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霧ヶ峰へ

今朝は9時過ぎに出て霧ヶ峰のクヌルプ・ヒュッテに上る。開小屋60周年を記念して雲光院のハットリ住職が何か贈りたいとのことからお話しを頂いたのである。小屋のご主人であるマツウラさんが『マツムシソウ』がお好きだということでデザインした。入れる場所は玄関脇のマツウラさんが積んだ石壁の小窓である。今までは乳白色のアクリル板をコーキング剤で固定していたので正確な寸法が計れず、ちょっと大きめのステンドを作って現場合わせである。ステンドの四辺をアクリル板より小さくカットし、周りにバック・アップ材を貼り付けて凍結による歪みから逃げられるようにして、コーキング剤で固定する。IMG_2140(変換後)マツウラ夫婦や息子さんのタケちゃん、ハットリ住職も喜んで下さり、肩の荷が下りた気分である。
先月の京都以来やっと一息つけそうである。

 

帰りは久しぶりにビーナスライン経由で下る。そろそろ紅葉も始まっている。IMG_2158(変換後)

 

カミサンがオカリナ・グループの方から栽培した特大アケビを貰ってくる。どう見てもバケモノである。写真に撮るとそれ程でもないのだが、ずっしりと重く、皮の厚みも7〜8mmある。これで肉詰めを作ったら美味そうである。IMG_2163(変換後)

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半世紀ぶり

でかい台風18号が近づいていて、2本の川に挟まれている家がちょっと心配だったがカミサンとムスメに「増水が異常になったらさっさと逃げろ!」と言い聞かせて東の都に向かう。

4日(土)。ムスコの部屋に荷物を置いてから二人で武蔵境に行く。ここは17〜8年住んだ町であるが、JRが高架となり小洒落た駅舎となっているのにびっくりする。昔とは全く変わった駅前を少し歩いてから昼食を摂り、住んでいた家のあたりに行って見る。覚えている表札も結構残っている。駅前に戻るがサイワイなことに昔では考えられないドトールまでありコーヒーと煙にありつける。
昔、是政線と呼ばれて、今は西部多摩川線という電車に乗り『多摩』で降りる。ここは『多磨霊園駅』だったと思うのだが。時間があったので、先々週寄ったオクズミの墓に寄った後、
霊園正面入り口に戻る。実はヤマダさんの紹介で彼女の同級生、ということはワタクシの1年先輩のキクチさんの家、門前のお花屋さんに大正時代のステンド・グラスが入っているのだけれど、それが割れていて修理可能か見て欲しいという依頼を受けていたのである。キクチさんには僅かながら見覚えがある。ステンドは1200mm×400mm程のもので、このお花屋さんが出来た昭和3年に、前田家から贈られた物とのことで、由緒正しいものである。IMG_2116(変換後)なかなか洒落たデザインであるし、複雑なカットもある。同じデザインの物が2枚入っているが両方共にヒビが入ったガラス数枚がある。何度か修復した跡もある。年明けにでも外して修理する予定となる。
高円寺に戻るが、どうもムスコは調子悪そうである。疲れが溜まっている様子。栄養をつけさせようと、今日は飲み屋ではなく中華料理屋に入り次々に注文するが、あっと言う間に出来上がって運ばれてくる。決して洒落た店ではないが、こういう下町で中国人がやっている店はなかなかに旨い。生ビールで流し込む。お腹一杯になって部屋で一休みしてからいつもの銭湯へ。帰りにまだ食べたいうムスコに付き合ってラーメンを食す。この夜中のラーメンというのも田舎ではなかなか味わえない悪の味である。爆睡。

