リハビリ

ノウコウソク後、ちょっとおとなしくしていたし、ブログの更新もお休みしていたら「生きていますか?」とか、ズバリ「頭、大丈夫?」とかのメールをもらうようになった。ま、生きているし、左手の痺れも殆ど感じなくなったし、ノウミソもどうやら一応というか無事のようである。

但し、このノウミソに関しては退院時に作業療法士から『軽度の注意障害を認めます』と言われ、車の運転を控えるようにと言われていたのである。でもって退院後3回リハビリに通ったのであるが、これが何ともストレスとなったのである。
まだ24〜25才くらいのオネーサンの作業療法士に、平仮名だけで書かれた文章の「あいうえお」に◯を付け、2分間でどれだけ正答率があるか、なおかつ何が書かれていたかというテストや、1から25までランダムに書かれた数字を線で45秒以内に結べというようなテストをやらされるのである。IQテストのようなものらしいのだが、これって結構難しいのである。「あいうえお」を◯で囲んでいくのであるが、見落とししたり、◯にばかり注意しているとなんせ平仮名ばかりのの文章、何が書かれていたか覚えられないのである。おまけにオネーサンには「オクズミさんならもっと早く出来るはず」とかちょっとカチンと来ることを言われるのである。サイコロに色々な色が付いているものを使ってテキストに示された図形を次々作るなんてテストでは「おかしいなぁ〜、デザインをやる人なのに・・・」とか言われるのであるからこれもカチンとくるのである。ワタクシの以前を知ってるんかい!とか、ええ、ええ、どうせあたしゃバカですよ、とか言いたくなる口調なのである。

リハビリの2回目の時であったか「今、運転したらどうなるの?」と聞いた時には「無免許運転となります」にはカチンときて「公安委委員会から免許を貰っているけど、作業療法士に免許停止する権利があるのか?」と聞くと「いえ、そういうわけではないんですが・・・」「じゃどういう権利がアナタにあるんですか」「それは・・・」「法的な根拠があるならきちんと示して下さい」「いえ、もし今運転して事故を起こしたら大変なことになるので、ですから病院としては控えるようにと・・・」「そりゃ分かりますし出来るだけ運転しないようにしていますが、何で無免許運転になるんですか?」「それは・・・」「論理的に説明して下さい。病院から公安委委員会に連絡してあるのですか?」「いえ、プライバシーに関わることですからしていませんが・・・そのうちそういう風に法改正されると思いますが・・・」と段々オネーサンシ、ドロモドロになる。泣き出すまでイジメてやろうかとも思ったが、そんなことすると『やっぱりノウコウソクのせいで短気になっている。アイツは危ない、回復には相当な時間がかかる』なんて診断を出されるに違いないので止めておく。
ネットで調べてみたが、どうもまだ法整備がきちんとはされていないが、昨今、病気や服薬中の人の運転事故が増えているから法整備を進めているようではある。ワタクシもそれには賛成である。

試しにカミサンにこのテストをやらせたらワタクシより正答率が低かったり時間がかかったりしていた。もっとも速読出来るカミサンは文章の内容をしっかり覚えていたのであるが。

で、27日のリハビリでなんとか正答率、時間ともにクリアーして3回のリハビリで放免されたのである。「じゃ、運転の方はどうしたらいいんですか?」と聞いたら「出来れば一度公安委員会に自己申告して下さい」とのこと。「えっ、じゃ申告しなくてもいいわけ?」「えっと、出来ればした方が・・・」。どうもよく分からん。
最後に作業療法士のオネーサンから「今の生活で何かストレスありますか?」と聞かれたので「このリハビリ!」と答えたらすごーく嫌な顔をされた。

公安委委員会に電話してみたら「あっそうですか。じゃ、一度最寄りの公安委員会がある警察署に行って下さい。その程度なら診断書もいらないと思います」とのこと。近々行ってこようと思う。

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