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GWだから隠遁生活

今日からGWであるから、例年のように家に閉じこもる。
食料品は一昨日諏訪の街で大量に買い込んであるので安心である。

今年は山菜が早いので、そろそろコゴミが出ているのではと近くの牧草地に歩いて行く。今日はどうも膝の調子が悪く、足を着く度に外側に鈍い痛みが走る。
まだ出だしたばかりであるが、太いのが枯れ草の下に隠れている。買い物袋半分程度採れる。
裏庭にはタンポポが満開。そろそろ1回目の草刈り時期であるが、タンポポの花が終わってからにしよう。この辺ではどの家の庭先でも芝桜だらけであるが、白色ならまだしもドギツイ赤やピンクの芝桜はどうの好かない。タンポポの方がよっぽど景色に似合うと思うのだが・・・

さて、娑婆は軽井沢とは比較にならないが、それでも観光地の端っくれ、あと何日かは観光客の車で混雑するので隠遁生活である。一年で一番美しい季節なのに!!!

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ズボンのお直しと青春時代の想い出

先日、近所の方がお亡くなりになり、告別式に参列する為に久しぶりに喪服を着た。
昨年の1ヶ月の入院時、ヘルシー食のおかげで5Kg痩せたのであるが、退院後は余り歩くなとの主治医の指導と殆ど肉抜きのヘルシー食へのリバウンドから5Kg以上太ってしまい、全てのズボンのウエストが若干きつくなってきた。喪服も勿論である。

ワタクシの喪服は大学4年の頃、病気がちなオヤジ(年中入院、手術していた)が何かの手術前で(なんせ内臓は食道と直腸以外の全てをほぼ全摘、腎臓片方、前立腺などを摘出、肝臓がん、がん転移による大腿骨骨折、腸骨骨折などなどがあり、どの部位の手術か覚えていない)、オフクロが「今度はちょっと危なそうだから喪服を作っておいた方が良い」と考えたのだろう、三越だか高島屋だかに連れていかれてイージー・オーダーで喪服を作ってくれたのである。であるからもう50年前の喪服であるが、良い生地の喪服であったし、田舎暮らしであるからそうそう着ることもなく、一度ウエストを少し延ばした程度で今でも新品同様である。
であるが50年前の喪服であるから縫い糸が弱っているのでは?という恐怖心がある。昔は制服のズボンのお尻の縫い糸が切れて、パックリとパンツ丸見えなんて事はよくあったが、この歳で、おまけに喪服ではコワイ。

それにトラウマもある。高校1年の時だったと思うが、何処か海の近くに遠足に行き、岩の上から飛び降りたら、コットンパンツの腿の内側の糸が40cm程度裂けてしまい、これには困った。辺りには家もない海岸線。200m程離れた所に一軒だけ洒落た白い西洋風民家があるだけである。
友人に「ちょっとあの家に行って針と糸を借りてくる」と言い残してその家に行ったのである。呼び鈴を押したら妙齢の美しい女性が現れ「まぁ、それは大変。縫ってあげましょう。さっ、どうぞお上がりになって」とリビングに通された。「遠足でいらしたの?」とか「どこの学校?」とか・・・。洒落た紅茶カップに紅茶まで淹れてくれる。ワタクシまだ純情な高校1年生。ドギマギである。「ズボンお脱ぎになって」には「イエ、自分で縫いますから針と糸を貸してもらえないでしょうか」に「私、裁縫は得意だから大丈夫。さっ、お脱ぎになって」に仕方なくズボンを脱いで手渡すが、なんとも・・・エィッ!なるようになれと下半身パンツでフォファーに座って紅茶をいただきながら、向かいに座って器用に縫ってくれる女性とおしゃべりをする。家は海辺にあり、大きな掃き出し窓からは目の前に海が広がっている。「ここは別荘なんですか?」「いえ、主人と二人暮らし。周りには家も店もないので主人が居ない昼間は寂しい所なのよ」「・・・・・・」。

