冬景色

友人が移住を考えている近所の土地を見に行った帰りに村の墓地の近くを通る。この村に引っ越して来た時、共有林組合への加入を強く誘われた。加入するには数万円納めねばならぬのだが、高齢化が進む村では共有林の手入れに伴う人材確保の意味もあり強く誘うのである。加入すると出払い作業として年1回の草刈や伐採に参加せねばならぬが、墓地の提供を受けることができる。まあ我が家の墓は東京に既にあり、オフクロも入っているので必要はないが、お付き合いもあって共有林組合に加入している。この墓地はまさに眺望の土地である。甲斐駒や富士山、八ヶ岳の展望台である。オヤジが亡くなった時には貰おうかと思ったが、分骨するのもアレなので止めた。ダリ用にとも思ったが、墓石に『サルバトーレ・奥住・ダリ』なんて刻むと村八分になりそうなのでこれも諦めた。
墓地から見上げる赤岳は雲の中であったが編笠山はもう冬景色である。

夕方、ダリ散歩から帰って来たら「カァーカァー」と凄い数のカラスの群れが竜巻のように螺旋状に飛んでいた。ダリは暫く見上げていたが尻尾を丸めてさっさと小屋に潜り込んだ。ある一軒の家の上空を飛んでいたが、数分後に群れのまま去って行った。今のところ御不幸の連絡はない。ひょっとすると今夜あたり大きな地震があるやもしれぬ。ご注意あれ!(ナマズのゴンベイとジンベイは今のところ変化なしである。ま、ゴンベイは時々腹を上に向けて寝ているが・・・)

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