気晴らし

今日も良い天気である。朝食を食べてから歩いて数分の牧草地の斜面でコゴミ採る。群生しているので15分もあればスパーの袋一杯採れる。天ぷらでも、マヨネーズでもおかかに醤油でも美味い。
後処理をカミサンに任せてアトリエにこもる。大まかなデザインは出来ているのだが、何か足りない。線もイマイチ面白くない。描いては消しのドツボに嵌っている。

午後も描くが面白くない。

山吹が満開となりフライのシーズン到来である。IMG_5001(変換後)庭先の川は田圃に水を取られて渇水気味であるが、気晴らしに今シーズン初の釣りをすることにする。
アトリエに立てかけてあるフライ竿にはリールが付けっぱなしであるし、リーダーにはホコリまみれになったNo.12のエルクヘア・カディスまで付いている。いくらなんでも12番では大き過ぎるし、ティペットも傷だらけである。リーダーはそのままにしてティペットを交換してフライ・ボックスを開ける。さてこの時期ならNo.16のエルクヘアー・ダンで良い思いをしているが、生憎フライ・ボックスにはない。もう何年もフライを巻いていないのだからしょうがない。引っかき回していたらNo.16のCDCダンがあった。ウェイダーを履くのは面倒と、いつもの長靴で庭先の川に下りる。さて一投目、強い風に流されて対岸の葦に引っ掛かる。ここは必ず魚が居ついている場所であり、対岸に渡って鉤を回収していたら魚に逃げられる。仕方ない、リーダーを引張ってティペットを切って後で回収することにする。で、またティペットを付け直してフライ・ボックスを漁る。サイワイなことに16番のシンセティック・マテリアルで作ったダンがあったので付ける。IMG_5004(変換後)で、二投目。上手く流れに乗って30cmも流れたと思ったらガバッとアマゴが飛び出す。23〜24cmのアマゴである。今シーズンは幸先がいいと強い引きを楽しんでから寄せて写真を撮ろうと、左手でベストのポケットのカメラを探っていたらフックが外れて逃げられる。

ここで1匹目

ここで1匹目

まあどうせリリースするのであるからと場所の写真だけを撮って対岸に渡って先程のフライ鉤を外そうとしていたら滑って右足の長靴が水没する。ツイていない時はこんなものである。次の堰堤下を狙う。IMG_4999(変換後)なかなか出ない。5〜6投目にやっとヒット。またもや23〜24cmのアマゴである。今度は慎重に足元の浅瀬に寄せてカメラを構えたら、またもやピッとジャンプ?して逃げ去る。アハハである。どうもフックの鈎先が甘くなっているようだ。

2匹も掛けたらもう十分に満足。
岩に腰掛けて禁断の煙を吸う。長靴を履いてから30分の気晴らしであった。

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