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骨切り手術後3ヶ月

今日は術後3ヶ月の整形外科診察。先ずレントゲン。
その後、今日は空いているのか直ぐに診察。ドクトル・シラサワが写真を見ながら「いいですねぇ〜。順調です」とのこと。ワタクシには骨がまだくっいていないので術後40日の写真と変わらないように見える。その後膝の曲がる角度や仰向けに寝た時に膝裏が真っ直ぐに伸びるか等を調べ、痛みなどに関しての質問。「術後半年から9ヶ月すれば骨も埋まりますが、3ヶ月ならこんなもんです」とのこと。「どれくらい歩けますか?」に「今は4000歩程度歩くと結構疲れるし少し痛みが出る」と答えたら「そりゃ凄い。十分です」。「オクズミさんは早い方ですよ」とのことでちょっとホッとする。

「重い物を持っても大丈夫ですか?」と聞いたら「痛みを感じない重さなら大丈夫です」。

さて薪原木も持てるかな?

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デザインで四苦八苦

次の仕事のクライアントへのデザイン提示。OKが出てちょっとホッとする。
あとは1/5で描いたデザイン画を原寸大で描き、型紙を作り、ガラスをカットして組み立てるのだが、果たして立ち仕事に膝がどれくらいの時間持つのか、ちょと不安。
ま、竣工が11月末なので、以前の半分の仕事量でも十二分に間に合う計算ではある。

前にも書いたがステンド・グラスに使用する色付き板ガラスのほぼ全てを海外メーカーに依存しているのであるが、数年前から製造過程で出る排ガスの環境基準が世界的に厳しくなり、廃業や合併や環境基準の厳しくない国への工場移転、ガラスの色や種類によっては廃盤となるガラスが非常に多くなって来ている。おまけにコロナ禍で輸入に時間が掛かってもいるし、この円安であるからとんでもなく高くなっている。

ワタクシは40年以上前からステンドでオマンマを得てきた古い人間であるから、どうしても今はなきドイツのメーカーであったフィッシャー・ガラスのテクスチャーや色や透明度を基準にデザインを考える癖が抜けない。で、確かこんな色味のガラスがあった筈とサンプルガラスやカタログやネット写真を頼りに探すが廃盤になっていることも多い。おまけにどういうわけかワタクシの好きなガラスほど廃盤になっているように思えて仕方ない。

ワタクシは名古屋と大阪と東京のガラス問屋と取引があるが、遠くて特に小作品の場合、そうそうは見に行けない。で、担当者に電話で問い合わせて近い色合いのガラスを送ってもらったら、こちらの思っていたガラスとニュアンスが全く違ったガラスが届いたこともある。若い担当者に「フィッシャーの何番のガラスのような・・・」と言ってもフィッシャーなんて知らない世代なのだからこれは仕方ないのであるが・・・

先日同業者のニシダさんと電話で話したのだが「東京の某問屋に行ったところ、ガラス棚がスカスカで酷いもんだよ」とのこと。「問屋もみんな廃業するんじゃないかと思えるほど」とのこと。またステンドを作るにはガラスの他に鉛のレールや真鍮や銅などの金属を使うのだが、銅テープや半田など値段が1.5倍になっているとのこと。戦争が起これば金属の値段は上がるし、この円安であるし・・・

デザインするにも苦労する。頭の中で「この部分はあのガラス」と考えても、この前まであったガラスが廃盤になっていることも多い。
また元々ステンドグラス制作というのは、元板の中の流れや色味の良い部分を使うのであるから、元板の一部分の使用となってしまう。ガラスによっては元板の1/2や1/4を買うことも出来るが、「このガラスのこの部分だけ買う」というわけにはいかない。
昔だったら「その内に残った部分は別の作品に使うだろうから・・・」と簡単に言えたが、70歳ともなると老い先も考えねばならない。

数年前にワタクシとはデザイン性が全く違うが、美しい作品を作っていた方が亡くなり、彼の友人何人かでアトリエの片付けをしたそうだが、引き取り手の無いガラスの処分に本当に困ったという話を聞いたことがある。そうだろうなと思う。ガラスの値段は元板(60cm X90cm程度)は1万から5万円以上するが、運搬は重ねて運ぶことが出来ないし、大体が3mm前後の厚みであるから割れやすいし、傷を付けられないので乱暴に扱うことが出来ない。その上重いし、置いておくにも場所を取る。

断捨離を考えていてはステンドは出来ないし・・・かと言って自分の在庫しているガラスだけではデザインが限られてしまうし・・・

かつてある木工作家が言っていたけれど「鍛造作家なんて良いよな!重いけれど割れないし、錆びたって使えるし、大体間違って切っても溶接出来るし・・・それに鉄なんて値段の上下があるとはいえ木やガラスに比べたら安いもんだし・・・」と。

かくしてデザインするにもなかなか悩ましいのである・・・

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秋の出払い

田舎では「出払い」という村の共同作業が課せられる。年に何回かある。春や秋の主に農道を対象にした道作り(砂利道の水切り、側溝の泥上げ、草刈り、農業用水の土砂撤去等)と村が持つ共有林の伐採や草刈り、公民館周辺の草刈りなどで年に6回程ある。その他通学路の雪かきなどもある。
この「出払い」という言葉は「共同作業に参加し肉体労働を提供して払う」という事から来ている言葉のようで、反対に共同作業であるから参加しなければ「出不足金」として数千円を取られる決まりである。
またこの作業は集落の最小単位である「常会」毎に決められた丁場で行われる。

で、昨日は秋の道作り出払い出会った。杖なしで歩けるようにはなったが、鋤簾(じょれん)で側溝の泥上げなどはまだキツイが、現在の丁場は春は結構キツイが秋は楽な丁場であるし、作業後に来年の常会の役員決めがあるので、まず来年度も役員になることはないとは思うが、カミサンではちょっとである。
作業前にそれとなく「ワタクシまだ足が不自由なので本日は悪しからず・・・」とアピールしておく。

