都へステンド納入

昨日は朝6時にステンドを積んで出発。左手小指は無理すると痛いが運転にはそれほど支障なし。まだ家の周辺では咲いていない桜を見ながら都を目指す。途中、高円寺にてムスコを拾い、湯島には9時半過ぎに着く。お店の大将にも手伝ってもらってステンドを車から下ろす。クボタクンも手伝いに来てくれて三分割してあるステンドも寸法ぴったしに上手く連結出来る。ものの15分ほどで取り付け完了。ほっとする。DSCF7842(変換後)

梅・竹・蘭・菊で『四君子』というそうだが、こんな日本的なデザインのステンドを作るのは初めてで、それなりに勉強になった。ビル1階の日本料理屋さんの窓であるが、窓の1/3は外階段の陰となり、また窓には格子が入っているのでその陰を如何に使うかちょっと苦労したが、狙っていた感じは出せたようだ。夜は外から淡い照明でほんのりと浮かび上がらせられるのではと思う。

取り付け後、クボタクンの王子のマンションが明日からリフォーム工事とのことで、冷蔵庫と食器棚の移動を頼まれて王子へ。都内を走るなんてことは田舎親爺にとってはかつては大変な『事業』であったがナビのお陰である。こちらも簡単に移動を終わり、昼食を御馳走になってから吉祥寺の第一ホテルに。取り付けに時間がかかったら、この指では帰る自信もなく、またムスコの住む高円寺の駐車場はバカ高くてホテルに泊まった方がコストパフォーマンスは高い。シャワーを浴びてからカミサンに頼まれた『小笹』の最中を40個買って、ディスクユニオンに行く。ムスコがCDを見ている間に左手で持った最中がやけに重く感じられるようになる。まるで10kgの荷物のようである。ムスコに持ってもらい左手を動かそうとすると肩に鋭い痛みが走る。五十肩は完全とまでは行かずともまあまあ程度には治って来ていたのだが、おかしい。腕が上がらない。ひょっとして腱板断裂か?段々痛みが酷くなるが旅先であるから仕方ない。中華料理屋に入るがさすがにあまり飲む気にもなれない。スガダイロウのセッションに参加するムスコと別れて湿布薬を買って8時にはホテルで寝た。

今朝は04時過ぎに目覚める。夜中、左肩が痛くてよく眠れず。レストランの開く7時まで本を読んで待つ。ホテルのバイキングというのはどこでも品数だけはあるがそれほど美味くない。隣の席のなかなかのオネーサンが山程のパンやハムやソーセージやスクランブルエッグや、はてはカレーまで食すのについ見とれる。コーヒーを飲みながら「サラダも食べた方が・・・」と思っていたらいっぺんに山盛り3皿もサラダを取って来て食べ出したのには「エライ!」と内心拍手を送る。

9時半頃に、明日が休みなムスコがホテルに来る。痛み止めを飲んで少し肩の痛みも引いたので、まだ東京では運転したことのないムスコに命を預けるよりはとワタクシの運転で出る。久しぶりに多磨墓地のオヤジとオフクロの墓参りに寄る。無宗教なのだが一応線香をあげる。運転嫌いだし、肩や指の痛みも気になるが、ムスコとの会話に紛らわす。昨夜のセッション後、ジャズ・ピアニストのスガダイロウさんと話し込み、終電を逃して荻窪から高円寺まで歩いて帰ったとのこと。スガダイロウさんは林栄一さんから「100年前のサックスを持った、話し方のゆっくりな奴、オレの可愛い弟子」と聞かされていて、ムスコを見て直ぐに分かった由。「テクニックも結構いいじゃない。いいもの持ってるよ。そのうち一緒にやろう」と言われたとのこと。先日は楽器屋でヤマダさんと話していた時にひょっこり入って来たナベサダさんに「ちょっと吹いてみろ」と言われ、自分のサックスを持って来ていなかったのでサックスを借りて吹いたところ「君はテクニックはまだだけど、いいものをもっている。頑張って続けろよ」と言われたと喜んでいたのだが、スガダイロウさんにも言われたと喜んでいた。高校生の頃にはクラシック・サックスの須川展也に「君は今の日本のジャズマンにない脳をもっている。ジャズをやれ」と言われ、また浪人中には彼が最も尊敬するあるサックス奏者には「お前はジャズのソウルをもっている。芸大なんかに行かずに上京して来い」と言われてジャズ修行することになったのだが、どうもジャズに関しての『何か』を持っているらしい。まあ、親バカであるが頑張れ!

ついでに富士見を通り越して諏訪ICまで走り寺泊鮮魚の『角上』にて本日誕生日のムスメの為に刺身を買い、15時頃に帰り着く。流石に疲れて2時間ほど昼寝する。夜はムスメのリクエストにて手巻き寿司とするが、先日コマイさんにいただいたシャンパン『BOIZEL』を抜く。酒好きのムスメも18才、大きな声では言えないが「美味しい」と喜んでいた。

この記事は未分類に投稿されました. このパーマリンクをブックマークする。 コメントを投稿するか、トラックバックをどうぞ: トラックバック URL.

コメントする

あなたのメールは 絶対に 公開されたり共有されたりしません。 * が付いている欄は必須項目です

次の HTML タグと属性が使用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*
*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください