ダリ 5.4

昨日は見舞に帰省していたムスコも都に戻り、ダリもちょっとガッカリであった。

午前中に宅急便が届く。何かと思ったら先日ミドさんが送って下さると言っていた『ドライリンゴ』沢山であった。殆ど食べなくなっていたダリであったが、先日ミドさんが持って来てくれた『ドライリンゴ』がえらくお気に召したようである。この『ドライリンゴ』はミドさんの従兄弟が小諸市でやっている『信州わんにゃん食工房』というところで作っているペット用食品である。元々菜食主義犬のダリであるが、とにかく美味しいらしく(ワタクシが食べても美味しかった)、「もっとくれ!」と催促する始末であるし、おかげで食欲が刺激されたのかペット缶も食べるようになり、目の力が随分と力強くなったし、ウンチも毎日出るようになった有り難い食料である。感謝!

昼に山岳部の20年後輩のウチヤくんが奥様と可愛らしく賢い4歳と8歳の男の子を連れて来宅。ウチヤくんとは年も離れているので現役時代に一緒に登ったことはないが、99年・00と続いた後輩の遭難事故時に一緒に捜索や事後処理にあたった。昼食を摂りながら山岳部の誰彼の様子を聞く。楽しい一時。

夕方ダリと散歩。ダリはいつもの散歩道、つまり自分の領地の見回りのつもりであるらしい。いくら病身とはいえ、領地の見回りは怠ってはいけない重要な仕事なのである。いちいち臭いを嗅いではオシッコをしなければならないのである。橋のたもとで「そろそろ帰ろうぜ」と言うが、断固たる決意をもって「行く!」と言い張る。仕方ないのでもう少し進む。途中良いウンチもして見回りを続け、とうとう山葵畑まで行く。IMG_3697(変換後)その先は隣集落へと続くキツイ坂道である。「行きたい!」「帰ろう」としばらく押し問答の後、やっと帰途につく。時々咳き込むがゆっくりとした足取りで20分ほどの散歩を終える。
帰ってからムスメが『ドライリンゴ』ををつまんで与えようとしたら凄い勢いで指まで噛みそうになる。身体が欲しているのだろう。正に感謝である。

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