縫い上がるまで緊張の時間が続く・・・

フト窓の外を見ると手で口を押さえながら今にも吹き出しそうな顔が二つ三つ!思わずこちらの方が笑い出してしまった。妙齢の美しい女性、それに気づいて「まあ、お友達が心配して迎えに来てくださったのね!」悪ガキ共「イエ、貴女が心配で!」「バカヤロウ!」。
そそくさと縫い終わったズボンを履き、お礼を言って玄関を開けたら悪ガキ共が整列していて「アリガトウゴザイマシタ!」。
「バカヤロウ、何しに来た」「担任のヨシナガに様子を見て来いと言われて来た」。後は彼らからの質問責め。「ずいぶん時間がかかったけど何していた?」「彼女、ナニモノ?」「本当に紅茶飲んだだけ?」。
同級生が集まっている場所に戻ったら担任のヨシナガが「お前、30分も何してた!」「30分なんて掛かってない。綺麗な妙齢の女性が縫ってくれた」「それじゃオレもお礼を言いに行かなくちゃ!」。

帰り、ワタクシ、英雄となる。

どこの海岸であったかも思い出せないが、裂けたコットンパンツが薄茶色だったこと、妙に色っぽい女性だったこと、窓からの海が綺麗だったこと、悪ガキが誰だったかよく思い出せないが、一人はオグチだったことは確かである。まるで青春映画というより、フランス映画であった。

話は戻るがここ数年、喪服を着るたびに不安があった。お焼香の時にスボンのお尻が裂けたら目も当てられない。この小さな町にも洋服のお直し屋は数軒あるが、どの店が上手いか分からない。
で、年中美味しいものを届けてくれる、カミサンが指導しているコーラスグループの元会計さんのキタハラさんが例によって美味しいものを届けてくれた時に聞いてみる。二つ返事で「そりゃ久保田洋服店が一番。私の死んだ兄の同級生だけど。腕が良いよ。今電話番号分からないから帰ったら聞いておく」。彼女が帰って30分もしないうちに電話があり「明日の午前中で良けりゃ一緒について行ってあげる」とのこと。翌日彼女に久保田洋服店に連れて行ってもらう。久保田洋服店は駅前通りで何百回も通っているが何となく目立たない古びた店で気付かなかった。親爺さんにズボンを見せたら「こりゃ一度伸ばしていてもう伸す事は出来ないよ」「いえ、これ以上太らないようにするので裂けないように補強して貰えないか」「この生地はずいぶん良い生地だし本物の黒だ。補強なら出来る。明日までに直しておく」。
翌午前中に取りに行くと「直しといたよ。これなら裂けることはもうないよ。歳幾つ。71か。それなら一生もんだ」「ありがとうございました。おいくら?」「300円ばかし貰うか」「エッ、300円で良いの!」「うん、300円」。信じられない。ちゃんと当て布までしてあるのに。「それじゃ悪いよ」「いや、300円」。
古い町にはこんな素敵な職人さんがちゃんと残っている。

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武蔵野市役所戸籍係のデキル女性職員に感謝!

メルボルンに住むムスメから、戸籍謄本を送って欲しいとの連絡がある。
2月中旬にオーストラリア政府にオーストラリア人との婚姻届を出したのだが、あちらの書類上の手続きに時間がかかり、やっと先月末に日本領事館にも婚姻届を出せたのだが、今度はパートナー・ビザ(永住権)申請の為の戸籍謄本が必要とのこと。先月末に領事館に出した婚姻届が日本に届き、新たにムスメが筆頭となる戸籍謄本が出来ているか不明な為、一昨日武蔵野市役所の戸籍係に電話する。

勿論個人情報であるから一切名前は出さずに、「これこれこういう事情で戸籍謄本が必要なのだが、メルボルン領事館で先月末に提出した婚姻届が日本で受理されて新戸籍が出来るには何日程度掛かるのか?」と問い合わせたところ、応対してくれた女性職員がテキパキと所内で調べてくれて「領事館などに出された書類は通常ある程度貯まったらまとめて日本の外務省に送り、外務省が内容を確認してからそれぞれの市町村に送り、各市町村では通常10日〜2週間後に新たな戸籍が出来るので、一概に何日程度掛かるかは申し訳ありませんが何ともお答え出来ないが、タイミングによっては2ヶ月程度掛かるか場合もあり・・・」と、とても親切に教えてくれた。で、「今回の場合はお急ぎのようだから武蔵野市役所の戸籍謄本などの郵送係宛に、ムスメの新たな戸籍が出来たらそれを直ぐに送って欲しいと一筆書いて同封して頂ければ、新戸籍が出来次第送ります」とのことであった。この間の対応はとても親切・適切で、カミサンにも「武蔵野市役所の戸籍係にはデキル女性がいる」と話していた。
ムスメと連絡を取ったところ「では申し訳ないが、取り敢えずオトーサンを筆頭とする戸籍謄本を先ず取って送って欲しい。自分が筆頭の戸籍謄本は出来次第申し訳ないが再度送って欲しい」との事であった。そこで昨日、ワタクシを筆頭とする戸籍謄本請求を翌日配達の『ゆうパック』を使って送ったのである。

