別宅探し

山岳部のK先輩が別宅を探している。
東京のマンション住まいであるが、ここ数年は辻堂に住み、晴耕雨読?の生活に馴染んでいた。ところが急にそこを引き払わねばならなくなり、今度は山の方に物件を探していたのである。
折悪く昨今はコロナの影響で移住希望者が増え、ワタクシの住んでいる富士見町なんぞは年々人口減少が続いていたものだから、「チャンス到来」とばかりに呼び込み・空き物件の紹介に力を入れている最中である。ということは物件の値上がりを招いていて、数年前にはネットで見れば数百万円だった物件が沢山あるあったのだが、今や1千万円、1.5千万円となっている。
ワタクシも人伝てに何人かに物件紹介をお願いしてあったのだが、コレというのがなかなか出てこない。

先日K先輩から電話があり「長坂の方に物件を見に行く」とのことで、帰りに我が家に来ることになった。長坂の物件は200坪程度の土地に手頃な大きさの築20年の家が付いているが、小さな分譲別荘地であり、土地も緩い傾斜地で駐車場は1台程度しかない。う〜ん、たまに使う別荘なら良いが、半永住となると・・・ワタクシ、あまりお勧めできない。

翌日不動産屋に見せてもらう予定の小淵沢の物件があるという。この物件は小淵沢駅からも歩ける場所で、400坪弱の土地の半分が農地で築20数年の上物付きである。ネットの写真では生垣に囲まれた良さそうな物件であるが、近くを中央線が通るのが難点。夜の方が電車の音がよく分かるだろうからと懐中電灯を持って我が家から20数分の現地を見に行く。
夜ながら驚いた。よく手入れされたヒバの4m近くの生垣がぐるっと三方を取り囲んだ土地で、家はリフォームしたのだろう築20数年にしては綺麗な外装に瓦屋根。庭はこれまた石や岩灯籠を配し、綺麗に手入れされた正に「お庭」。低い生垣の向こうには200坪程の畑と、6坪程のしっかりした物置。舗装道路から物置までも舗装されていて車数台が停められる。凄い!
丁度特急あずさや鈍行も通るが、そうそう電車数もない中央線であるからまあ許容範囲か・・・

Kさん、その夜は興奮してよく寝られなかった由。

翌朝は都立大山岳部OBのイッペイさんも来て3人で不動産屋と待ち合わせて現地へ。家の中も見せてもらうが、独り住まいのお婆さんが使っていた家とのことで、まあ綺麗に使っていて、キッチンや居間、風呂・トイレも直ぐに使えそう。部屋数も十分だし、縁側もゆったりしている。縁側から眺めるお庭が素晴らしい。イッペイさんも気に入った様子。

我が家から小淵沢の現場まで20数分、イッペイさんの家まで20数分。ハハハである。

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