茶色の世界で

ここら辺ではクリスマス以降、雪が降らずに茶色の世界である。ウスラ寒い。明後日あたりから10年に一度とかの寒波がやってくるらしいが、どうもこの辺では大して降らないようだ。茶色の世界の方が寒く感じる。
朝起き抜けにアトリエのストーブをつけるが、窓だらけのアトリエはなかなか暖まらない。

先日、今月の電気料金の請求書が来たが、「ウッ!」という額であるし、膝のせいで薪を作ることが出来なかった今冬の灯油の消費量も結構な額となっている。
アトリエにいない時間はリビングで過ごしているが、今のところファンヒーターだけでなんとか過ごせる程度で、床暖房を入れるのは今冬は2〜3回で済んでいるが、来週は使わざるを得ないだろう。ま、ウクライナを考えればこの程度の我慢は仕方ないか・・・

1階の元親父の部屋は今や納戸と化しているが、この部屋は三方に大きな窓を取っているので、昼間晴れれば暖かい。但し傾斜地であるから基礎のコンクリは、人が十分立てる高さがあり、外から入れる物置となっている。除雪機やタイヤの保存スペースとなっているが、その分、夜は床暖を入れないと寒い部屋になる。冬季はカミサンがこの部屋にあらゆる鉢植えの植物を置いているのだが、どの植物も元気である。今は真冬であるのに、西陽が入る窓際に置いた「カランコユコユ、通称頭の良くなる木」という多肉植物が元気である。茶色の世界ではなんとも目に優しい。

仕事は相変わらず「ベルばら調」の人物画で悩ませられている。何せステンド用に描いた絵ではないので、如何に鉛線(コパーテープ線)を入れるかが難しく、何度も描き直している状態であるし、ガラス屋には使いたい色のガラスが何時になっても輸入されず、在庫のガラスをガラス棚から引っ張り出しては頭を悩ましている状態。

膝は13日に術後半年の診察を受けたのだが、まだ骨切りした箇所の骨が全くといっていいほどついていない。かなりガッカリ!修復が始まって、骨の切断面が凸凹になってきてはいるものの、まだ埋まるには相当時間がかかりそうである。医者は「う〜ん、まさか吸ってはいないですよね!」と全て煙のせいのような事を言う。昔の人は骨折したら大変だったのだろうか???
ここのところデザインばかりでイライラして少々吸ってはいたが・・・
知り合いの内科医に言わせれば「ま、整形外科医は大工みたいなもんで、ノコギリとノミばかりだからなぁ〜、あんまり考えていないからなぁ〜」とのこと。
「スキーは?」と聞いたら「トンデモない」とのこと。プレートが捻れたら大変なことになるそうである。

コロナの2類を5類に引き下げるとのこと。要するに老人は早く死ね!政策であるとしか思えない。医療機関の体制が出来ていないのにインフルエンザ同等とは?ま、人間いつかは死ぬのは当然であるし、そう長生きしたいとは思わないが、どうもコロナでというのは「まだ」ワタクシの美学には合わない。コロナももう少し進化して「政治屋」だけが罹るように頑張って進化して欲しいものである。

そうそう、そういえばムスコは台湾のフェスでの演奏を終え、無事帰国したようだ。結構評判だった?との事。
期待していた屋台は思ったより規模も大きくなく、美味しいけれど感激する程とは言えず、ただ台湾人の親切さ・素朴さに感激したとのこと。
またムスメは今月の結婚パーティーを来月に延期したとのこと。どうもオーストラリア人はそういうところはノンビリの様子。1ヶ月延びたからといって、ワタクシの膝もカミサンのコーラスの予定も変えられないので、いずれにしろ海を渡れないのである。

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