で、今日、カミサンと諏訪の街での買い物中に武蔵野市の市外局番からの電話がスマホにあった。出てみたら武蔵野市役所の戸籍係の女性からであった。「本日、アナタを筆頭とする戸籍謄本の請求が届いたが、使用目的に娘のパートナー・ビザ申請の為と書いてある為、戸籍を調べたらムスメさんは既に除籍となっていました。ムスメさん筆頭の戸籍謄本でなくてよろしいのでしょうか?」との事であった。「あのう、という事は既にムスメを筆頭とする新戸籍が出来ているのでしょうか?」と聞いたところ「除籍となっているという事は新しい戸籍が出来たということになります。思いのほか早く処理されたようです。」との事。「それではムスメを筆頭とする戸籍謄本申請にそちらで変更していただくわけにはいかないでしょうか?」と聞いたところ「ではそのように処理させて頂きます」との返事であった。つまり一昨日の電話で対応してくれた女性職員が、これは一昨日の電話で問い合わせがあった人ではないかと考え、わざわざ電話で確認してくれたのだろう。感謝を述べてお願いしたが、役所の人とは思えぬ対応に感激した。誠に親切である。

人口数十万人の武蔵野市となれば郵送申請もおそらく一日に何十件だかそれ以上の申請があると思うのだが、ワタクシを筆頭とする戸籍謄本を送ったって問題ないわけで、それを「ひょっとして」と考えて電話してくれたことに先ず感謝であるし、電話で筆頭者をムスメとする戸籍謄本請求に変更してくれたことにも感謝である。

普段から役場などでは、「どうせお役所仕事だから」とどこか諦めているが、誠に親切な女性職員の対応に清々しいものを感じたのであった。

ちなみに富士見町町議会選挙では、11名中余所者2名の新人女性を含め3名の女性議員が誕生した。武蔵野市議会では男女同数となったらしいが、富士見の田舎ではこれは画期的であるし、次回はより半数に近付いて欲しいと願っている。

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のどかな春

ここのところ朝晩はちょっと冷えるが日中は暖かくのどかな春である。
梅とコブシが満開で、桜もこの辺では今日が満開。

昨日はワタクシの71歳の誕生日であった。もう70を超えりゃあ誕生日も関係ないのであるが、幾人からかお祝いのメールが届き、カミサンがショート・ケーキを焼いて祝ってくれた。

今月は毎週の医者通いの日々である。内科はすべての数値も良く、この数値を保って下さいとの事であり、ここ数年胃カメラと大腸ファイバーの検査をしていなかったので、この二つをやりましょうとの事。
術後9ヶ月の整形外科の診察では「骨がだいぶ付きました。ただ7月にプレートを抜去出来るかは3ヶ月後の検査次第ですね。それからタバコは?」「ふ〜む、ここのところ忙しかったのでちょっと嗜む程度に・・・(そんなこと言ったらひと昔前の人は骨折したら絶対に付かなかったじゃないですか!とはグッと堪える)」「どれくらい歩けますか?」「先日は9000歩ほど」「そりゃ歩き過ぎです。歩いたからといって骨がつくわけじゃないですから・・・(前の診察の時にはどんどん歩いて良いと言ったじゃないですか、もグッと堪える)」。
明日は眼科。加齢黄斑変性が左目に出ているので半年に一度の検査である。
来週18日は泌尿器科。こちらは前立腺肥大の薬を貰いに。

あ〜ぁ、歳とると碌なことはないのである。

夕方庭を歩く。スイセンが咲き、チューリップの葉がだいぶ伸びてきたし、何本かあるタラの芽の二つが食べ頃となっていた。

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一応完成したが・・・

桜はまだだがコブシや梅が咲き出し、河原柳の新緑が目に新鮮である。

数日前に「ベルばら調」は一応完成したのだが・・・
人間の瞳というのは難しい・・・ダブルグラスも施したのだが。ちょっと時間を置いてどうするか考えている。

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