ果てて、おちょくることしかないようである。

「アベノマスク」は上手かったし、新聞・TVでも定着。

「Go TO トラブル」や「Go To ベッド」も笑えたが、

「1614年大坂冬の陣・1615年大阪夏の陣・2020年イソジン」では笑い過ぎて腹が痛くなった。上手い!

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もうお盆

今日から娑婆はもうお盆のようである。
湯島の高級中華料理屋の看板ステンド2枚が終わり、19日に納入と決まった。う〜ん、このコロナ禍の上、猛暑の「都」に上るのはちょっとアレであるが、仕事だから仕方ない。日帰りでパパッと行くしかないようである。

昨日は霧ヶ峰の葉っぱチャンに届け物があり、お盆休みで混む前に行く事とする。午前中にコーラス指導があったカミサンと、『ぞうさん』というイタ飯屋で買ったステーキ弁当を持って上がる。富士見町では町内の飲食店で使える3000円の金券を6月だかに町内全員に配ったのだが、町内で美味そうな店もなく使っていなかったのでこれで支払う。今月も1人6000円の金券を配る予定らしいし、持続化給付金も国から貰った人には町独自に20万円くれると言う。なかなかゴウキである。
葉っぱチャンは何時ものように元気で迎えてくれる。
『ぞうさん』のステーキ弁当は量もしっかりしていて、ワタクシでも満足する量。これで700円とは!
お互いの近況報告や最近読んだ本の話、コロナやバカ政府の話。帰りはついつい話し込んで夕方になってしまう。

今朝は久しぶりに寝坊。
裏庭の草刈りをせねばと思うが、今は仕事終わってバテ気味なので・・・と言い訳?

李静和さんから「新編 つぶやきの政治思想」が送られてくる。李静和さんは成蹊大学法学部教授で、1988年に来日された、とってもチャーミングな人。来日して直ぐにワタクシの恩師、加藤節氏から紹介され、我が家にも来て下さったこともあるし、都に上った時には一緒に飲んだりしている。またムスコやムスメをとても可愛がって下さり、ムスコのライブなどにも来て下さる。政治思想史だけでなく、演劇や音楽にも関わっていて、ワタクシの後輩だった故如月小春などとも親しかった人でもある。この「新編 つぶやきの政治思想」は1998年に出版された単行本に書き下ろしも入れた新編として岩波現代文庫から今年出たエッセイである。
カメジマさんから新編が出版されたことを5月に聞き、買わねばと思いながら「今の仕事が終わってゆっくり読める時間が取れたら」と延び延びにしていたのだが、ようやく仕事も終わった時に見透かしたように届き、感激する。

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