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宝くじを買えって?

この町には有線放送なるものがある。朝6時半、昼12時15分、夜7時30分、夜9時に町からのお知らせや、区(村)、学校・消防・交番などからのお知らせが流れる。大体に於いてあまり有用な情報は流れないが、どこそこで工事をやるので通行止めだの、台風が来ているので下校を早めるだの、どこそこが火事だの、こんな風体のお年寄りが行方不明だの、誰それが亡くなったとか、ちょっと役立つ情報も流れる。

で、今日の昼の放送を聞いていて笑った。役場総務課企画統計係からのお知らせで「サマージャンボ宝くじを25日まで売っている。6億が当たるチャンスである。売り上げは各地方へ配分さるので皆さんこの機会に宝くじを買いましょう」と大凡以上のような放送であった。う〜ん、金の無い町であるから沢山売れて補助金が沢山入ればと思ってのことであろうが、やっぱり?・?・?である。おまけに町内では宝くじの販売所はなく、茅野か諏訪の町まで出なければ買えないのだが。

宝くじは公営ギャンブルとはいわないのかもしれないが、やっぱり賭け事に近い。とすると競馬・競輪・競艇だって公営である。そのうち町の有線放送で「菊花賞がいついつあります。馬券の売り上げは地方への補助金にもなります。皆さんいっぱい馬券を買いましょう」とでも放送するのかしら?

う〜ん、手っ取り早く自治体が金を得るなら、『酒・タバコをどんどんやって、宝くじを買って、競輪・競馬に競艇にどんどん行きましょう』ですな。

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阿弥陀岳南陵無名峰

今日は立沢区公民会主催の区民登山である。昨日は午後から結構な雷雨となったので心配したが、今朝はガスってはいるが降ってはいない。雷雨が予想されるので10時半を目途に登れる処までとする。05時半に改善センターに集合し、車に分乗して舟山十字路に行く。下は保育園年長5才から上は72才まで25名である。広河原沢橋先の南陵取り付き下で1本の後、尾根までの急登を登る。先頭のワタクシの直ぐ後ろは5才の女の子、不満も言わずに頑張って登って来る。尾根に出ても真っ直ぐな急登は続く。後ろの方に付いた公民館主事からトランシーバーで「そろそろ1本を!」と時々声が掛かるが「まだまだ!」と無視して登る。途中2本ほど休んで青ナギへ。皆、歓声を上げる。

IMG_1597(変換後)ここで1本。記念撮影を済ませてから無名峰への再びの急登。10時半、無名峰の100m程手前のピークに着く。ガスっていて何も見えない。ここで昼食とする。丁度弁当を食べ終わった頃から急にガスが上がり、南陵上部と阿弥陀岳頂上、中岳、赤岳、ツルネが見え始める。ヤレヤレ良かった、である。連休の混雑を考えて阿弥陀岳南陵無名峰と決めたのだが、景色が見えないとなるとただただキツイ山となってしまうが、一番の見所でガスが上がってくれたのである。皆、広河原沢奥壁や南陵上部、赤岳に歓声をあげる。IMG_1605(変換後)IMG_1635IMG_1637(変換後)IMG_1647(変換後)
11時半、下山開始。青ナギまで戻り1本を取り、そろそろ出発しようとしていたらバリバリと雷鳴が来る。改善センターの館長から下は雷雨との連絡も入る。急いで下山するもパラパラと来るがさほどではない。キツイ下りが続く。やはり後方のトランシーバーからは「そろそろ1本」と声が掛かるが、やはり無視。途中雨具を着けるも大した降りとはならない。下りのルートを何処にするか迷う。登りに使った取り付きの急登は、もし豪雨に遭えば滑りやすくて不安である。そこで旭小屋へのルートを下ることとする。ここは少しガレ場があるが土で滑るよりはマシと考えて下る。崩壊が進んでいるが旭小屋まで一気に下り、旭小屋下の立場川との合流点で大休止。後はノンビリ林道を下り、14時40分頃には舟山十字路の車に帰りつく。その後は改善センターにて打ち上げの飲み会となる。林道に下りてから我慢して水も飲まずに待った甲斐がありビールが旨い。子供達はサッサと食べるだけ食べたら鬼ごっこを始める。子供も強いが、立沢の大人も強いものである。72才のナカザワさんは最後に挨拶に立って「毎年この登山が楽しみで、5月になると毎日40分のウォーキングを始めてこの登山に備えている。来年が楽しみ」と言っている。この区民登山では横岳を除いて八ヶ岳は全て登っている。混雑や人数、子供から大人までを対象に考えると、さて来年は一体何処に行けばよいのやら。

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登山説明会

昨夜は地元小学校の学校登山に関してのPTA説明会。5・6年生の親に登る山の概要や装備、食料等を実物を見せつつ説明する。40名程の父兄の内、男親は4〜5名、後は母親である。昔は人前で話すのは得意な方であったが、田舎生活が長くなると共に、或いは歳を取ると共に苦手となる。
熱心にこちらを見てメモを取る親、質問する親、反対にガムをクチャクチャ噛みながらの親、スマホに夢中な親と様々である。疲れる。