天気は良く、山が綺麗に見える。
丁場では各々が鋤簾や草刈機で作業を始める。ワタクシは刈った草を熊手で道路脇に寄せたり、途中草刈機の台数が足りないので家に取りに行く人達を軽トラの荷台に乗せて運んだりとテキトーに働く・・・
簡単な丁場なので小1時間でほぼ作業終了。これが春だと3時間は掛かるのだが、秋は楽である。

作業終了後ペットボトルのお茶が配られて休憩。

その帰りに公民館に集合しての常会会議。いつもなら懇親会で飲み食いの前にやる会議である。
冒頭、常会の金が90数万円余っているとのことで、役員報酬を出すだのの意見もあったが、コロナ禍を鑑み1軒1万円程度配ると決まる。
この金であるが、町や国からの補助金(道普請など中山間整備補助金?、雪かきに対する出払い作業の補助金?など)が常会に入るのだが、コロナ禍で懇親会などの費用が掛らずに貯金していた分である。ま、順当な配分方法である。
次に30年前から住み着いた余所者である人が「俺、常会を抜けたい」と発言。彼は現在副常会長であるから、来年は常会長と決まっているのにである!明文化した規定があるのか分からぬが、今まで常会を抜けるといったケースが無かったらしく揉める。この人(多分80歳前だと思う)、自分勝手な人であり理屈の通らない人として皆から認知されている人だから面倒臭い。喧々諤々の議論の末、今後は役を免除する上で常会員として残す?と決まる。ちょっと笑ったのは「まあそう言わずに、今までせっかく一緒に暮らして来たのだから・・・田舎ではこうやって助け合って暮らして来たのだから・・・」との意見が割合若い人から出たこと。都会じゃ考えられないだろう。
何だかなぁ〜。ま、居ない方が何かとスムースに運ぶ人なので・・・

最後に来年度の役員決め。
常会長や副常会長、衛生班長(月1回早朝の資源ゴミ収集の立ち会い)、公民館班長(集落運動会や文化祭の世話)、組世話人(常会が幾つか集まった単位で主にどんど焼き作り)、水田転作委員などなど12の役があるが、農家でも寺の檀家でもないワタクシはそのうちの9つの役の内、何年かに一度は何かしらの役を引き受けねばならないのである。ただサイワイなことにワタクシの住む常会は現在30数軒もあるし、この9つの役は全て一度はやっているので、まあそうそう当たることはないのである。
今年も無事セーフ。

帰りに持ち帰り用に豪華弁当とビールとお茶が配られ散会。
アア、ツカレタ!

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雨中の稲刈り

昨日の事から。朝カワダさんから電話。「ミズハラさんが来ているが、画題探しの為に身曽岐神社や七賢を見たいと言っているので10時までに来てくれ」との事で、慌ててカワダ邸に。今日は肌寒く、膝の手術後が痛む。身曽岐神社をざっと見た後、七賢酒造に行くも大して見るものもないし、付近の喫茶店は定休日。ちょっと離れた所にあるジャズ喫茶でコーヒー。

能舞台

少し歩いただけで痛む。その後本郷高校山岳部岳友会の小屋にちょっと寄り、井戸ポンプの修理に立ち会い、カワダ邸に戻る。昼食はカワダさんが蕎麦を打つ。なかなかに手際いい。ちょっと太いが蕎麦の風味良く美味かった。
明日のイッペイさんの稲刈りに備えてミワさん、ウシダさんがそれぞれ来る。

で、本日はイッペイさんの田圃の稲刈り。「雨天決行」との事だが朝から生憎の雨。ワタクシは膝のせいで役には立たないがカミサンの焼いたパンプキン・ケーキを持って10時頃に田圃へ。カワゾエさん、アドアルと奥さんのユリさんも手伝いに来て雨の田圃で頑張っているが、雨のせいでバインダーの結束部分に直ぐに紐が絡んでしまい苦戦している。ペンチやラジオペンチやドライバーで絡んだ紐を外しても直ぐにまた絡んでしまう。雨中で使うとどうしても結束用の紐が絡んでしまうのは、この小さなバインダーの元々の欠点らしい。
まだ半分も終わってはいないが雨の中で手で刈るわけにもいかず、11時過ぎに本日の稲刈りを中止することになる。皆さんドロドロ。
イッペイさん宅横の新しい巨大ガレージというか作業小屋で芋煮とおむすびの野良飯を頂き、14時頃に解散となる。

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寒っ!

昨日は午前中まで雨だったが、台風は我が家にはほとんど影響なく過ぎ去ってくれた。
ただ台風が過ぎ去った後に急に寒気が入り込み寒くなった。

で、今朝は曇り。朝7時半で外は9℃。アトリエは18℃を切っている。
寒っ!

天気予報では長野は昨日より10℃下がるとのこと。

アトリエでTシャツに長袖シャツ、長ズボンでじっとデザインを描いていたら震えがくる。イヤハヤ、もうストーブの季節であるが、先日裏のホームタンクに灯油の配達を頼んだら、何と1Lが120円!ガソリン並みである!

でも寒い。ストーブ点けよかな・・・?

仕事は現在ガラス問屋に在庫確認中。ワタクシが好きで多用していたガラスが次々と廃盤になっている。メーカーに対する環境規制が厳しくなり、廃盤にせざるを得ないようだが、どういう訳かワタクシの使いたいガラスばかり・・・と思えてくる。またコロナ禍で輸入コストも上がりで・・・

使いたいガラスが入手できなければ、デザインを変更せねばならずにイライラ。

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