5日(日)。本日は小学校卒業50周年の同窓会であるが、朝から台風の影響で凄い雨である。ムスコは熱がある。「本日はおとなしく寝てろ!」と言い置いて昼頃に吉祥寺に向かう。
ちょっと時間があったので会場近くのドトールに入り煙にありつくが、隣の席に座っていた人がムラシマくんだとは気付かずに会場で笑う。またホテルのエレベーターに乗り合わせたスサくんが「オクズミ久しぶりだなぁ〜」と言ったのを聞いて、ちょっと同級生にしては老けたた感じの人が「オクズミくん?やぁ、懐かしい」という。誰だか思い出せない。「誰だっけ?」と聞いたらちょっと困った顔をして「アラフネです」とおっしゃる。しまった、隣のクラスの担任であった。小学校は3クラスで120名程だったが、7割近い人が集まったようだ。クボタくんやコトーダくん、ソウズくんのように時々顔を合わせる人もいるが、年中ケンカしていたフクオくんのように数十年ぶりに、サエキくんなど本当に半世紀ぶりの人もいる。受付で幹事が用意してくれた名札を貰うが、アカボリさんからいきなり「ダリくん元気?」と言われたのには参った。まさかブログを読んでいる人がいるとは・・・である。悪い事は出来ない。名札がなければ全く分からない人が1/3程度か。いや、全く思い出せない人も結構いる。先ず亡くなった同窓生への黙祷から始まるが13名、つまり1割が亡くなっていた。全く昔と同じ顔の人や、全く変わってしまった人、様々である。それにしても80名ともなるとこちらの生活では1年間に会う人の数より多いようなものであるから疲れることおびただしい。
懐かしく話したかった人もいれば、昔からそうでもない人もいる。

そうそう、久しぶりに会った○○くんが「一昨日子供が生まれたんだ」と言う。「孫かい」と聞いたら「俺の子!」とのこと。う〜ん、負けた!お相手は30才下とのことだが、さすが犬猫病院長だけのことはある。まるでダリである!

二次会は幹事が用意してくれていた店でほぼ全員が集まり、三次会は誘われるままに10名ほどでまた飲む。

半世紀、それも田舎の人間関係とはちょっと違った感覚で何となく『浦島太郎』であったが、幹事役の諸兄には全く感謝であった。

本日6日(月)。朝目覚めても大降りである。ムスコは熱は下がったがまだ体がだるそうで、バイトは休む。家に電話してこちらの台風の様子を聞くが大したことはなさそうである。取り敢えずムスコと駅前のレストランに入り朝食を摂るが、ガラス張りの外は段々大荒れとなってくる。都会のビルの間を吹き抜ける暴風雨というのもなかなか迫力がある。とても外には出られそうもなく、暫くコーヒーを飲みながらジャズ業界の面白話しを聞く。10時半ころになって急に雨が上がる。一旦部屋に帰りこちらの様子を聞くと、もう青空が出ているという。『特急あずさ』は午前中の便は運休だが高速バスは動いている。帰る用意をしていたら11時半頃から晴れ間が見えるようになり、13時過ぎのバスに乗り16時に帰り着く。ダリが満面の笑顔で迎えてくれる。川の増水も大したことはなく、既に随分と引いていた。それにしてもクタクタである。

明日は午前中から霧ヶ峰のクヌルプに上りステンドの取り付けである。

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仲人はいらないっ!つうの

町長殿が発電所計画に関して漁協三役と話したいとのことで役場へ。町長室に入るなり釜無川の水量調査の紙が配られる。「今日は一体何の話しなの?」「漁協に対して企業局からは何の計画も示されていないのに、水量調査の結果を出されてもしょうがないっしょ!」と問うたら、「山梨県とは観光なんかで仲良く一緒にやっていて、山梨県知事・副知事や企業局長から釜無川発電所計画の仲介役を頼まれたの」「イヤイヤ、こちらは仲介なんぞ頼んだ覚えはなの」。「イヤイヤ、前回は漁協さんに拒否されたようだけど、諸般の情況変化の元で再度お願いしたいとのことなので、その仲介をやってるの」「イヤイヤ、だから仲介はいらないの。そもそも企業局が漁協に計画案も示していないのに仲介もクソもないの」「分厚い計画書なんて見ても仕方ないの。どこでどれ位の水を取るか、結果どれだけの水量が残ってが分かればいいんでしょ」「エッ、町長は計画書も見ていないの?」「これが計画書でしょ」と薄いペーパーをヒラヒラさせるが、それには超簡単な略図があるのみ。「それじゃ子供のお使いでしょ・・・それに町にも金が入ると言うけれど、町には水利権はないの!何で町に金が入るの!」「交渉して富士見の水なんだから当然町にも売電で得た金の一部は払ってもらうことにしたの」「そりゃおかしい。水利権は漁協のものなの。町には権利ないの!」