本日は原村のクラフト・フェアーにムスメとカミサンで行く。陶芸・ガラス・木工・皮細工等のブースが大凡100ブース程も出展していただろうか。駐車場も満杯である。ワタクシはこういったクラフト・フェアーには全く興味がない。将来工芸をやりたいというムスメの参考にと思って連れていったのだが、殆ど見るべき物もない。ムスメも一巡しただけで「もう帰ろう」と言う。

明日は村民登山で阿弥陀岳南陵の無名峰あたりまで20数名を連れての登山である。晴れてくれれば良いのだが。

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形見の梅酒

昨日の朝の話し。ふと仕事机の前に貼ってある紙を見る。オフクロとオヤジの没日を記した紙である。直ぐに忘れるので貼っておいたものだ。オフクロは1994年に亡くなったので、今年で20年である。そうか、もう20年か、などと考える。

暫くしたらカミサンがコップを持って「これ梅酒?梅ジュース?」と聞きに来る。水で割ってあったので一口飲んでもよく分からない。ピアノのレッスンに来る年輩の女性にお出ししようと思ったらしい。昼前、ピアノレッスンが終わってから、カミサンがまたアトリエに入って来る。「あれは梅酒だった。ちょっと飲んだらドキドキして。お出ししなくて良かった」とのこと。「そう言えば今見たら食品庫にまだ色々ある」とのこと。で、カミサンが埃だらけの瓶を5〜6本引っ張り出す。瓶の蓋に「『梅酒 平成元 6.17』と書いてある字はお母さんの字じゃない?」と言う。タイミングの良いことである。IMG_1580(変換後)IMG_1581(変換後)確かオヤジが東京の家を引き払ってこちらに来る時に沢山持って来て、既に何本かは飲んだ記憶があるがまだ残っていたようだ。琥珀色になっている。ちょっと試飲。とろ〜りとまろやかである。平成元年だとすると25年の古酒である。これは良い物を見つけた。他にもオフクロや義母から貰った平成3年の物などもある。当分楽しめそうだが、梅酒はカロリーが高そうなので要注意である。

午後、久しぶりにコマイ母娘さんがいらっしゃる。上の方に買った土地の伐採の様子を見に来た由。相変わらず沢山の宿題を背負って忙しそうである。

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自衛官募集を見て

高3のムスメ宛てに自衛官募集の葉書が来る。たしかムスコが高3の時にも来ていた。ワタクシの時代は盛り場で遊んでいる不良少年に募集係の自衛隊員だか協力隊員とでもいうのかが声を掛けて一本釣りしていた。
憲法改正が難しいとみるや、解釈変更という詐欺的手段で集団的自衛権が閣議決定されたが、恐らく現役自衛官にとっては複雑な心境であろう。
ワタクシは昭和27年の生まれで『戦争』や『戦後』といった実体験はない。ただ『戦後』に関しては前にも書いたが、電車の中やお彼岸などの霊園で見かける傷痍軍人の姿を『辛く』、そして『恐ろしさ』を持って見ていた。2才年下のボンボンには記憶はないのだろうか。

叔父は旧制高校の時に海軍と陸軍に志願し、合格通知が早く届いた陸軍飛行隊に入った。担任であった俳人中村草田男先生が叔父の為に詠んで下さった句を胸に、神宮外苑競技場での学徒出陣式に臨み、以後パイロットとして多くの仲間を失いながらも奇跡的に帰還した。
ワタクシが学生の頃だったか、デモに明け暮れていた頃、叔父の旧制高校時代の話しを聞いた。「あの当時、もうそれしか選択肢はなかった。天皇なんか関係ない。同級生は陸軍より格好良かった海軍を志願したが、俺はそんなことどちらでもよかった。早く来た方を選んだ。」「俺は志願して戦争に行ったが、学徒出陣式の時、演説をする奴等を見て『オレハコイツラニコロサレル』と思った。」「右でもいい、左でもいい。だが、絶対に戦争だけはする国にするな。」

常に正義を振りかざし世界の警察を自任するアメリカで、ベトナム帰還兵がどのように扱われたのか。『プラトーン』や『ディア・ハンター』『地獄の黙示録』『フルメタルジャケット』等々の映画は何故作られ、何故ヒットしたのか。そしてイラクやアフガン戦争に正義はある信じられるか?アメリカのポチとして戦えるのか?

したたかな外交が出来ずに『戦力』に走る様を自衛官はどう見ているのだろう。
東大教授であったクボタくんが言っていたが「東大生というのは度し難いぜ。笑っちまうのはきちんとした言葉遣いが出来ないから日航のスチュワーデス呼んで『礼儀・言葉遣いの講義』を受けさせているんだぜ。そんな程度のが医者や外交官になっちまうんだぜ。」と。ま、これは先ずボンボン首相に受けさせた方が良いかもしれないが。

 

 

 

 

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