〇〇君逝去

昨夜、東京のK君から久しぶりの電話。久しぶりの電話だからロクな知らせではないと思いつつ、「ひょっとすると〇〇が亡くなったのではないか?」と一瞬思う。K君も何か奥歯に物が挟まったような感じながらも、お互いの近況報告などし合う。
一通りの近況報告が終わった後「実は〇〇が亡くなった」とのこと。
妙にやっぱりと思う。実は一昨日、カミサンがひょんなことから「〇〇さんはどうしているの?」と聞かれ「色々苦労したけれど、今は再婚して〇〇郊外に住んでいる」と話したばかりだった。
彼とは小学校からの同級生であった。
色々世話になったし、世話した事もあった。
最期まで連絡のあったK君には亡くなってから数日後に奥様に託したお別れの手紙が届いたとの事。
「延命処置はいらない、葬儀も必要ない、墓もいらない、友人達にも知らせるな・・・」との遺言だったとか。
様々な苦労の最中に奥さんを病気で亡くし、単身地方で働き、その後5年ほど前に再婚し、新たな地で家も建ててやっと落ち着いたと思っていたのだが・・・

もう一度会いたかったなと思う。

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