大凡このようなアホらしい『話し合い』が続いて、「町長は関係ないの、水利権者と企業局の話しなの。仲介もいらないの」と宣言。町長殿は「じゃ、企業局とやって!」といかにも面白くなさそう。

町長殿はトップ・ダウンで企業誘致するといって○ECの取締役だかなんかを辞めて町長選に立候補しての2期目。何でも自分が先頭に立たねば気が済まぬらしい。

いきなり町長殿に『仲人をする』と言われても、『花婿』=『企業局』の顔も13年前に見たのが最後だし、新しい『釣書』=『計画書』も貰っていないわけで・・・

あの時は嘘ばっかしついて私を苦しめたのに。それなのに今度は仲人さんを立てて、もう一度と言われても・・・
もしその方とお会いする気になっても、仲人さんはいらないっ!つうの。恋愛よ!そう自由恋愛。でも、きっとその方は私を幸せにはしてくれないと思うの。きっとまた嘘ばかりついて・・・結納金のお話しなんて聞きたくないの。

どうかもう私を諦めて・・・

 

ああ、アホらし・・・

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恋しくて?

ご近所のヨシジくんの処の豆柴犬『蘭チャン』がどうも発情期のようである。それに伴い老犬ダリも落ち着かない。普段はほとんど吠えないのであるが、ここ1週間ほどは吠え続けである。あちらはまだ1歳半だか2歳程度なのだが、ダリはもう14歳のジジイのくせに彼女のフェロモンに誘われて「ワンワン」「ヒィッ〜ン・ヒィッ〜ン」或いは「ウォ〜ン・ウォ〜ン」とナサケナイ遠吠えである。うるさいこと甚だしい。IMG_2112(変換後)

オレ、モウダメ。キガクルイソウ!

オレ、モウダメ。キガクルイソウ!

いくら「おだまり!」「うるさい!」と言ってもこればかりは♂である限り無理なのであろうか。ちょっと気分転換させてやろうと散歩に連れて行っても、蘭チャンが散歩で通ったであろう跡をクンクン嗅ぎ回っている。

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検査

本日午後は3ヶ月に一度の『アラレモナイ』検査日。何時もは火曜日なのだが、今月はどういうわけか月曜日である。やけに混んでいる。2時間ほど待たされる。前回とは違うまたまた若い看護師(婦)さん。う〜ん!ま、カンレキオヤジであるからもう恥ずかしくもないか。内視鏡が入っている時間がいつもより長く、また写真をパチパチといつもより多く撮っている気がする。ヤバイ、再発かなと嫌な想像をする。それにいつもだと終わってからドクトル・モチズキが「ハイ、綺麗でした」と言うのだが今日は何も言わない。暫く待合室で待って今度はドクトル・フルヤの診断。「ハイ、綺麗でした」にホッとする。
終わって病院のカフェ・テリアに寄るが閉店の17時を少し回っている。入院中は毎日、通院時にもたいていは寄るので顔を覚えているオバチャンが「お疲れ様、どうぞどうぞ、エスプレッソですね」と淹れてくれる。

帰り道、西山に日が沈む。あの山の向こう側に御嶽山がある。IMG_2062(変換後)エコーラインを暫く走ると御嶽山が見える場所があるはずである。案の定噴煙を上げる御嶽が一瞬見えるが、後続車が続いていたので写真は撮らずに通過する。
今日も救助作業は有毒ガスの発生によりあまり進まず。

夜、NHKの御嶽噴火関連の番組を見る。現在の日本の活火山数は110あるが、世界中の活火山の1割にあたるという。この小さな国に世界中の1割の活火山が集中しているとはちょっと驚く。ついでに言えば原発が54基。これは世界第3位である。地震に噴火、そして原発。『神の国』とは今や恐ろしい国となったものである。

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