登山ブーム

昨日朝は−15℃位まで下がったようだが、一転、今朝は−2℃位までしか下がらず、午後から降り出したのは雪というよりみぞれ。夕方になって雪に変わるも重い雪である。

さて、世の中登山ブームである。長野県内で発生した昨年1年間の山岳遭難数は300件となり、統計を取り始めた1954年以降、最多。死亡者数は過去2番目に多い65人で、行方不明者は9人という発表があった。困ったことである。

昨夜は今夏の『立沢区民登山』の打ち合わせがあった。公民館館長・主事・体育委員長と山好きなシゲさんとイオリさんとワタクシで、今年の計画を練るが、なかなか決まらない。小学1年から75才くらいまでの20数名で登れる山、期日は7月の3連休中の日帰りという条件を満たす山はなかなか難しい。元々「立沢に住んで毎日見る八ヶ岳にも 登らずに死んじまうなんて可哀相」という故ミツル氏が20数年前に始めた『立沢区民登山』であるから、山の初心者というより初めて山に登る人も対称としなければならない。そうなると出来るだけ、細い稜線や狭いトラバース・ルートで登り下りの人の交差を避けなければならない。また今年は予算が少ないとのことからマイクロバスを借りることが難しいとすると、最低でも5〜6台駐められる駐車場が確保出来る登山口からとなる。昨今の登山ブームから、休日は朝5時には登山口の駐車場が満杯なんてことはザラである。権現岳や阿弥陀岳も候補に登るが、連休中の混雑や駐車場を考えると全員を登らせるのは難しい。

色々考えるが適当な山が思いつかない。で、「それじゃあ景色を見に登るというのはどうかな。例えば阿弥陀の南陵の無名峰辺りまで」と提案したら皆乗って来た。『あそこなら車は林道に駐めておけるし、青ナギも景色としては面白いし、無名峰まで行けばそこそこ登った気もするし、お花畑もあるし、何と言っても冬のバリエーション・ルートであるから夏に入る人も少ないので混雑しないし』ということで今年は阿弥陀南陵の無名峰までと決まる。ヤレヤレである。

世の中『山の日制定』とか騒いでいるが、小学1年から75才までの初心者を休日に連れてとなると、いくら八ヶ岳の麓に住むと行ってもなかなかに大変なのである。来年はどうしようかと今から頭が痛い。

 

 

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