三角ドライバーを作って充電器の修理

そろそろ除雪機の準備をと思い、夏の間は外しているバッテリーを充電しようとバッテリー充電器に繋ぐが、充電器のモード・スイッチを押しても「待機中」のままモード切り替えが出来ない。
この充電器は数年前に買った大橋産業の「BAL No.1734」というモデルである。
で、ネットで調べてみたら修理方法が幾つか出てきた。どうも「モード切り替え用のタクトスイッチが腐食して・・・」が多いようである。
そこで早速充電器の裏蓋を外そうとしたが、皆さんが書いているように裏蓋を止めているネジが「三角ネジ」ある。ワタクシも「三角ドライバー」は持っていない。ネットでは六角レンチの先を三角に削るというのが多いようであるが面倒くさそうである。またラジオペンチでというのもあるが、ネジが奥の方にあるのでダメである。三角形の金属棒が無いかと工具箱を探っていたら6本組のチャチなヤスリがあり、そのうちの1本が三角形である。シメシメ。但しその先端は尖っていて、そのままでは使えない。三角ヤスリの先端などまず使うことはないので、先端をグラインダーでほんのちょっと削る。ジャストフィット!
計8本の三角ネジを外し、裏蓋を外して基板を取り出し、タクトスイッチにテスターを当ててみるが導通がない。やはりスイッチの腐食のようである。(この辺のことはネットにBAL No.1734 充電できないとでも検索すれば色々出てくる)
で、タクトスイッチを基板に付けたまま分解してみるが腐食は見当たらない。一応接点復活剤を噴いてから組み直すが、ウンニャ!である。
スイッチ周りをザッと見るが異常はなさそうであるが、遠近両用メガネではシカトは確認できない。そこでハズキルーペ様の拡大鏡を付けて子細に調べたら、このタクトスイッチの足の半田付けがイモ半田になっている。半田付けをやり直してからテスターを当ててみたら導通がある。
ヤレヤレ!

裏蓋をネジ止めする前にバッテリーに繋いでみたら、ちゃんとモード切り替えが出来た。

何やかやで3時間ほど掛かってしまったが、ま、直ったのだから良しとしよう。

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